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「夕張鹿鳴館」の管理・運営返上 老朽化で観光会社(2008年10月18日共同配信)
北海道夕張市が所有する約20の観光施設を管理・運営している観光会社
「夕張リゾート」は18日までに、建物の老朽化などを理由に「夕張鹿鳴館」
など3施設の管理・運営から撤退すると市に伝えた。鹿鳴館は昭和天皇も
1954年に宿泊した由緒ある建築物。市は財政破たん後、観光施設の売却
や民間委託を進めており、今後は廃止も含め対応を検討するが、保存を求め
る声も上がっている。
3施設は、鹿鳴館のほか、蒸気機関車(SL)を展示する「SL館」、
「世界のはくせい館」。
鹿鳴館は1913年に炭鉱会社が設けた和洋折衷の建物で旧称は北炭鹿ノ
谷倶楽部。芝生が広がる庭園を備え、主に社幹部らの迎賓館として使われた。
炭鉱閉山後の84年に市が買い取り、一般公開もされていた。
夕張リゾートは昨年、市と10年間の契約で観光施設の管理・運営を受託
したが、3施設は柱や基礎部分が腐食し、SLはいつ倒れてもおかしくない
状況。修繕には億単位の費用が見込まれ、市も夕張リゾートも負担は困難だ
という。