死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160at OCCULT死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト250:オマーン国際空港 「繰り返す幽霊」 07/03/10 11:45:22 DyzQFpp20 目の前で起こったありえない現象に、幽霊屋敷の探検ですらものともしない怪奇研究部の猛者たちも、 さすがに顔色を失わざるを得ませんでした。 しかしビデオの再生が終わってモニターが待機状態になり、部室が元の雰囲気を取り戻すと、 人間の心理というものは不思議なもので、みんなは今しがた目にしたものを信ずることができず、 くちぐちにあれは何かの見間違いに決まっていると言い出したのです。 そしてもう一度ビデオを再生して、今度こそしかと見届けなければならないと言うのです。 私は嫌な予感がするのでやめたほうがよいと忠告したのですが、この怪奇研究部員らしからぬ 弱気な発言は、当然のように一笑に付されました。 私には事態のなりゆきが気がかりでなりませんでした。 なぜなら、少し前から部室の外の音が、まったく聞こえてこなくなっているのです。 平日の午後の校内であれば、何らかの物音がしていて当然のはずなのに・・・ まるでこの部室の空間だけが切り離されているような、そんな感覚を感じました。 けれども他の人たちはまったくそのことに気づかないみたいで、ためらうこともなく ビデオの再生を始めようとしています。 私は最悪の結果を覚悟しました。 皆がかたずを飲んで見守るなか、みたびビデオの再生が始まりました。 屋上のふちが映し出されると、そこにはやはり座った女の後ろ姿がありました。 うつむき加減のままで、髪の毛の一本一本までが鮮明に映し出されました。 まるでカメラに気がついたかのように、ゆっくりと振り返ると、立ち上がりだしました。 カメラの方に踏み出した足は両方とも、裸足でした。 すでに靴を脱ぎ捨てた後だったのです。 立ち上がった彼女は何かを求めるように、頭を左右に巡らしました。 そして彼女の目線とカメラの目線が、ついに一致してしまいました。 私が心の中で思わず「見つかってしまった!」と叫んでしまった、まさにその時です。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch