07/05/27 01:44:09 L1xX6zSG0
改めて。
基本的に、鉄道車輌のブレーキは、「なにもしなければ、かかっている状態になる」ように
設計されています。古くは真空ブレーキというのがありましたけれども、これはスプリング
でブレーキシューが車輪に押し付けられているのを真空状態でひっぱって解除するとい
うものでした。今のものは空気ブレーキといって、スプリングでブレーキシューが車輪に
押し付けられているのを圧搾空気で押して解除するというものです。その制御方法には
いろいろあります(電気式というのは、その制御方法を意味するもの)。
とにかく、どっかが破損したら、なるべくブレーキがかかるように作られています。そうして
おいた方が安全だからです。この思想を、フェイルセーフといいます。
もちろん、その安全装置が壊れてブレーキがきかなくなって起きた事故というのもあるわ
けですが、もともとの設計哲学が否定されるわけではありませんし、そういう設計がなさ
れていないという主張の根拠になるわけでもありません。
んで、もう終わりにしてくんないかね、喧嘩してるひとたち。