07/03/07 22:03:15 KGmWJT3O0
前スレまでのあらすじ
ある混乱の板
四十八の嵐に奪われし良心を取り戻す旅をするものがいた
美人自称物書き、自夜(じや)
そして、その傍若無人さが気に入り共に旅をするもの
妖怪界の貴族、ななしの狢とはわしのことじゃ
ある時は慇懃無礼、ある時は完全無視、
そしてある時は勝手に晒し上げる悪行三昧
その魂が救われるまで、自夜と狢の悪行の旅はつづく
3:邪鬼丸
07/03/07 22:07:33 KGmWJT3O0
スレ解説
人には百八も煩悩植え付けたくせに、自分は四十八かよ。いい気なもんだ
四十八程度の良心が戻ったところで、善人になるってわけでもないだろうに
まぁ、いい。言われたとおりにスレ解説してやるぜ
ここは、まぁ自夜って変なおばさんが書きたいことを書くところらしい
つきあうと、ろくなことはないが、書き込みは誰でも自由だ
テーマは一応、前世・幽霊・妖怪の三つで、おばさんに聞きたいことがあったら
聞いてもいいし、話題を振ってもいい。まぁ、好きにしてくれってことらしい
嵐も歓迎とか言ってるけど、本心はどうかな。検証は本気で歓迎してるみたいだ
もっとも、俺にもおばさんが何考えてるか、さっぱりわかんねぇ
一応言っておくが、三悪に俺は入ってねぇぜ。俺には長~い旅が待ってる。迷惑な話だ
じゃ、次スレにでもまた会おう。あばよ
4:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:30:26 HjqbyGH90
5:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:39:32 HjqbyGH90
6:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:41:47 HjqbyGH90
7:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:43:19 HjqbyGH90
8:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:48:28 HjqbyGH90
9:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:51:59 HjqbyGH90
10:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:53:59 HjqbyGH90
11:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:55:50 HjqbyGH90
12:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:57:46 HjqbyGH90
13:本当にあった怖い名無し
07/03/07 22:58:43 HjqbyGH90
14:自夜
07/03/07 23:58:43 KGmWJT3O0
前世物語 第二部乱世編 第十五話 果酒 その一
この小屋は去年の秋に建てたもの。
あれから、何回か住まいを変えた。同じ場所で三回冬を越したことはない。
おにちゃはその理由を言わない。子供の頃は何度か聞いたことがあるが、
最近では聞かなくなった。
理由がない訳ではないだろう。ただ、私が知らなくてもいい理由だ。
今いる山にも去年初めて来た。前の小屋から五~六里は離れている。一日
で往復するのは難しい。
何回か、この山を訪れ、時には野宿をした。そして、住まいの場所を決め
ると、自分たちだけで小屋を建てた。
小屋が出来ると引っ越し。何回にも分けて新居に運び込んだ。
刀はともかく、槍などの大物は深夜に運んだ。
まだ、世の中は騒然としている。昼日中に武器を運べる物ではない。
何処かの軍勢に見とがめられれば武器の没収で済めば御の字で、間者と間
違えられ拷問の上、頸を跳ねられるのが落ちだ。
食糧貯蔵の洞も確保し、ようやく引っ越しが終わったのはもう晩秋だった。
前の小屋は解体し、燃やせる物は燃やし、埋め戻して雑木を植えた。
つづく
15:自夜
07/03/08 00:01:37 e4atIfb90
前世物語 第二部乱世編 第十五話 果酒 その二
見た目はすっかり周囲と変わらない。住んでいた当人達ですら、次に行っ
ても判らないかもしれない。
新しい小屋の間取りはそれまでの小屋と大差ない。いや、寝所が二つになっ
た。私がそれだけ成長したからだという。
その割に、一日の終わりの沐浴は一緒にする。沐浴と言っても湯ではない。
水汲みの小川に行って裸になり躰を拭く。冬の間は沸かした湯に浸した布
で躰を拭く。
その日も小屋に戻り、読み書きの稽古、素振り、打ち込みの後、おにちゃ
と小川に行く。
流れる水での沐浴は気持ちがいい。たいした水量ではないが、躰が水に浮
き、流される感じが好きだ。
雪解けの水は冷たいが、浸かってるとすぐ慣れる。水から揚がり、乾いた
布で躰を擦ると後で躰の奥から温もりが出てくる。冬の間は熱い布で擦っ
ている間は気持ちいいが、その後、寒くなる。
躰を拭いていると、おにちゃが珍しくしげしげと眺めて言った。
「胸はまだ子供だな」
つづく
16:自夜
07/03/08 00:04:42 e4atIfb90
前世物語 第二部乱世編 第十五話 果酒 その三
おにちゃを蹴飛ばし、水に叩き込んだ後、小屋に戻り、夕餉の支度をする。
鍋に季節の菜と雑穀を入れ、煮込んだ後に鹿の乾肉の細切れを入れる。
それに、蕪の塩漬け、豆を炒ったもの、雑魚の白砂乾がつく。
質素な献立だが、おにちゃに拾われたころよりは食材はうんと種類が増え
た。酒も付く。秋の間に採った木の実で造った酒。おにちゃはこの果酒が
お気に入りだ。
母が語ったことを思い出しながら作った果酒。最初の年は惨憺たる物で、
全部酢になった。次の年は黴にやられた。三年目に初めて飲めるものが出
来たが、美味しいものではなかった。四年目からは、その年の果酒が残っ
ている間はおにちゃは果酒を選んだ。木の実の種類によっては果酒は淡い
琥珀色になり、どす黒い血の色になった。血の色の果酒は長持ちしないの
で、まずこの果酒から出す。果酒は小瓶に入れ、升に注いで飲む。
囲炉裏の両側に座り、いただきますをした後、おにちゃは呑み始める。
私は鍋から椀に煮込みを注ぎ、それを食べながら飲む。
私は明日の話がいつでるかと、おにちゃの顔を伺うが、おにちゃは知って
かしらずか、ただ静かに呑み続ける。
第十六話へつづく
17:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:04:59 RXoFa1oa0
18:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:05:56 RXoFa1oa0
19:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:07:02 kIYalBA80
20:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:09:01 RXoFa1oa0
21:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:10:11 RXoFa1oa0
22:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:11:10 RXoFa1oa0
23:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:12:00 RXoFa1oa0
24:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:12:49 RXoFa1oa0
25:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:13:43 RXoFa1oa0
26:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:14:27 RXoFa1oa0
27:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:15:28 RXoFa1oa0
28:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:16:42 RXoFa1oa0
29:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:17:51 RXoFa1oa0
30:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:20:24 RXoFa1oa0
31:本当にあった怖い名無し
07/03/08 00:21:45 RXoFa1oa0
32:”削除”依頼まで自演乙www
07/03/08 05:24:45 a8CJFmJd0
158 名前:自夜[] 投稿日:2007/03/07(水) 11:05:46 HOST:203.125.144.34
>>157さんの削除依頼のスレのスレ主ですが、
このスレ全てについて削除不要です
よろしこ
160 名前:自夜[] 投稿日:2007/03/07(水) 15:54:14 HOST:203.125.144.34
>>159 削除屋さん
全て納得・了解しました。お騒がせしました。ごめんなさい
162 名前:"閾ェ螟・[""] 投稿日:07/03/08(木) 01:01 HOST:203.125.144.34<80>
削除対象アドレス:
スレリンク(occult板:4-13番)
スレリンク(occult板:17-31番)
削除理由・詳細・その他:
4.投稿目的による削除対象
6.連続投稿・重複
33:自夜
07/03/08 10:20:53 e4atIfb90
さて、新スレです。ちょっと立ち上げにもたつきましたが
旧スレはまだレス数は千に逝ってませんが、容量が超過しそうなので、早々に引っ越しです
まぁ、従来どおりやっていきますんで、お気楽にお楽しみ下さい
Web Site の方も、ここんとこ更新が頻繁ですが、笑えるネタを提供出来てるんではないかと、
自分では思っているんですがねぇ。どうでしょう
さて、どうせ調べて自慢げに書込みたがる方が出てくるでしょうから手間をはぶけるよう
晒しておきます。別にどうってことないもんですけどね
inetnum: 203.125.128.0 - 203.125.255.255
netname: SINGNET-SG
descr: Singapore Telecommunications Ltd
descr: SingNet Pte Ltd
country: SG
ほいじゃ、ご自由にご歓談下さい
34:本当にあった怖い名無し
07/03/08 10:43:20 a8CJFmJd0
./ \
/ ヽ
. / 八 \
. | /V八/| || |ヽ |‐-‐))'´|,|ヽ ヘ
| |`‐- ノ_|/ ヽl |/`‐-/‐'´ | /〃ヘ\
| |::`‐-、_ `‐-、_ /::/ |/
| |, | ノ `‐-、_||| ||:::/ |
| /⌒l ━┳━━━━━━┓
| |:i⌒|::|:::::| :::illlllllllllllllll|━| ::illllllllll|
| |:l⌒| |::::: | :::iillllllllllllllll/ :::::: ..\ :::iillllllllllノ
| |::「]| |::::: \::iillllllllllllllノ ::::::::::::::; |:iillllllllノ
|. \_.l |::::  ̄ ̄ ̄ :::::::::::::::::; | ̄ |
. ./| N:::::::::: __,ノ (::::_::::::::::::; | |
./::: | /: :|:::::::::/ ‐┘ヽ |
/ :::::: |. ./:: ::|::::/: (二二二二二二二二) ,|
/:::::::::::::| ./:::: ::|::::: __ |
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::::::::::::::::::|\ ::\ l l l l l l l l |:::::::::\
:::::::::::::::::| \ :::::\_______|:::::::::::::::::
::::::::::::::::| \ ::::::::::::/ |::::::::::::::::::::
哀れな・・・・・・・・
悲しいほどの ・・・・自演ジャンキーぶり・・・・
外国串刺せばいいだの・・エッジと使い分ければいいだの・・・・
いったいどこをどう突っつけば・・
そういう考えに至るのか・・・・?
