07/08/15 20:38:18 AdTq3Lmc0
旧型客車が全盛の頃、乗換駅などで列車がまだ停まり切らないうちから勝手にドアを開けて
ホームに飛び降りていく乗客がけっこういた。
「列車がよく停まるまでお待ち下さい」っていう決まり文句の放送等あまり意味がないくらいに。
青森駅では青函連絡船の列に少しでも早く並ぼうと、先頭車両のドアからは次々と人が飛び降りていた。
自分も何回か経験あるけど、大したスピードでなくてもうまく降りないと転びそうになる。
実際コケて恥をかいたこともあったけど、そのうち“コツ”を掴んで、難無くできるようになった。
安全面で言ったら今の時代では到底受け入れられない状況だけど、乗客はみな慣れた様子で飛び降りたり、
また、動き始めた列車に飛び乗ったりしていた。
最後尾の客車の鎖で繋がれただけの連結面から、走り去って行くレールや景色を飽きずに眺めていたこともあった。