06/10/13 01:05:25 VFJwB8IA
小説「天下を汝に」では、寿桂尼おばあちゃんが政治を取り仕切っていて、
さしもの寿桂尼少々ボケも入ってきて粛清発動、氏真は止められなかった……
という描写(ってか、回想)をしてた。
で、無力感に苛まれてやったのが風流踊りだっけ、という苦い回顧。
氏真を現代的な「無力だけどいいひと」と思おうとするとネックになるのかもね。
あの小説は小説で好きだが、無理に「いいひと」にしなくても、
血腥いことも含めて、いろいろやろうとしたけど失敗して
ああいう後半生を生き抜いた氏真ってのも、魅力的だとは思うんだ。