完全にいかれている・・・・!
妄想もいいとこっ・・・・・・!
しかしその妄想に・・・・・・
本人だけが気がつかない・・・・・・・・
35:自夜
07/03/08 16:39:46 e4atIfb90
皆さんはテレビ、映画を見たことがあるでしょうか
いずれも、影像を、さもそこにあるように写すからくりです
これが、前回の問いの答です
某漫画に登場したスカウターとか軍用機のヘッドアップディスプレーをご存じでしょうか
スイッチのオンオフで、あるいは情報のあるなしで、顕れたり消えたりします
目前のスクリーンではなく、網膜に直接投影して見せる装置の研究開発も進められています
実際にそこにあり、見えているものに加えて、そこにはないものが見えたり消えたりする
しかしこれは目の外から情報を与えるものであり、見えているものはそこにはないけれども見せるための
なんらかの仕掛けがそこにあります
さて、晴れた日など、そらを見上げた時に、なんだか半透明の糸くずみたいなのがふらふらしているのを
見たことがあるでしょうか
これは、目の中の小さな塵みたいなのが網膜付近をうろついているのを見ているのです
理屈を知れば、なぁんだですが、空に何かがあって、しかも目をそちらに向けると逃げていくいやなやつっ
て風に見えませんか?
ある種の目の病気にかかると、目の中の塵が増えます。病気でなくても増えることがあります
塵が増えるともやもやが増えます。このような症状を飛蚊症といいます。そこにはいない蚊が飛んでいる
ように見えるということですね
つまり、ないものを見るというのは医学的には珍しくないことです
ないものが見えるというと、すぐ総合失調症とか言いたがる人が多いですが、そういう人こそ何かの
失調症ではないかと思うのは、私だけでしょうか
36:自夜
07/03/08 16:42:44 e4atIfb90
前世物語 第二部乱世編 第十六話 街道 その一
私は食べ終えた。
「いただきました」
おにちゃはまだ呑んでいる。顎で促す。私は升を差し出し、おにちゃが果
酒を注ぐ。
「せめて、両の手を添えんか、まるで男だ」
「生まれはともかく、育ちが育ちなんでね」
そう言えば、足も胡座だ。正座するのは、書の時くらい。おにちゃも日頃
は何も言わない。
「明日はそれを着て貰おう」
おにちゃはまた顎で指した。着物。町娘の着るような淡いながらも明るい
模様。晴れ着ではない。普段に着る服。
「拙者も明日は町人になろう」
いつも、里に出る時は私は百姓娘の姿になる。おにちゃは殆どさむらい姿
だが、百姓や町人に化ける時もある。
「今少し立ち振る舞いがよければ、いや、かなりよければ武家の娘になっ
てもらうところだが、今のままでは町娘にもなれん」
つづく
37:自夜
07/03/08 16:45:13 e4atIfb90
前世物語 第二部乱世編 第十六話 街道 その二
私は果酒をぐいと呑み、升を床に置いた。そして正座に座り直す。
「いささか失礼ではございませんか。わたくしは、やれとおっしゃられば、
如何様にもして差し上げましょうぞ」
おにちゃは一瞬目を丸くして私を見たが、すぐ目を逸らし、升に口をつけ
た。
「されど、武家の娘ともなると独りで町を歩くのは、いささか不自然。お
供の一人とも付けねばなりますまい。だれぞ、いませぬか。そこらのま
しらでも連れて参りましょうか」
おにちゃが堪らず吹き出した。おにちゃが笑うのは珍しい。
「やはり、明日は拙者が町人になろう」
「なんで」
私は足を崩してふくれる。
「言葉そのものは、まぁよい。だが、書物からでのみ憶えた言葉だ。実際
の話し方と異なる」
「町娘の話し方も知らないよ」
「遠国から来たとでも言えばいい」
つづく
38:自夜
07/03/08 16:47:45 e4atIfb90
前世物語 第二部乱世編 第十六話 街道 その三
最初に独りで寝た時は怖かった。前の、またその前の小屋でもおにちゃが
帰らない日があり、母の夢を思い出したりして、自分の肩を抱いて丸くなっ
て寝た。
この小屋に越してきて、ずっと独りだ。最近では怖くはない。仕切のほん
の先にはおにちゃが寝ている。
でも、今まですぐ側にあった大きな背中がないのは、何か虚ろな気がする。
今度の山は梟が多い。梟の鳴き声に耳を傾けているうちに眠りにはいる。
そんな毎日。
翌朝早くに小屋を出る。
おにちゃも私も町人の姿。町までは七八里というところ。村を避けて通り
たいところだ。が、野良仕事の百姓に見られると、かえって不審がられる。
