07/02/16 22:52:30 ynsBLs6D0
続き
女はなんとか一命は取り留めたそうですが、よほど怖かったのか
意識を取り戻した時、うわ言のように『申す…もうす…』と言っていたそうです。
(おまじないは効かなかったのでしょうか?w)
恐怖のあまり気が触れたのか、それ以来その女の前で山の主の話をすると
狂ったように『申す!申す!』と繰り返すようになってしまったそうです。
ところが村の子供達はそれを面白がり、女の旦那が仕事に出ている間にその女のところへ行き
「やまぬしさん!」「やまぬしさん!」と面白がって脅かしていたそうです。
その心労に絶えかねたのか、女はついには首を吊って自殺してしまったそうなのですが…村に異変が起き始めたのはそれからしばらくした頃だそうです。
村に女の霊が現れるようになったそうで、
驚いて声を出したり物音を立てたりすると、髪をつかまれ、目玉を潰された後に殺される。
静かにしていれば何もしてこないそうなのですが、
両目の潰れた女の霊のあまりの恐ろしさに発狂してしまう者も居たそうです。
恐れおののいた村人は山の反対側、村のはずれに社を建て、
女の怒りを鎮める為に村人全員の髪の毛と一緒に祀ったということでした。
この話を聞いた私は母におまじないを聞こうとしましたが、母の祖父が
「このまじないを知ってる奴の所にも女は現れる」
「社のある村の中に居れば滅多なことは無いが、
女のお前は嫁入りして村をでていくだろうから知らない方が良い」
と教えてくれなかったそうです。
以上、読みにくい文章で申し訳ありませんでした。
しかも、あんまりこわく無いですね…
小さい頃は凄く怖かったんだけどなぁw