07/04/13 04:29:39 k3AcP+00
新幹線が開通して観光需要も増える、というのはその通りかもしれないけど、
東京から北陸新幹線廻りのコースに限って言えば、スピードアップした分、
黒部峡谷も五箇山もぜーんぶ通過して金沢に抜けてしまう観光客が増えるだろうね。
黒部峡谷に関しては長野側からアルペンルートで入ってきた観光客が宇奈月温泉に泊り、
翌日トロッコ列車を体験して帰京というコースならある程度は需要はあるだろうけど、
アルペンルートにしても立山駅からはバスで金沢に向かうというコースの方が
圧倒的に人気が高い。富山の観光地・景勝地は自然や民俗文化に触れるものが多い。
こういう「体力づくり」や「見学」という要素の強いものは今の若い世代はウケない。
もっとも白樺湖、白馬、上高地といった、いかにも若い女の子が「ロマンチック~」
なんて思いそうな場所はけっこう人気が高い。もっともそれだって、自然探索を趣味
とする俺から見ると「へっ?」と思ってしまうようなことが多い。たとえば
上高地を例にとれば、シャトルバスを降りて自然探索路を歩いてゆくのはほとんど年寄り。
若い連中はバスを終点のバスセンターまで乗って、有名な河童橋できゃあきゃあ言いながら
写真を撮り合って、あとは食事しておみやげ買って帰ってゆく、なんてのがほとんど。
だいたいそういう所へ来るのにミニスカートにキャミソール、サンダルで来るくらいだし。
(それにしてもこういう女の子たち、そんなにロマンチックなのが好きなら、なんで
一番バスで来て朝5時から6時の大正池を見ないのか、と小一時間問い詰めたい)