07/04/27 15:44:19 dBjSlcMB0
もう随分前の話。
平日休暇だった日の午後からゴルフの練習に出かけた時の話です。
帰り道で目の前の車と対抗車線の車が正面衝突。2台とも2tトラック。
当然道路は通行止め状態になり、仕方がないので救急車や警察への連絡を
近所に頼みながら意識を確かめたら片方は出血はあるが意識あり。
もう片方はハンドルが腹部に食い込み、脈はあるが呼び掛けても返事はない。
耳からは出血があり、やがて、よだれ、鼻水が出てきて呼吸が止まった。
しかし、脈は弱いが辛うじて感じる程度。
顔が蒼白になり、やがて脈が取れなくなった。遠くから救急車と
レスキューのサイレンが聞こえてきた時、突然大きく深呼吸した。1度だけ。
正直、目の前にいた自分はビビリました。
そしてまた動かなくなった。救急隊、レスキュー隊が到着しカッターなどで
救出作業が始まったが結局救出されたのは、事故から40分後位経ってから。
その後、目撃者ということで署にいき状況を聞かれた。
翌日の新聞には即死とのこと。20歳だったようです。
余談ですが、警察の聞き取りでおまわりさんが開口一番「ガラスは左右どちらに飛びましたか?」
自分は??と思ったが、右です。と答えたが、終わったあとで聞いてみた。
おまわりさん曰く「右に飛べば自分の前の車が対抗車線にはみ出した。左に飛べば
対抗車線の車がはみ出したことになる」と。なるほど・・。
結局、自分の前の車が居眠り運転でした。生きていたのは加害者の方でした。
自分は車間があったので巻き込まれずにすみました。
最後の呼吸は生きたいという最後の力だったのでしょう。
長文失礼しました。