07/04/16 19:07:39 G0wZwjmE0
フジも露骨だった。27時間テレビ、お台場冒険王(&レアルマドリード来日特番)
あたりから既に全局夏休みモードに突入していた。
で、八月七日のゴールデンタイムには、視聴者の暑さボケを見透かしたつもりなのか、
思い切りナメた心霊スペシャルをかましてくれた。
「江原啓之SP 天国からの手紙Ⅱ」というのがそれだ。
自称超能力者(←スピリチュアルカウンセラーだと)の言を鵜呑みにする無批判さもさることながら、
視聴者を鴨にする手口のエグさは、水辺の悪食鳥(←鷺のことだが)そのものだった。
で、サカナ(←鳥たちのエサ)は、家族の死。最悪だな。ハゲタカ番組。
急死した夫からの長い手紙(←誰が書いたんだ? 放送作家か?)を朗読する恵俊彰。号泣する未亡人。
もらい泣きする女子アナとゲスト出演者たち。余裕綽々の表情で愛の不滅を語る江原師。
誰が狂信者で、誰が悪党で、誰が間抜けなのかは、画面を見ているだけでははっきりとはわからない。
が、涙の数だけ誰かが儲かっているということだけは、はっきりしている。
『読売Weekly』2004年8月
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これは酷い。死者への冒涜でしかない。