06/12/27 10:27:01 DZeDE9iX
以前は鉄輪軌道での最高運転速度は300km台が限界だと言われていたが、
近年空気力学を考慮した形状によるcd値の改善や制震装置の向上、高速運転に
対応した架線や線路保線精度、騒音低下など技術的課題がクリアされ、
試験走行で400~500km台の最高運転速度を国内外で記録している。
曲線半径も良好な区間が速度試験に際して選ばれる。
しかし速度に比例して大きくなる空気抵抗や震動がもたたらす乗り心地
の問題や、架線や線路基盤に与える影響と保守費用、近辺地域への騒音問題
電力を含めた経済性等の条件からみても、当面おおよそ350km台が
営業実用走行における最高速度になるだろう。
試験走行なら、現在5××km台の走行は日本の新幹線においても可能だろう。