07/06/07 13:50:15 hHSvEPQV0
喫煙と、○○○を唱えることとは、その内容が、実によく似ていると思うのです。
○○○を唱えだすと、けっこうやみつきになります。それは、ある歓喜と幸福感を
もたらすからです。そして、何かと○○○を唱えたくなります。
自分で意識していなくても、無意識に○○○と唱えている声が聞こえてきます。
その声は自分の声でないような、ちょうど山びこのような音に聞こえます。
だから、あえて、唱える必要もなくなります。○○○という天の声をいつも
聞いているような感覚になります。これは煙草をつい吸いたくなることと似ています。
○○○とつい言ってしまうようになります。
でも、冷静になって、自分のその姿を見つめてみると、何かに取り憑かれた自分を
発見できることになります。そして、何かと感謝するようになり、
まともな発想ができなくなります。怒り、不満、悲しみといった普通の感情が薄れ、
一つの感情に支配されている自分を発見するのです。そして、発想がワンパターンの
かつ感情がワンパターンのロボットになっていることに気付きます。
○○○を唱えているときが、一番気分が落ち着くようになります。
これは煙草を吸って、ホッと一息するようなものです。
これではいけないと○○○を唱えることをやめてみました。
そして、数ヶ月がたちましたが、今でもその○○○は天の声で聞こえてくるような
感じなのです。それは煙草をやめたときの禁断症状に似ています。
私は、今ほとんど○○○を唱えていません。つい、唱えてしまうのを、
意識的にやめさせています。それは、つい○○○に頼ろうとする意識が働くためです。
そして、感謝の心だけでなく、もっといろいろな心を楽しみたいと思うからです。
それは悲しいときは思い切り悲しむことをしたいためです、悲しみを無理に、
歓びに変換したくないからです。怒るんだら、思いっきり怒ってみたい、
そのときの気持ちに正直になってみたい。そのまま、その心を認めていきたいからです。