さも、物見遊山帰りの町人の振りをして、脇街道を行く。
おにちゃは背筋を伸ばして堂々と歩く。さむらい歩きのままだ。人の言葉
遣いにはやかましいくせに、自分のことは判っていない。
何度か諭すが、すぐに戻ってしまう。
途中の村で持参の乾肉を代償に昼餉を摂り、日が高いうちに町に着いた。
第十七話へつづく
39:本当にあった怖い名無し
07/03/08 16:54:50 hzsALY1E0
名前欄に1って書いて書き込みすると簡単に釣れるぜ
スレリンク(occult板)
40:本当にあった怖い名無し
07/03/08 17:08:43 F76iY+280
41:本当にあった怖い名無し
07/03/08 17:09:14 F76iY+280
42:本当にあった怖い名無し
07/03/08 17:10:07 F76iY+280
43:本当にあった怖い名無し
07/03/08 17:10:44 F76iY+280
44:本当にあった怖い名無し
07/03/08 17:11:15 F76iY+280
45:本当にあった怖い名無し
07/03/08 17:11:51 F76iY+280
46:本当にあった怖い名無し
07/03/09 00:37:58 TbvB4ywd0
URLリンク(www.amazon.co.jp)
ここにいろんな前世出てた。結構おもしろかった。
47:自夜
07/03/09 11:05:41 Prxlt0kD0
見る、見えるというのは、脳がそういう反応をするということです。見えるものがあるとかないとかは、
脳の反応そのものにとっては知ったこっちゃありません
実際にあるものが見えるのを実像、そうでないものを虚像とすると、虚像を作る虚情報の進入口はいろいろ
考えられます。目の外もあるでしょうし、目の中でもいいです。網膜に直接関与してもいいし、網膜と脳
の間の神経でもかまいません。脳そのものでも構わないと思います
この中で、目の外からというのは、目の外に何らかのからくりがあるということで、そのからくりに対し
ては幽霊がそこにいるっていう仮定の場合と同様ですんで、除外しましょう
残りは全てそこにはいない幽霊が見えるというものの仮説になりえます
その中でも一例として目の中を虚情報の進入口とした場合について考察していきます
虚情報の種類もいろいろ考えられるでしょうが、ここでは単純に光るおよび光を吸収することを考えます
光ると言っても目玉の中心で光った場合は全体的に明るく感じるだけでしょうから、なんらかの像を見るため
には網膜に近いところで光る必要があります。光を吸収する場合でも同様ですね
そして、網膜に極近いところで、極限られた視細胞のみが受感する程度に光れば、あるいは光を吸収すれば、
それは光の点、あるいは黒い点として見えるでしょう
そういう現象をある程度の範囲で起こせば、鮮明な虚像を見せることができます
そこまで網膜に近づくことが出来なければ、像はどうしてもぼやけてしまいます
どうでしょう。幽霊がはっきり見える、ぼやけて見える、輪郭がはっきりしない、すーっと消える、透けて
見える、透けてない。どの現象もうまく説明できると思いませんか
48:自夜
07/03/09 11:08:14 Prxlt0kD0
前世物語 第二部乱世編 第十七話 町並 その一
町では銭が使える。
町にある寺のなんとかという行事で賑わっていたが、早々に宿を決める。
宿は相部屋があたりまえであったが、奮発して一部屋を借りた。最近では
裕福な商人も多く、町人姿で部屋を借りても怪しまれるほど珍しくは無い。
宿に僅かばかりの荷物を預け、私達はとりあえず、なんとかという行事を
やっている寺の参拝に出かける。特に仏に信心のない私達であったが、こ
の時期に町に来て参拝もしないとなると、怪しまれる。寺の様子も実際に
見ておかなければ、何かの話題で馬脚を顕してしまう。
おにちゃは手を合わせ、目を瞑って拝んだ。その姿は堂々としていて、ま
るでさむらいが必勝祈願に来たようだ。私は手を合わせたが、夕餉は何が
食べられるのだろうかなどと罰当たりなこと考えていた。
参拝が終わると、私達は出店をひやかしながらそぞろ歩きをする。
櫛や飾り物をしきりに奨めるが、私には興味がない。興味はないが、町娘
がその手の物に興味がないのも不自然なので、適当に相づちを打ったりす
る。おにちゃも旦那旦那と呼びかけられながら、道具や小物を奨められた
