07/03/05 03:53:11 kYcH5v+00
こんばんは。
閑散としてるようですが何となく樹海に行ったときの怖い話投下。
自分の体験談の中では最恐。
自分卒業旅行で富士の樹海に行った大馬鹿者です。
わざわざ九州から青春十八切符使って普通列車を乗り継いで…。
とにかく、幽霊を見たいという目的で友人と2人で二日掛けてのんびりな旅で、
3日目の昼ぐらいにようやく青木ヶ原樹海ってバス停に辿り着いたんです。
その時点ですっごいヘトヘトだったため、バス停の目の前の民宿に入ったら、
「何しにきたの?」
と宿の主っぽいおばちゃんが睨んできて、あーなんか勘違いされてるな。
と思い、富士山見るついでに樹海見に来ましたー。泊まるとこ探してるんですー。
と適当言って出来うる限り爽やかに喋ってたらだんだん対応が優しくなって
最終的には素泊まり料金なのに飯まで出してくれることに。
でも、よく考えたら、素敵な応対とか、樹海に近すぎる宿の場所とか、そのおばちゃんが、
用事があるときは私は「離れ」にいるからー。
とか言ってたこととか考えりゃーヤバイ宿って事に気付きそうなのに、
その時は疲れきってて頭が回らなかったのか。
「いい所だなぁ。」とか思ってしまった。
んで、この3日間碌に寝ていなかったため、友人は物凄い鼾をかいてすぐに爆睡。
1人で昼の樹海散策に行ったところ、予想外に美しい樹海の風景に圧倒され、
「怖い所」という認識を失って順路を離れて適当に歩いてたら、
案の定迷子に。この時はちょっと頭がおかしかったのかも知れません。
かの有名な樹海に迷ったのに、携帯のアンテナも立ってるしなんとかなるだろ、
と適当に歩いていたら、妙に生々しく木からロープが垂れ下がっているじゃないですか。
嬉々として木に登りすり傷などを作りつつ、何とかしてそれを手に入れたとき、
「自殺者は見つかりにくいとこで死ぬ傾向がある」と
どっかで見たことを思い出し急にパニックに。
必死で走り回って出口を探していると「ゴォーン」という車の音が!
で、そっちに向かって行くと道路発見。なんとか事なきを得ました。