06/10/23 00:03:41
●歌舞伎の後援会はどういうところ?(最近、ふえている質問です)
贔屓の役者を一生をかけて応援したい!という気持ちを表すため、一人一つ かつ
長く会員でいるのが、「かっこいい」と思われています 特典は色々 ↓が一般的
・その役者が出演する舞台のチケット(一等席中心)を、優先的に予約できる
・後援会の会報誌などが読める/後援会イベントに参加できる
チケット割引はなく、むしろ、チケットに色をつけて払うのが当然と思う人もいます
また、三階席など安い席を斡旋していても、いつもそればかりを頼むのは「肩身が狭い」
感じに… ファンとの交流の場というよりも、贔屓の心意気の世界とご理解ください
●歌舞伎でよく聞く番頭さんって? また、ご祝儀や楽屋見舞いなどはどうしたらいいの?
番頭さんとは…主役をよく勤める役者は、個人事務所(後援会兼ねる)をもっています
この事務所の営業兼お客様窓口が「番頭さん」と呼ばれ、女性も多いです
出演公演月、劇場入口近くに「○○屋」という札が立った受付がありますが、
そこに常駐している人が、たいてい番頭さんです
ご祝儀とは …役者に対してもあれば、いつも世話になっている事務所のお礼がわりにする
こともあり、ほとんど現金で、熨斗袋に包んで渡すのが一般的
金額は分相応、渡す人なりで、しなくてはいけないということはないですが、
歌舞伎も芸人の世界 諸々の扱いに差が出るのは当然と理解しましょう
楽屋見舞い …文字通り、役者の楽屋に直接寄ることで、むやみやたらとは行けません
楽屋行きの段取りをとってくれるのは主に番頭さんです
楽屋に行く際は、よっぽど親しい場合以外は、番頭さん・役者さんそれぞれに
ご祝儀やお礼を用意し、あまりにくだけた格好は避け、長居せずが大事
さらに楽屋内の話はあくまでその場限り 外部にやたら漏らさないように…
関連スレ:「歌舞伎の後援会」
スレリンク(rakugo板) も参考に…