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蒲郡はJR東海道線と名古屋鉄道線と新幹線があり、新幹線への飛び込みを２件経験したので、報告する。
【事例１】：51才女、12才女
平成8年12月2日午後10時43分頃岡山発静岡行きこだま492号が東京駅より
289.920km地点を走行中、乗客が「ドーン」という音を聞き、車掌に連絡したが、
そのまま終着駅まで走行した。3～4両目の間に血液、肉片が付着していた。
翌日作業安全確認車で死体を発見した。散乱していたキャッシュカードなどから、
知多郡武豊町の親子とわかった。現場付近約８kmにわたって侵入経路を調べたが不明であった。
【事例２】：33才男
平成16年2月9日午前9時9分蒲郡市三谷町星越トンネルの名古屋側の新幹線軌道敷内を歩いている
男の姿が監視カメラで確認された。9時29分現場付近を通過した下り博多行きのぞみにはねられ隣を
走っていたJR東海道線下り大垣行きの前面ガラスに体の一部があたり、窓ガラスにひびが入った。
在来線4本が運休。新幹線は前面の強化プラスチック製の風防に穴が開いたが、三河安城駅に臨時停車して
調べ走行に支障がないということで、博多まで運行された。郵便局の非常勤職員だが、仕事のことで悩んでいたという。