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神奈川県警高速道路警察隊は２２日、同県松田町の東名高速道路上り線で大型トラックを運転中、前方の安全確認をせずに進路変更し別のトラックに追突した福島県伊達市、トラック運転手、鈴木健二容疑者（３８）を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕した。
調べでは、２２日午前４時２５分ごろ、東名高速上り線で、３車線の中央車線を走行中だった鈴木容疑者のトラックが、左車線に車線変更したところ、前を走っていた千葉県長柄町、トラック運転手、網野和彦さん（４０）の大型トラックに気づくのが遅れて追突。
弾みで鈴木容疑者のトラック運転席後方の仮眠スペースで休んでいた４０歳代の知人女性が車外に投げ出され、全身を強く打って死亡した。
運転手２人にけがはなかった。
追突されたトラックは荷台が大破し、長さ５－６メートルのガス管用パイプ約１００本が道路に散乱した。
鈴木容疑者は、大阪から茨城県牛久市へ冷凍食品を運搬中だった。
この事故で御殿場－大井松田ＩＣ間の上り線が通行止めになっている。
(2007/06/22 10:57)産経新聞