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547 名前:_ねん_くみ なまえ_____ 投稿日:2006/02/04(土) 23:34:42 ID:???
◎油性BP
最もオーソドックスなのは粘性の高い溶媒と染料色素の組み合わせ。
溶媒の粘性が高いことから、以下のような特徴を持つ。
・インクが紙に定着しやすく、あまり紙を選ばない。
・インク消費量が他方式に比べて少ない。またリフィル構造もシンプル。
(細身のリフィルでも実用的な筆記距離が実現できる)
(リフィル寸法の制約が大きい多色/多機能ペンにも適している)
・ボール径に対する筆跡の太さが、他方式より一回り細い傾向にある。
(ボールペンで細字といえば油性BPは0.7、ゲルBPや水性BPは0.5)
・筆記時、特に書き出しの際に若干の力を要することが多い。
・インクの乾燥や逆流が生じにくく、寿命が長め。
(リフィル外装や保管条件にもよるが、概ね5~10年以上)
近年では溶媒の粘性を低下させ、筆記時に要する力が少なくて済む
ようにした低粘度インクが国産メーカーを中心に主流となりつつある。
低粘度インクとしてはパイロットのA-inkやOHTOのソフトインクが有力で、
特にA-inkはゲルBPに迫る軽い筆記感を実現しており、人気が高い。