07/08/25 23:22:08 Vwdsc9M+0
>>497
真実か虚偽かという2元論がそもそも魔術的な思考ではないのだよ
ファンタジーか否か、原典があるか否かは実際それほど問題にはならん。
ではあらゆる言説はファンタジーだとして、他のファンタジーとの翻訳可能性というか融通性があるかどうか、
つまり運用性の高さで、評価されたり電波呼ばわりされたりするのが現代魔術言論世界。
そういう意味では、過去の学研もので描かれる「黒魔術白魔術」だのは殆どそれがない。
それは当時の出版事情、情報事情を考えればむべなるかなの話なんだよ。
いまだにああいう物言いを書いてる奴は確信犯的な職業ライターかいたってノーマルなパラノイア。
その定義をOTOとかGD系のメンバーに話しても、ニコニコ笑顔が返ってくるだけだと思うよ。
AMORCは教義として白黒魔術論を持ってるから「いやおれはこう思う」みたいに対話が進むかもね。
バカにするわけではなくて、あらゆる魔術的な世界観は「教義」ではなく「設定」として扱うべき。
その設定の運用、アプリケーションこそが重要で、他の体系(プロトコル)との融通性が高いものが
完成度の高い魔術理論として人気を集めるのだよ。Thelemaとかね。