07/08/26 00:34:14 Of4shB7t0
俺の前世は17世紀の北欧に生まれた。山の風景がきれいな街だった。
10歳頃に誰かに連れられて港から船に乗せられて大都市に
やって来た。ロンドン辺りの霧でもやっとした風景の街だった。
俺はそこで使用人として働かされた。中年に差し掛かる年齢の
頃、俺は逃げ出して教会に逃げ込んだ。その時の俺はすでに
肉体的にも精神的にも追い込まれていて、最後には発狂して
死んだようだ。死ぬときにやたら教会の鐘の音がうるさかった。
意識も薄らぐ中で鳴り響く鐘の音を、うるせー!やめてくれ!
と叫びながら死んでいった。
今では前世とのつながりはほとんどないが、子供の頃にふとテレビで見た
北欧の風景に言い知れぬ懐かしさを感じた事がある。さらになぜか単一言語
を話している日本にいてまだ外国語の存在さえ知らなかった幼少の頃に
夢で港の切符売り場のような所で迷子になり周りの人にここはどこなのか
聞くのだが相手の言っていることがわからないと言う夢を見た。
さらに小学校の頃、ロンドンを舞台にした映画を見たとき言い知れぬかったるさを
感じた。「あんな所に生まれなくてよかった。」と思うような気持ちだった。
そして今でも教会の鐘の音が鳴り響いているのを聞くと鳥肌が立つ。