07/05/05 21:15:41
>>65
>黄道との離角の問題と実体がないッつう問題
まず、実体がない、ということについて
これはMC、ASCもリリスと同じで、これらは惑星でないから実体があるとは言えない。
MCは子午線上を南北に、ASCは地平線上を南北に、どちらも黄道と共に移動する。
といっても、これはあくまで天球上の実際の位置の話で、チャート上でハウスが変ったりする
わけではない。リリスは黄道上を移動するので、ハウスも変るし、変化は勿論MCなどより激しい。
さらに言えば、黄道上に常にあるのは太陽だけなので、天体の黄経が実際の精密な天体位置を表して
いるわけではない。そこで近年の占星術では、天体と言わず感受点という呼び方をすることもある。
次に、黄道と大きく離れる現象について
月や水星、冥王星は黄道との交差角度が大き目なので、黄道と大きく離れたときの黄経には注意がいる。
トゥルーリリスは、この黄道から大きく離れることがある、という点で、実は解決しなければ
ならない問題を抱えている。ミーンリリスはそもそも黄道上の位置なので、この問題はない。
以上の話は、感受点の影響力の大小評価とは別のことです。