りしていたが、興味がないものはないという態度を崩さない。
つづく
49:自夜
07/03/09 11:10:49 Prxlt0kD0
前世物語 第二部乱世編 第十七話 町並 その二
散々出店をひやかしたあげく、私は小物を入れる小さな袋を買った。おに
ちゃは、そんなもの何時でも作れる、と嗤った。
おにちゃは鉋や鑿、竹の蔓を締め付ける鉤、そして上等の砥石を買った。
「刃物は何回でも研ぎ直せる。砥石は削れる一方だ。だから砥石はいいも
のにしなければならない」
おにちゃは今のおにちゃが町人であることをすっかり忘れている。
宿でも飯は出るが、夕餉は外の飯屋で摂ることにする。
町では銭があれば、何でも手にはいる。
「酒」
おにちゃは店に入るなりそういう。まるでさむらいが町人にいう口調。
私は不安になり見回したが、既に店にいる客も店主も気にした様子はない。
「それに、肴。何がある」
おにちゃは椅子に腰掛けた。無意識に右手が腰のあたりをおよぐ。
「へぇ、鯵か鰯の干したの、すずしろの煮たのと菜の漬け物、値は張りま
すが猪か穴熊の汁なんかが今宵のおすすめで」
「せ・・、私には鯵とすずしろの菜を。ちびはどうする」
つづく
50:本当にあった怖い名無し
07/03/09 11:10:51 8iQb/qAR0
51:自夜
07/03/09 11:13:09 Prxlt0kD0
前世物語 第二部乱世編 第十七話 町並 その三
私は店に掲げられた品書きに見とれていた。
「汁にするか。穴熊がいいか」
穴熊は私達もよく捕るが、猪ともなると、なかなか捕れないし、捕っても
大きすぎて処理に困る。だから、私達は普段は猪は捕らない。
「猪がいい」
「おやじ、猪の汁だ。二人分、鍋にしてくれ。飯はいらん」
「へ、へい」
おにちゃは私も酒を呑むものと決めつけている。店をざっと見渡したが、
男ばかり。こんなところで町娘が呑んでいいものだろうか。
まだ明るいが、店は賑わっている。せいぜい二十人くらいしか座れない小
さな店だが、空席は僅かである。
男達は酒を飲み、肴をつまみながら楽しそうに仲間内で話している。町人
ばかり。いや、一番奥で年増が独りで手酌で呑んでいる。そうか、女が独
りで呑んでも誰も気にしないのか。私は気が楽になる。
店主が酒を運んできた。
「おやじ、椀は二つだ」
第十八話へつづく
52:本当にあった怖い名無し
07/03/09 11:14:05 8iQb/qAR0
53: target="_blank">>>218さんのおっしゃる通り、物語だけが良いなら創作系板か避難所に移動ですよ。
54:自夜
07/03/28 18:32:45 nviY2P5/0
まぁ、次スレのスレタイは、まだ先の話しなんで、ゆっくり考えます
それまでは従来通り、第二部と幽霊談義をここで連載、楽しい妖怪ライフ等は
Web Site の方のみに掲載していきますので、それはそれとして、前世・幽霊・妖怪
についてまったりでも殺伐でもいいですけど、ごゆるりとご歓談下さいです
明日(三月二十九日木曜日)は物語の方は勝手ながらお休みします
55:自夜
07/03/28 18:41:04 nviY2P5/0
前世物語 第二部乱世編 第三十二話 攪乱 その一
とにかく三日間は正面の攪乱に努める。山向こうの部隊が浮き足立つよう
であれば、そこから脱出する。山向こうが動かなければ、正面から脱出す
る。
「小屋正面以外には手を出すな。放っとかれれば、相手は余計なことを考
える。それがこちらの付け入る隙だ」
脱出後、落ち合う場所の確認だけ行い、おにちゃと私は別れた。
小屋に戻ることはない。幸い今年作った果酒は飲み干している。未練はな
い。
命が無事であれば、何回でもやり直せる。それが、長年の経験でおにちゃ
が身につけたもの。そして私がおにちゃから教わったもの。
私は森中を慎重に進み、小屋の見えるところまで出た。相手はまだ隠れた
つもりになっている。まず、見えるところに敵を出さなければいけない。
小屋は一見何事もないように立っている。既に一通りは詮索されたのだろ
う。何もなくて、さぞ気落ちしたことだろう。
私は小石を拾い集め、懐に入れる。そして、髪の毛を数本千切り、拳大の
石に結びつけ、木立の生え具合を測った。
つづく
56:自夜
07/03/28 18:44:46 nviY2P5/0
前世物語 第二部乱世編 第三十二話 攪乱 その二
髪の毛を端を持ち、石を回す。あまり強く回すと音が出る。あまり弱いと
