07/01/04 01:09:13 q4o9X5sm
かつては「鉄軌道で500km/h運転できれば」と思っていたHokutoseiですが…。
本当にそこまでの速度域を追及すべきか疑問に思う今日この頃です。
試験運転は大いにやっていただいてください。
フランスの今回の高速度試験の結果、楽しみです。
ですが、実際の営業運転となると、たとえ粘着力問題と波動伝播速度問題が解決したとしても、
エネルギーコストが高くなるようであれば身も蓋もないような気がしてならないのです。
中央新幹線スレにも書きましたが、リニアの場合、粘着力も波動伝播速度も関係なく、
なまじっか空気抵抗の壁を乗り越えられるがゆえ、エネルギーコストをかけてしまう…。
500km/h運転できれば、とか、東京~(新)大阪が1時間とか、
夢を描くことは楽しいですし、日ごろその間を移動している方々は所要時間短縮を望んでいるのも確かです。
私も東京~大阪が1時間で結ばれればさぞかし、と思うときもあります。
しかし、エネルギーコストを要してまで、果たしてここまで必要なのかどうか。
人間たちの欲望は留まることを知らないのが世の常ですが、エネルギーコストや二酸化炭素排出量のことは
これからもっともっと意識しなければならない時代に突入している中で、
今後の鉄道高速化のあり方について論じてゆくのもひとつの方向のような気がします。