07/01/29 20:42:10 q2gAR75D0
小さい頃から、いきなり貧血を起こすことが多かった。
普通に歩いていると突然ぐらぐらと周りが動くような
変な感覚になって、まともに歩けなくなり、車酔いのような気持ち悪さに
襲われることがあった。ずっと貧血だと思ってた。
壁に手を付こうするけれど壁が動いて見えてどの方向に手をのばせばいいのか
わからない。しゃがみこもうとしても床が歪んで見えて身体が
ぐらぐらしているせいで、体をどう倒せばうまくしゃがめるのか判らない。
へたに身体を動かすと、壁や地面に激突しそうでこわい。
結局いつも、そのままふらふらしながらなんとか立っるしかない。
数年前に一人旅をした関西の某駅で同じ状態になった。
そのとき、突然腕を掴まれてその途端に楽になった。
びっくりして腕を掴んだ人を見るとごく普通のサラリーマンだった。で、私に
「あなた、引き付ける人だから、ちゃんとお守りとか塩とか持ってないと
駄目だよ」と言うとさっさと言ってしまった。
貧血と思っていたけど、考えてみれば会社の検診で血圧は正常だし
他にも何も異常値はない。あれから半信半疑でお守りを持ち歩いてるけど
以前何度もあった貧血のような症状はそれからはなぜかおきてない。
あの男の人はなんだったんだろう。
あのぐらぐらしていたのは貧血でなかったら、一体なんだったんだろう。