07/04/08 22:20:30 o20WqJVT
試験で574.8km/h出したSNCFが営業速度360km/hと言っている背景には、
保守コスト、エネルギーコスト、騒音、安全性、輸送容量などの総合的判断があるんだろうね。
STAR21で425km/hまでしか出していないJR東も営業360km/hを目標にしているわけで、
このあたりの数字が現時点での鉄軌道営業可能速度の答えになっているということか。
FASTECHが360km/h営業をSNCFのような試験なしで実現できるなら、むしろTGVより
評価されてしかるべきかもしれない。
それ以上の営業速度が将来実現するならおそらくTGVにまたしても先を越されることになるだろうが、
それでも一気に400km/hとかましてや500km/hとかは行かないだろう。
そう考えると500km/h超で日常的に一般客を乗せている山梨リニアは、581km/hという
最高速度以上の評価があってもいいと思う。
17年前のTGV515.3km/hには果てしない可能性を感じたが、
今回の574.8km/hにはむしろ伸びしろの無さを感じてしまう。