07/08/06 07:18:39 bGlg+w8M0
KDDI、3周端数帯対応端末を秋モデルから展開
KDDIは今秋以降に発売する主要携帯電話端末に、既存の800メガヘルツ帯に加え、
新800メガヘルツ帯と2ギガヘルツ帯の三つの周波数帯に対応する機能の搭載を明
らかにした。また世界で最も普及する通信規格である「GSM」も今後搭載していく。
周波数再編に対応するとともに、世界標準端末と同一の機能を装備することで端末
メーカーの開発、製造コストを軽減し国際競争力強化を支援する。
KDDIは現在の第3世代(3G)携帯電話サービスを800メガヘルツ周波数帯を中心に
提供する。しかし総務省の周波数再編方針により2012年までに新800メガヘルツや
2ギガヘルツ帯への移行が決定。すでに基地局側の整備は進めており、07年度は約
2600億円を新周波数帯整備に投じる。
これに合わせて端末側も対応を進める。米クアルコムが開発した3周波数帯に対応する
チップセットを端末メーカーに搭載するよう要請。メーカー各社は今秋モデルから本格搭
載する。世界で広く普及する第2世代携帯電話規格「GSM」対応機能も搭載する方針だ。
こうした対応により今後販売される端末は3G、2Gとも世界市場に対応。利用者は自分の
端末を海外に持ち出して通話ができるようになる。端末メーカーはKDDI向けに開発した
端末を海外市場向けに転用することが可能になり、海外展開が進めやすくなる。
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