07/07/27 03:07:16 NtutEmdY0
数日後、友人(学生時代からの友人で、今も親交がある)から電話がかかってきた。
「おい、お前なんで同窓会来なかったんだよ。みんなお前に会うの楽しみにしてたんだぜ」
「は?何言ってるんだ?来なかったのはお前だろう」
「おいおい・・・ほんとに大丈夫かよ。ノブも加奈子もチョージもみんな来て・・・」
「・・・え?」
「・・・なあ、まさかとは思うが、お前Rホテルに行った?」
「ああ、行ったけど」
「っか~~~~・・・そうか。いや、実はさ、場所変更してFホテルになってたんだよ。
お前のとこにも案内状送りなおしたんだがなぁ」
「え?マジかよ」
慌てて積み上げてあった郵便物をかきわけていくと
たしかに2通目の案内状があった。
「うわ~~~・・・マジかよ・・・じゃあもしかして
俺全然知らないやつらの同窓会に出ちゃったの?」
「ぷっ・・・ぶぷはっ!わ、わるい、いや、でも何かお前らしいわ」
「ちっ、何だよそれ・・・」
「まあまあ、そう怒るなよ。
近いうちにまたお前呼んでやり直そうってことになってるからよ」
「で、どうせこの話を肴にして俺を笑いものにしようってんだろ
あーいいさ!喜んで肴になってやるよ!」
それから10分ほど話して電話を切った。
全く、恥ずかしい話だ・・・けど、なんだか嬉しいのはなぜだろう。