07/03/03 12:49:55
国交省は01年、道路運送法などに基づく自動車事故報告規則を改正。トラックやタクシーなどとともに、
バスの事業者(路線・貸し切りとも)に対しても、新たに運転手の健康状態を理由とする交通事故について報告することを義務付けた。
運転手が事故を起こす前の勤務状態についても細かく報告を求めた。
同省によると、事故件数は路線・貸し切りを合わせて01年は3件だったが、
02年12件、03年18件、04年が27件と年々増加。05年も22件と高いままになっている。
症状別では、心筋梗塞、クモ膜下出血、心不全の順で多く、脳血栓や失神などが続き、82件の大半で運転手が死亡しているという。
同省自動車交通局安全監査室は82件について「(運転手が)通常勤務をしていて突然死する事例もあり、分析は難しいが、過重な労働が要因のひとつといえる」と話している。