小屋まで届かない。小屋まで五六十間くらいか。頃合いを見て、髪の毛を
手放す。石が音もなく、飛んでいく。
私は傍らの木に登り始めた。暫くして、石が小屋の屋根に当たる。ちょう
ど屋根の上の錘石の縁にあたり、石は屋根をはね回り大きな音を立てる。
私は木の途中で小屋の方を伺う。案の定、小屋の中で騒動が起こっている
気配。一人の雑兵が入り口から外を伺う。きっと、私達が小屋にはいるの
を待ち伏せていたのであろう。
木の枝振りのいい高さに落ち着き、目を閉じる。動揺の気配。小屋の外。
あの草むらの中、あっちの藪の中。
私は枝伝いに木を移動する。慎重に、音を立てないように。
何も急ぐことはない。これからこの辺りは真の闇に向かう。闇は人に恐怖
を与える。それに小石でほんのちょいと後押しすればいい。
おにちゃの気配は近くにない。おそらく最前線の小屋の辺りの部隊と本体
と思しき正面の部隊の間の伝令を待ち伏せしているのだろう。
情報の途絶は恐怖を倍にする。
つづく
57:自夜
07/03/28 18:47:32 nviY2P5/0
前世物語 第二部乱世編 第三十二話 攪乱 その三
最初の動揺は収まった。私は手を出さない。おそらく先ほどの音の原因に
は思い至ってないだろう。疑問は時間と共に不安に変わる。その不安が大
きくなり、行動に出る直前、私は小石を投げる。
今度は屋根の上で小さな音。だが、小屋の中の騒動は先ほどと比べものに
ならないくらい大きい。悲鳴さえ聞こえる。
たまらず、雑兵が一人小屋から飛び出す。草むらから侍が飛び出し、雑兵
を叱責する。
雑兵は渋々小屋に戻り、侍は草むらに戻る。
もう隠れなくていい。あなた達の企ては露見した。
私はゆっくり草むらの侍の方に移動する。小石を四つ手に持つ。
草むらの侍の背後に小石を落とす。侍がビクッとする。二つ目の小石、一
間ほどずらして落とす。侍が振り向く。侍は音がした方を凝視する。その
目線から外れてまた一間先に小石を落とす。侍はすぐさま目線を移す。
侍の右手が刀の柄にかかり、音の方へ躙り寄る。
最後の小石を更に一間先に落とす。その先には別の侍が潜んでいる。
「でやぁぁぁ!」
第三十三話へつづく
58:Trader@Live!
07/03/29 10:18:23 rVC6Av4nO
スレタイを変更されると見つけづらくなるから勘弁して欲しいな
どうせ二部で完結か、続いてもその後の自夜編の第三部で完結でしょ?
終わりは見えてるし、スレタイはこのままで良くね?
オカルトなおばちゃんの戯言を、生温かい目で見守るスレ進行が俺の希望w
59:本当にあった怖い名無し
07/03/29 13:48:22 WiWqB/x/0
>>224
俺もそれでいいや。
たまーにちょこちょこレスつけつつまったり見てるのがいい。
60:自夜
07/03/30 18:29:09 9IJ/Kepm0
あのねぇ、おばちゃんじゃなく、おねいさ・・・・・・いえ、何でもありません
楽しみ方はそれぞれですので、好きに楽しんでいって下さい
えっと、明日の土曜日はこれないかもしれません。明後日の日曜日はこれませんです
61:自夜
07/03/30 18:32:17 9IJ/Kepm0
前世物語 第二部乱世編 第三十三話 相討 その一
侍が刀を抜き、草むらに斬りかかる。
がきん。鋼と鋼がぶつかる音、悲鳴、喧噪。
私は懐の小石を他の侍共が隠れていると思しき藪に、林に、そして小屋の
屋根に投げる。
広がる喧噪、そして明らかに肉を断ち切る音。
「ぎゃぁぁぁ」
「静まれ、静まれ」
頭格の侍が小屋の前に顕れ叱責する。もう影でしかない。
徐々に静まる喧噪。
「集まれ」
わらわらと小屋から、草むらから、藪から出てくる。ざっと三十人。半分
は雑兵。
怪我人は腕をやられたようだ。雑兵の一人が手当をする。
侍が数人小声で相談する。二人一組で付近を捜索することに決めたようだ。
残りは小屋の前で円陣を組み、守りの姿勢。
捜索組が私の木の元を通る。無駄無駄。そんな所には野鼠一匹いない。
つづく
62:自夜
07/03/30 18:34:14 9IJ/Kepm0
前世物語 第二部乱世編 第三十三話 相討 その三
酒をぐいと呑み、乾肉をいくつか取る。洞窟の中は心地よいが、出口を塞
がれると万事休す。私は洞窟を出て山の峰に向かう。肌寒いが、四方に視
界が開けている方が安心できる。
峰に着き、適当に下草で塒を作り、横になる。
星空を見上げながら、乾肉を囓る。酒も持ってくればよかった。
