06/12/27 09:47:07 yavLuABO0
今でも最後に残った千葉の新聞輸送電車みたいのがあちこちにあったね。自分も昔横須賀線沿線で新聞配達を
していた。始発の前、3時過ぎにクモニ83の2両の電車が新聞を満載してやって来て、各駅で束を降ろして行く。
それを受け取って販売店へ運び、区分けをしてバイクや自転車に載せて配りに行っていた。
道路事情がよくなると次第にトラックに変わっていつの間にか消えた。
東北へ向かう夜行列車には「鳥海」とか「津軽」なんかがそういう新聞輸送の列車で、上野駅にはそういう荷物専門の
ホームがあり、次々と新聞を満載した台車を牽引したモーターカーがやってきていた。そして短い停車時間の間に車内に
投げ込んでいた。
色々な行先別のラベルを貼られた固まりがその停車駅毎に降ろされ、地元の配達員の人が受け取って行く姿も、懐かしい
昔の風景だったね。
当然、列車の発車に合わせて締切られる訳だから、ナイターの結果などは地方へ行くとまだ途中までだったり、都内と
紙面構成が全く違っていたりと、結構ローカル色が出ていた。今は支社レベルで印刷発送をしてしまうから、そんなナイ
ターの結果が尻切れ…なんて事はふつうに終わる試合なら最後まで載るようになり、順位や選手の成績も前日までの結果
を見れるようになった。ある面、すごいなと思ってしまう。