07/08/13 15:41:00 s7whszDv0
>>247
獣らとは、かつての冷戦時代の社会主義陣営の中露のことであり、社会主義は死んだと考えらている
にもかかわらず、中国はその体制を変えないまま、生き延び、ロシアとともに今では軍事同盟を結んで
欧米に対抗していました。
現在、イギリスはアメリカに対して、もうアメリカの始める戦争には付き合わないと、首相らが姿勢を
鮮明にしてきていました。イラクからはアメリカ以外はすべて撤退の方向が決定されていたのです。
したがって、世界は今はまだアフガニスタンで協力はしていましたが、だんだんアメリカから距離を
置く傾向は出てきていましたが、アメリカの現在の戦略としては 「自由と繁栄の弧」 なる中露包囲網
による第三次世界大戦への誘導が、目下潜行中でした。
それは昨年のライスの訪ロでもかなり鮮明に現れていました。ライスはロシア政府との会談をせずに
予定外の「ロシアジャーナリストの人権問題調査」のようなことだけをロシア政府へのあてつけのように
行い、ぷいと引き返してしまったりしていました。
中露の接近は今年も鮮明になりつつあり、共同軍事演習も実施していますし、中露機軸対「自由と繁栄の弧」
なる中露包囲網、という構図に持ち込む戦略が淡々と進行中であり、後者の共同軍事演習もここ数年
の間よりはっきりしてきていました。
したがって、我々は結局その誘導作戦中での対米追従要求のさなかで、集団的自衛権明記による
従米型の尖兵としての役割を要求されてきてのが、今年のチェイニー副大統領の訪日での要求内容
でもあったわけでした。ここで、「女(アメリカ)が苦労して産んだ男の子」(黙示録12章)が、どう動くか
がだんだん切迫してきた現実だったのでしょう。