小屋の連中はさぞかし腹を空かせ、喉を渇かし、不安に震えているだろう。
伝令はまだか、本隊からの指示はまだか、交代はまだか、いつまで張り付
いていなければならないのか。
小屋の連中は長持ちすまい。さて、本隊はどう動くか、山向こうの部隊は
どう動くか。
なるようにしかならない。そう思うと、気が楽になり、私は眠りに落ちた。
翌、暗いうちに目を覚まし、昨夜の残りの乾肉を食べる。
山向こうは変化はない。私は小屋に引き返す。
再び木に登り、小屋に近づく。再び侍共が小屋の前で相談している。
雑兵共は寝穢くへばり込んでいる。一睡も出来なかったのだろう、皆、動
きが不自然だ。
第三十四話へつづく
63:自夜
07/03/30 18:37:51 9IJ/Kepm0
前世物語 第二部乱世編 第三十三話 相討 その二
この暗さではたとえ見上げても私を見ることはない。そこまで気が回らな
いのか、二人とも上を見ようとしない。
小一時間の捜索が空振りに終わり、捜索組が円陣に加わる。再び相談。
伝令を出して、再度待ち伏せ態勢を採ることに決したようだ。
約半分が小屋に入り、残りが草むらに隠れ、一人が小屋を後にする。
怪我人は小屋に引き入れられたようだ。
連中は糧食を持っていただろうか。雑兵はいくらかは持っていただろう。
侍はどうか、持っていなかったに違いない。いずれにしても、煮炊きせず
に喰えるものはさほどなかろう。そして、小屋の中には僅かしか食料はな
い。水も酒も知れた量。
暗闇でも目を閉じて、気配を探る。伝令の気配。孤独、不安。そして、唐
突に消えた。
連中の飢えに付き合う義理はない。私は用心深く木の上を移動し、小屋か
ら充分離れたところで降りる。
食料庫の洞窟に遠くから石を投げ入れた上で気配を探る。何もない。
乾肉が幾つかと、酒が少々無くなっている。おにちゃだ。
つづく
64:自夜
07/03/30 18:40:47 9IJ/Kepm0
嗚呼、ついにやってしまった。お間抜けな私をどうぞ罵って下さい
その上で、
>>227
>>229
>>228
の順番でお読み下さい。うつだしのうもういっかい・・・
65:本当にあった怖い名無し
07/03/30 18:44:20 0khnKxxz0
>>230
おばちゃんどんまいw
66:本当にあった怖い名無し
07/03/30 23:08:02 p0y29N0YO
なんべん死んでもいいけど続きは書いてね、おばちゃ…
お・ね・い・さ・んw
30代なのに孫が産まれてお婆ちゃんになったうちの会社の人を
何故か思い出したw
67:自夜
07/04/02 19:37:49 hzUsxIvD0
今度死ぬと多分消えちゃいますので、とりあえず死ぬのはやめました
仮に生まれ変わっても連載再開が数百年後になっちゃうでしょうし・・・
>>231さん
ありがとうさんです
>>232さん
私の同い年でも本当のおばぁちゃんはちらほらいますねぇ
まだ未通女もいますが
68:自夜
07/04/02 23:03:45 hzUsxIvD0
前世物語 第二部乱世編 第三十四話 仕掛 その一
ひぃふぅみぃよぉ、私は頭数を数える。昨夜より二三人少ない。いずれも
伝令に出されて戻らなかったのだろう。
暫くすると侍が雑兵達を纏めている。本隊に引き上げることに意を決した
ようだ。賢明。
周囲が明るくなり、部隊は出発した。怪我人も一緒。
充分に時間をかけ、気配を探った後、私は木を降り、小屋に近づく。
罠。これは猪罠と同じ構造のもの。うっかり踏むと、鋼の歯が足を銜える。
上手く隠したつもりだろうが、土の色の違いで判る。私は罠を土から取り
だし、少しずらしておく。元会った場所は元通りに違う土の色にし、新し
い場所は、簡単には見つからないように土を被せる。
小屋の入り口に仕掛けられているのは鹿罠。入り口に近づくと、矢が飛び
出す仕掛け。罠はそのままに、引き金となる糸を入り口の反対側にも張る。
小屋の周りの木々にも矢を仕掛けていく。立木の様子が変わるが気付くだ
ろうか、多分気付かないだろう。
小屋の中にも仕掛けを作る。木の枝と町人娘の着物で人気を作る。そして
囲炉裏に最後の仕掛け。
つづく
69:自夜
07/04/02 23:07:42 hzUsxIvD0
前世物語 第二部乱世編 第三十四話 仕掛 その二
私の仕掛けで何人か死ぬだろう。直接人を殺めたことはないが、殺らなけ
れば殺られる。躊躇することはない。
足跡を残さないよう小屋を後にした頃、遠くで悲鳴が聞こえた。
