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久留米物流サービス無免許運転:アルバイトにトラック 会社、乗務記録付けず /福岡
6月8日15時1分配信 毎日新聞
◇特別監査、処分を検討--国交省
久留米市東櫛原町の運送・倉庫管理会社「久留米物流サービス」(時川満夫社長)が、無免許と知りながらアルバイトの男性(48)に業務でトラックを運転させていた問題で、同社が貨物自動車運送事業法で定められた「乗務記録」を付けていなかったことが7日分かった。
国土交通省九州運輸局は「事実であれば、特別監査をし処分を検討する」としている。
同法は、業務でトラックを運行する事業者に、運転日時や走行区間、距離などを記す乗務記録の作成と保管を義務付けている。
同社によると、正社員には乗務距離などに応じて歩合制で給与を支給するため記録を付けていたが、男性は時給制のアルバイトだったため、作成しなかったという。
男性は4月24日、久留米市内で会社のトラックを無免許運転したとして、久留米署に道交法違反(無免許運転)の疑いで検挙された。
同署が会社を家宅捜索したところ、乗務記録はなく、勤務日誌などで今年1月5日から4月24日までの間、男性が無免許と知りながら
トラックを計43回運転させたとして7日、会社と上司の係長(59)を道交法違反(無免許運転下命)容疑で、男性を無免許運転の疑いで久留米区検に書類送検した。
また、男性が担当していたのは久留米市が同社の関連会社に元々委託していた業務だった。
契約では、業務を別の会社に再委託することは禁じており、市は関連会社からも事情を聴いている。