07/02/25 08:47:45 xnXd/3BR0
★全米でミツバチが突然行方不明?農作物の収穫に深刻な影響も
【テクノバーン】(2007/2/15 16:32)全米の各州で巣からミツバチが突然いなくなるという
特異な現象が発生している。
影響を受けているのは既に全米で22州にも及び、研究者の間からはこのままミツバチの
減少が続けば、農作物の収穫にも深刻な影響が及ぶといった声もで始めてきている。
全米各地で起こっているこの現象、前日までは多くのミツバチで賑わっていた巣が
翌日になると女王蜂と数匹のミツバチを除いて他のミツバチが全ていなくなってしまう
というものとなる。いなくなってしまった他のミツバチは何らかの病気にかかって
巣の外で死んでしまったのではないかとも見られている。また、女王蜂なしでは
他のミツバチは集団での生態系は維持できないことから病気にかかっていないとしても
そのままでは生存はできないものとも見られている。
しかし、その仮説を裏付けるだけの大量のミツバチの死骸は巣の付近では見つかっておらず、
そのことが問題の原因究明を困難なものとしている。
研究者によるとこれに似た現象は1960年代にも一度、起こったことがあるとされているが、
その際にも原因には特定には至らなかった。そのため、研究者の間ではこの現象を便宜的に
「イナイ・イナイ病(disappearing-disappearing illness)」と呼んでいる。
このナゾのイナイ・イナイ病の原因に関して秋先の乾燥した環境によって食料の確保に窮し、
健康状態が弱っているなかで、何らかのウィルス性の病気にかかってしまったのではないか
とする分析も行われているが、今のところ推測の域を出るものではない。
ミツバチの生息数が激減した場合、ミツバチによる受粉に依存する農作物として、
最初はアーモンド、次はリンゴやブルーベリーの栽培に大きな影響を与えることとなる。
画像は民間調査会社が作成したイナイ・イナイ病の影響を受けた州の分布図。
URLリンク(www.technobahn.com)
Technobahn URLリンク(www.technobahn.com)