06/09/16 22:11:24 TBxd3gTG
>>356
相続を目的とする養子は、養子先の家の本姓を名乗るのがセオリー
実家の本姓を名乗る例としては頼朝の弟・阿野家を継いだ日野氏が
本姓を藤原にしたものがわずかにあった位で、ほとんど類例を見ない
吉川広家が大江を用いたのを聞いたことがないのでよくわからんが
この場合は以下の理由が考えらる
1.相続を目的としない(経安系が存続してるから?)
2.毛利家の一門意識があった。
どちらかなんだろうか?
ちなみに明治に編纂された「武鑑」には広家の末裔、岩國藩知事吉川從五位經健の出自として
「吉川 藤原 本國駿河」としてるから、広家の子孫は他聞に漏れず上記の法則に当てはまる
「藩翰譜」や「寛政譜」など、明治に至るまでの代表的な家譜を見ても
吉川は本姓を藤原にしてるな