07/03/24 23:22:30 4XnsigkC
京都に赴任して丸2年。警察担当もしんどかったが、一見華やかに見える宗教・文化担当もけっこうツライ。
京都ではそれでは割り切れない“商売敵”が現れた。アマチュアカメラマンである。
全国的にも名の通った神社仏閣が多い京都だけに、祭事となると、彼らはどっと押し寄せる。
舞妓(まいこ)さんでも登場しようものなら、その数はハンパじゃない。
彼らは少しでも良い場所から撮ろうと、朝早くから場所取りをする。ベストアングルに設けられる報道陣用スペースで立っていると、
必ず文句が飛んでくる。こちらもベストアングルを占めている手前、「すいません」の一言があれば腰をかがめるが、
腕章の社名を見て「産経、邪魔だ!どけ!」と頭ごなしに言われると、腹も立つ。
文句にたまりかねた某社カメラマンが、「こっちはこれでメシ食ってんだ」と言い返すのを見たことがあるが、まさしく同感。
アマチュアカメラマン達に尋ねたい。その写真、どうしても撮らないといけない理由があるのかと。
(京都総局 渡部圭介)
URLリンク(www.iza.ne.jp)