07/09/24 17:35:30 dVBEgfp70
>>400
女神・天照大神を創始したのは、記紀を偏差した天武天皇から。
それまでは、天照とは、女神ではなく男神で
アマテラスではなく、アマテルと読んだ。
日本全国の天照御魂神社は、天照国照彦火明命を祭神にしている。
天武天皇以前の歴代の天皇は、この天照国照彦火明命を
大和の始祖として祭っていた。
天武天皇は、大海人皇子の名の通り、海部氏(火明命の後胤)に養育され
壬申の乱では、尾張氏(火明命の後胤の嫡流)の支援で勝利できた。
つまり、天武天皇は、家系だけではなく、
あらゆる面で、尾張氏・海部氏に頭が上がらなかった。
実は、それ以前にも、傍系から継承した継体天皇などのように
皇位継承争いが激しかった時には、常に尾張氏の信任が大きく作用した。
つまり、大和王家の氏長者は尾張氏であり、
祭祀の面では尾張氏が宗家で、神武皇統は政治的な最高位だが、祭祀では
傍系に過ぎなかった。