07/05/31 00:52:32 XOuNrzxH0
>>465
いやいや、公平でしょ。
結局、怪談って早出し有利の世界だと思うよ。
今回なら「トンネル」なんかがいい例でさ、もし体験者が同じでも、
もしくは同じ場所で同じ体験をしていたとしても、同じ体験談を早く出したほうが有利になる。
俺のほうがうまく書けたとかそういうのは通じないじゃない。
でも、早出しから必ず高得点になるとは限らないってところがミソ。
去年は作品個別で最高評価だったのは「練習」って話だったと思うけど、
あれは結構後半に公開された話だった。
ウアーマン、入り江わになど、前半に投入公開されたのに、嵐のようなマイナス評が付いて
ひどいことになってた作品だってある。
後半公開でも高得点になるものはあるし、前半公開で最低得点の不倒記録を作っちゃうのもあるわけで。
たった一作だけの応募、すべて非公開、最後に同時に発表、っていうんだったら公平にはなるかもしれないけど、
それでも読者が「読む順番」を指定することはできないし、似たような話があったら先に読まれたほうが
有利になるのは変えられない。
その意味で、完全な公平は求めても不可能だし、無意味なのではないかと思う。
逆に、応募者が自分の能力や戦略を考えて、自分で自分を有利にすることもできるわけで。
それでも、「たくさん書ける」「マイナスが付かないよい怪談」を書けるという基本ができてないと
戦略もへったくれもない。
たくさん書いたら講評する時間が確保しにくくなるし、自作分も含めて講評しなきゃならないものも増えるw
たくさん講評をするときそれがぞんざいになれば、また叩かれるし敵は増えるし。
取材と執筆と講評の間の想像を絶するプレッシャーに打ち勝てて、なおかつ怖い怪談をきちんと
安定して提供できる人でないと、超-1→超怖→商業的活動ってのは難しいんだと思われ。