07/03/29 00:13:30 LShuvwXR0
>>◎世界金融恐慌が発生
NY証券取引所ダウ工業株続落の一報が入っている。
これはまだ恐慌というには無理がある段階。
ただし、アメリカがいよいよリセッションに入りつつあることを
FRBバーナンキ氏が隠そうとしても市場はそれを見抜いていることを意味していると思う。
作りすぎた住宅が供給過剰になってきていて、不動産業界と保険会社や金融機関と証券会社が
仕方なくその引き受けてとして目をつけたのが低所得で住宅を欲していた人々だったのだ。
最初は安い金利で所得証明なしでもローンが借りられるようにして、余った住宅を押しつけた。
数年後には高い金利を返さなくてはならなくなる（日本のゆとりローンと全く同じか！？）ことを伏せ、
最初から行き詰まることがわかっていながら、不動産業者は目先の販売件数ノルマ達成で得られる手数料目当てに
ローン不履行に陥ること確実な層に貸し込んで売りまくったツケがついに明白になった。
3/27のアメリカABC放送のニュースを見ていたら、今月アメリカで抵当権の実行が12％も増えたそうだ。
つまりローンを返せずに家を追い出された人々が増えてきているということ。
住宅のローン債権を証券化して投資家に販売しているのだから、当然その債権を購入した人は
市場にたくさんいて、その人達が下手をすると損をして影響を受ける。
それを警戒して市場は売りに走ったか。
ジュセリーノ氏を絶対視しても仕方がないとはいえ、今月末は荒れた展開になりそうな気がする。