07/04/09 22:49:38 P2urDI+t
>>138
NASAの研究グループは過去20年間の北米の気温上昇の主な原因は旅客機であったと発表しています。
高度1万メートル上空で大気中に撒き散らされた航空機の排気ガスは巻雲になることで地表からの熱の放射を遮るため「温室効果」に直結するとのことです。
URLリンク(slashdot.jp)
新幹線は航空機より圧倒的にCO2排出量が少なく、たとえ高速化によってエネルギー消費量が増加したとしてもよりエネルギーを浪費する
航空輸送から旅客を転移することでCO2排出量は大きく削減できるのです。
360km/h運転で東京~札幌3時間30~50分程度、この所要時間水準になって始めて航空機から大きな転移が見込めるわけで
世界最大数を誇るこの区間の乗客が新幹線に移転すればCO2排出量は大きく削減されることになるでしょう。
西日本方面についても中央新幹線が鉄軌道で完成して400km/h運行すれば東京~大阪は1時間30分、山陽新幹線360km/hで東京~博多は3時間20分程度、
東京~鹿児島中央でも直通で最速4時間20分程度、熊本まで3時間50分程度だから両空港の位置を考えれば、半数を超える旅客が新幹線にシフトする可能性だって
大いにありえるわけです。4時間を越える所要時間で競争力が本当にあるか異論があるかもしれませんが、SNCFの経営陣は「TGVは4時間までなら
航空に勝てる」との判断を表明しています。
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
また、私は今のダンピングした航空運賃がいつまでも続けられるとは思っておりません。
京都議定書に基づいた数値目標を達成するため環境を破壊する企業に対しては一定のぺナルティ(環境税と考えて下さい)を課す、
大きな政策変換が近い将来必ずおとづれるのではないでしょうか。