07/07/04 18:07:14 tst0Z6yV
>>570
てか明治～戦前までは、鉄道を含む大規模交通インフラ＝軍事使用前提であって、
分離して考えるのは難しいぞ。特に国鉄は。
阪神武庫川線というか国鉄武庫川線は、これは純粋に「戦争完遂」を目的とした
軍需路線だな。武庫川河口部にあった川西航空機だったかな？の軍需工場と
国鉄線を結ぶ路線として企画された。阪神は「工員輸送」を目的として、国道線と
連絡する武庫大橋までを営業区間とした。出屋敷から分岐していた尼崎海岸線は
軍需ではなく「阪急との喧嘩」で生まれた路線。阪急が阪神の営業エリア進出を
目的とした「尼崎方面線（塚口～尼崎～海岸部を経て西宮・今津方面）計画」に
反抗することを目的として、出屋敷から海岸部を経て甲子園浜で甲子園線に
連絡する「尼崎海岸線」を企画し、その一部を先行開業させることで阪急に対し
強い牽制をかけたもの。