07/04/14 17:33:16 Z/4pbJpH0
>>718
>>715で十分説明されてるんだけど、わかる範囲で補足しようかな。
スパムに対してひっかかってくれる客の割合がどれだけ減ろうが、
インターネット上で送信されるスパムの総量はあまり減らない、ということです。
今現在、スパム10000通に対して1人の割合で客が引っかかっている業種があるとします。
その割合が、今後1/20000になったり、1/100000になったりする可能性はもちろんあります。
そうすると、一部の業者は「やってらんねー」ってことでスパムを送信することを止めます。
ここまでは誰にでも想像できること。もちろんスパム送信業者にも想像できます。
他の業者がスパムの送信を止めるということは、すなわち競合が減るということなので、
ここがチャンスとばかりにさらにスパムを送る業者も出てくるというわけです。
スパムを1万通送ろうが、10万通送ろうが、確かにランニングのコストは大差ありません。
面倒だと感じる業者はヤメ、チャンスだと感じる業者は続けるだけの話。
この流れが進んだ状態を、>>715さんは寡占と呼んだのでしょう。あながち間違いでもないと思いますよ。