07/03/13 06:09:54 lYq2XlYzO
続き
もと来た道を引き返しているとき、あの人集りの事を思い出し
手前でスピードを緩め、カーブに突入しました。
すると、先程いた人集りが何処にもいなかったのです。
男は「夜も遅いし、皆帰ったんだろう」と考え、旅館に帰りました
次の朝、旅館の女将さんに昨日遭ったことを話し、行事か何かなのかと
聞いたところ、女将さんはそんな行事は聞いたこともないと笑って話した
男が首を傾げていると、ふとおかしな事に気が付いた。
あの人集りは街灯もない真っ暗な道に明かりも持たずに並び、
山頂に行って帰ってくる僅かな時間の間に突如いなくなった
人集りの周りにはバスや車らしきものは見当たらず、
帰り道で集団に追い付くことも無かった
そう、これはお盆の時期にあった出来事。
亡くなった方々が水を飲みに集まっていたのかも知れませんね。
駄文、長文失礼しました。