06/12/14 15:48:46
横浜港に強アルカリ性汚水排水容疑、トヨタを書類送検
強アルカリ性の工事排水を横浜港に排出したとして、横浜海上保安部は14日、
トヨタ自動車(本社・愛知県豊田市)と、子会社のトヨタT&S建設(同)の工事
長(56)を水質汚濁防止法違反の疑いで横浜地検に書類送検した。
調べによると、トヨタ自動車と工事長は、横浜市金沢区鳥浜町のトヨタ自動車横
浜事業所で整備工場の新設工事をしていた6月23日から7月5日までの間、ガソ
リン貯蔵タンクを埋めるために掘った穴からわき出た強アルカリ性の汚水少なくと
も195リットルを、横浜港に排出した疑い。トヨタT&S建設が施工していた。
汚水は水素イオン指数(pH)が最大12・7あり、同法に基づいて県が定めた
基準の5・8~8・6を大きく上回っていた。横浜海保によると、わき出た水が、
穴に流し込まれたコンクリートと混ざって化学反応を起こし、アルカリ濃度が高く
なったらしい。