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感謝状：リハビリ中でも悲鳴の女性救出 札幌中央署が男性に ／北海道
6月19日13時1分配信 毎日新聞
札幌市中央区で先月起きた強盗傷害事件で、被害者の女性を助けたとし
て、札幌中央署は１８日、札幌市の会社員、鈴木仁さん（３３）に感謝状を
贈った。鈴木さんは当時、右足靱帯（じんたい）切断の大けがを負い、リハ
ビリ中だったにもかかわらず、悲鳴を聞いて駆けつけた。
鈴木さんは先月１５日午後７時半ごろ、同区の雑居ビル３階駐車場で、女
性を殴っていた同区の無職男>>779（３２）を見つけ、もみ合いの末、女性
を助けた。男>>779は女性の乗用車を奪って逃走したが、間もなく強盗致傷
容疑で逮捕された。
鈴木さんは少林寺拳法２段、空手初段の猛者。この日はリハビリのため同
ビルのスポーツクラブを訪れていた。「実際に人を助けるとは想像していな
かった。運がよかった」と話した。有川進署長は「見て見ぬふりをする人が
多いなか、勇気を出してくれた」と感謝した。【久野華代】
６月１９日朝刊
最終更新:6月19日13時1分