おにちゃは人を斬るのに躊躇うことがあるのだろうか。
一旦本隊とは反対方向の谷に降り、沢伝いに移動する。水音は足音を消し、
足跡を消す。私は周囲にのみ気を配りながら進む。
かなり下って、徐に谷から出、尾根を目指す。尾根の向こうは本隊が布陣
しているはず。
尾根に着く。いるいる。うじゃうじゃと。かなりの大部隊。
周囲に目を配る。およそ半里先の谷、何人かが倒れている。おにちゃは思っ
たより敵の本隊近くで猟をしていたようだ。本隊に近づき安心したところ
を襲いかかる。理にはかなっているが、危険でもある。
本隊は目立った動きは見せていないものの、混乱している様子が判る。
おにちゃが討ち漏らした兵が帰隊したのだろう。討ち漏らした?ちがう。
わざと幾人かを逃がしたのだ。
私達の目的は、殺戮ではない。
つづく
70:自夜
07/04/02 23:10:33 hzUsxIvD0
前世物語 第二部乱世編 第三十四話 仕掛 その三
本隊に直接手を出すのはまだ先。それまでに、私は尾根で弓矢作りをする。
狩猟用に即席で作る弓は小振りだが、それでは届かない。私は立木をその
まま利用して大振りの弓を作る。
矢は木の枝を削って作る。鏃が欲しいところだが、小石で代用する。
午の刻を回るころには相当数の矢も出来た。
私は小屋から持ち出した乾飯を直接囓る。旨くはないが、腹には貯まる。
極微かな地響きを感じ、私は小屋の方を見る。微かな煙が上がる。本隊か
らは尾根が邪魔で見えないはずだ。
交代で出された部隊が何人かは知らないが、何人かは小屋めがけて飛ぶ矢
に射抜かれ、何人かは猪罠で身動き出来ず、最後の仕掛けの恐怖を味わっ
ただろう。
最後の仕掛け。そう。囲炉裏に吊した鍋一杯に入れた燃える石の粉。紐に
引かれ、残り火の上にぶちまけられる多量の粉は、まるで蒙古が使ったと
いう砲のように周囲をはじき飛ばして燃える。
南蛮から渡来した鉄砲に使う火薬もそうだと聞く。
乾飯を食べ終えた私は塒を作り、躰を休めて目を閉じた。
第三十五話へつづく
71:本当にあった怖い名無し
07/04/03 02:35:35 Fbv7JZVm0
>>233
>まだ未通女もいますが
その未通女の今世物語もおながいします
72:本当にあった怖い名無し
07/04/03 08:58:39 LhwcUg+eO
>>237
会社行って仕事
帰宅して就寝
会社行って仕事
帰宅して(ry
73:本当にあった怖い名無し
07/04/03 14:07:54 /WnibRaX0
>>233
>今度死ぬと多分消えちゃいますので
前世の話をしながら「消えちゃいます」と発言するのは矛盾があります
人が死んだら消滅するのか転生するのかはっきりしてください
74:本当にあった怖い名無し
07/04/03 14:37:22 WgvryMMW0
>>239
横レスですが、消えるというのは幽霊さんから見た現象で、
実際には霊界に行くのだと思いますよ。そこで輪廻転生の
準備にはいるのだと思う。
幽霊さんからは、ただ消え去ったように見えるのでしょう。
75:本当にあった怖い名無し
07/04/03 15:28:29 qAPxzpWx0
自夜さんの話では
・死んで成仏せずまた生まれ変わる(現世→現世)パターン
・死んで成仏して新しく生まれ変わる(現世→あの世→現世)パターン
があるように思われる。
今回の「今度死んだら~」は
下のパターンになっちゃうってことなんだろう。
76:自夜
07/04/03 18:53:05 Q31qwNrH0
>>237さん
本人に確認してみました。本名が出なければ書いてもいいそうです
にちゃんで、と言った瞬間に絶交を言い渡されてしまいました おろおろ
>>238さん
とある名家のお嬢さんでした・・・じゃなかった・・・です
仕事はされてますが、私ら庶民のように通勤しなくてもいいご身分です
ちょっとしか、羨ましくありません
77:自夜
07/04/03 19:04:45 Q31qwNrH0
>>239さん、>>240さん、>>241さん
まとめてレスで済みません
・死んで幽霊になるのは全体の一厘くらい(人の場合で)
・死んで幽霊にならなければ、所謂思念若しくは魂は消える
・幽霊から転生するのは半分くらい、転生しなければいずれ消える
・転生はともかく、「輪廻」「成仏」「あの世」はない
まぁ、既に何回か書いてきたことですけどね
あと、ついでに言えば、転生で記憶などの転写が完全に行われるとは限らない、ですか