09/12/11 19:48:44 dLUKZ37A
>>840
環境と言ってもいろいろあるから。原動機自動車の環境上の問題である一つ、
NOXを始めとする有害物質の発生や騒音は電気自動車やハイブリで軽減される。
CO2の発生量を指標の一つとするエネルギー消費量では大型発電所で作られた
電気だから同じ石油を燃やすにしても自動車の中で燃やすより効率はいいし
有害ガス・粉塵除去も徹底することが考えられる。もちろん騒音は隔離。
充電池の自然放電ロスや価格も軽減する技術に目処が付いたから電気自動車が
また騒がれている。
電磁制動を使えばスピードのエネルギーもブレーキで多少回収できる。
これは鉄道でもやっている。
でもエネルギー供給の面で多少環境負荷の改善があっても走行抵抗は
アスファルトとゴムタイヤを使っている限り、レールと鉄輪にはかなわない。
同じ重さと速さならどうしてもタイヤと道路が熱くなって逃げる無駄な熱が
鉄輪とレールの間の熱よりかなり多い。札幌の地下鉄でもそれを少しでも改善
するために特注のゴムタイヤや鉄板軌道に変えたりしている。これもでも
大型の車両でハンドルを切って方向転換するわけでないことや、路面状況が
覆いやトンネルで安定しているから出来ること。電気自動車が普及しても
自動車と鉄道は住み分けがなされ、一言で環境優位性と言うならば鉄道に
分があることに変わりない。環境劣位でも今でも皆マイカーも使ってるし。