07/08/25 23:44:09 Vwdsc9M+0
>>499
なるほどね
でもさ、
>低次黒魔術とは中世から近代にかけて流行した人間精神エネルギーにもとづいて悪意のもとに自己の利益を図るものである。俗に言う黒魔術とはこれをさす。
高次黒魔術とは宇宙エネルギーを反転させて自分自身を混沌の闇へ帰してしまおうとする破天荒な作業である。
これがなにを原典として述べているか、なんて確かめようがないでしょ。わざとそういう書き方をしてる時点で、著者の思惑が透けてみえるのさ。
その思惑が、おれが百害あって一利なしと思うとこ。
「真の黒魔術師とは」で善悪の彼岸を超えて純粋な闇を志向する、うんぬんは先にもでてたNight side of Edenにもそういう雰囲気はあるよ。
キャロルの本とかと同じで、この世界観は著者の個性なんだよ。だから読者の心に響けばそれでいい。
しかし「現代魔術界でポピュラーな無色から黒へ白へ」うんぬんは、明らかに蛇足だね。その現代魔術界って何?て話。
著者がそういうカリキュラムの団を知っている、のかもね、としかいえないもの。
そして自身を現代魔術界の一員だと自認している人はたくさんいるから、そういう物言いは「汎用性の低いファンタジー」とならざるを得ない。
そこがキャロルと違うだね。