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自転車で阪高走る 女性会社員はねられ重体 東成
3月3日15時46分配信 産経新聞
３日午前４時１５分ごろ、大阪市東成区中本の阪神高速東大阪線下りで、「女性が自転車で走行している」との１１０番通報があった。
府警高速隊が駆けつけると、近くに住む女性会社員（３０）が路上に倒れているのを発見した。
女性は頭を強く打つなどして意識不明の重体。
現場には女性の自転車のほか、車の部品の破片が落ちていたことから、府警高速隊は自転車で走行中の女性がはねられたひき逃げ事件として捜査。
約１時間後、トラック運転手の男が現場に現れ、「何かにあたった」と供述したため、業務上過失致傷と道交法違反（ひき逃げ）の疑いで、東大阪市本庄西の運転手、吉田利之容疑者（３４）を逮捕した。
調べでは、女性は搬送される際にアルコールのにおいがしたほか、「ふらふらと自転車に乗っていた」との目撃情報がある。
阪神高速道路によると、当時周辺で自転車の女性が料金所を通過したとの情報はなく、高速の降り口から進入した可能性もあるという。
高速隊は女性が高速道路に進入した経緯も調べている。
高速隊によると、高速道路への歩行者や自転車の進入は、しばしば発生。平成６年には住之江区の阪高堺線を逆走した自転車の女性が車に衝突、死亡したケースがある。
最終更新:3月3日15時46分