死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?155at OCCULT
死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?155 - 暇つぶし2ch504:本当にあった怖い名無し
07/01/17 10:59:36 wS4P6wQa0
どう考えてもスルー出来ないから居着いてるんじゃん。
スルー出来るやつは専ブラでIDをNG指定してるのに
対策のレスやら、反応してしまってる単レスやらが残ってしまう。
せっかくIDアリの板なんだからNGするなりして徹底的に無視してくれよ。

今回我慢出来ずに書き込んだけど、こういうレスをつけるのも荒しの助長。
以後本当にスルーしてください。お願いします。

505:荒らしレス(2ch規制議論板)
07/01/17 10:59:51 3Tqh4vVQ0
(10)
スレリンク(occult板:201番)   
スレリンク(occult板:203番)
スレリンク(occult板:204番)
スレリンク(occult板:205番)    
スレリンク(occult板:206番)   
スレリンク(occult板:207番)   
スレリンク(occult板:208番)   
スレリンク(occult板:210番)   
スレリンク(occult板:211番)

497すまない。
しかし、これ以上調べるのはさすがにきつい・・
良スレ復活まで道のりは遠いなあ。

もし、この続きを調べられる人がいれば、頼みます。
自分も休んだら、また調べてみる。

506:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:00:05 13SGZCnRO
ファンのみなさ~んおはようございまーす!!!!
今起きたよー☆メポメポ~(^.^)

507:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:02:10 13SGZCnRO
確かに>>504のいうとうりかもしれんな…。
スルー出来ないやつは荒らし確定だし煽ってるようにしか見えん!!

508:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:06:54 13SGZCnRO
皆に朗報だ!!!
今週のプレボ見た人はわかると思うが石原さとみベリーセクシーやでしかし!!!
新垣は自分はSだという動画みたでたまらんでしかし!!!
上戸彩のパイパイは見るだけで熱膨張やなしかし!!!!

509:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:07:59 13SGZCnRO
荒らすなや!!!アイカゴ!!!たまらんでしかし!!!

510:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:14:33 13SGZCnRO
泡店長の風俗かぶれ
クリトリス前にしたり顔
ちんぽしゅっしゅっしゅ
ちんぽどっぴゅっぴゅ
楽しくてたまらない毎日~♪

511:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:24:25 Yw9K2PIPO
要は2ch規制議論板に持っていけてスレ立てられればいいわけだろう?
要はアイカゴがいつからこのスレにいるかわかれば、あちらにスレ立てできる、
そういうことでしょう。

この人に誰か知ってる人が教えてやらないと、延々とこれ続けるぜ…┐(´ー`)┌

512:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:28:34 13SGZCnRO
ageるな!!と言いたいところだが、
まっエロイからいっか~

513:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:30:03 13SGZCnRO
>>511は要を使うのが好きだから
あだ名は要潤ね。

514:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:30:56 13SGZCnRO
それか、要のある音楽(ラジオ番組)ね。

515:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:43:46 Yw9K2PIPO
アイカゴ指摘ありがとう。
俺は他スレの住人だが、ちょっと煽りすぎたようだな。すまない。
「アイカゴがいつからこのスレにいるのか?」ってことがわかれば俺もレスしないよ。

516:本当にあった怖い名無し
07/01/17 11:50:36 13SGZCnRO
あ、そっかwww
言うの忘れてまんた。
わっちがこのスレにきやんしたのは
去年の8月始めのころでやんす。

517:本当にあった怖い名無し
07/01/17 12:01:11 O4KGcXIqO
マジよそでやって

518:本当にあった怖い名無し
07/01/17 13:09:35 AmaDpPft0
最初はさ、若いのに(俺の想像。年寄りだったら洒落にならんけどね)一日PCに
貼り付いて荒らしててこいつよりによってこんな良スレに粘着しやがってとムカついたが
なんか色々な事情があってこうなってしまったかわいそうな奴だなって哀れみさえ
持ったときもあったけど・・・

でも明らかに調子に乗りすぎたよな。我慢にも程がある。アク禁賛成。微力ながら
協力する。

519:本当にあった怖い名無し
07/01/17 13:25:11 O4KGcXIqO
だからスルーしろっつーのに。
そういうレスが大好物だということがまだわからんのか?

520:本当にあった怖い名無し
07/01/17 13:34:53 ZRgPIMWm0
まさに統合失調症レベルの気違い荒らし

521:落合
07/01/17 13:50:41 hIEeVqepO
アイカゴまけんな!

522:日産は事の真相を説明せよ!
07/01/17 14:13:46 4mm2Sx9h0
第六感を使って書き込みしている人たちを想像してくれ

▲不可解な企業擁護の発言が多いスレの謎●

●●●●注意●●●注意●●●●
工作員発生中
スレリンク(occult板)l50




523:本当にあった怖い名無し
07/01/17 14:15:18 hFw/oGb8O
ここのやつらかなりキモい

URLリンク(b.freepe.com)

524:本当にあった怖い名無し
07/01/17 14:57:58 13SGZCnRO
あ~い、とぅいまて~ん

525:本当にあった怖い名無し
07/01/17 15:55:11 VyDJKMMF0
↓さっき自分の掲示板に貼られてました。怖い?
ある夜のことでした。
会社員のAさんは残業で遅くなったのでタクシーをひろいました。
タクシーの中では運転手さんといろんな話で盛り上がっていました。
そして、タクシーは山の中の暗い道を通りかかりました。
脇にはうっそうとした森になっており、他の車はみあたりませんでした。
その時、タクシーの運転手は人が変わったように暗い顔をしてこう言いました。
「いいですか、ここでは絶対に車の窓側を見てはいけません。絶対ですよ・・」
Aさんは豹変した運転手に驚き、「はい・・」としか言えませんでした。
なおもタクシーは森の中を走ります。
しかし、おかしいなと思ったAさんはこう聞きました。
「なぜ見てはいけないのですか?」
でも、運転手に反応は無く何も言いません。
Aさんはだんだん怖くなってきました。
その時でした。
見るなといわれていた窓側から「う~う~」と言う声が聞こえます。
なんだと思ってAさんは窓側を見てしまいました。
すると、窓にぬ~っと怒りを浮かべた男の形相が現われてAさんの顔を見てこう言ったそうです。
「てめぇじゃねぇ!!」
そこからAさんの記憶はないそうです。
何年か前、その山道でひき逃げ事故があり、男の方が亡くなられ犯人はつかまっていないそうです。
そして、男の方は毎晩毎晩そこを通る車を調べ、自分をひいた犯人を探しているそうです。

526:1/4
07/01/17 16:02:02 VyDJKMMF0
今は違うのですが、最近まで東京都板橋区の自殺で有名なT団地にすんでました。私が小学生の頃は本当にたくさんの人がその団地で自殺によって亡くなってました。
今は廊下に鉄格子みたいなものがはめ込まれ、自殺者はほとんどいなくなったみたいですが、当時はタクシーに乗ってわざわざ飛び降りに来る人もいるくらいに有名なスポットでした。
まだ自分が小学4年生の頃の話です。明日から夏休みで終業式が終わって友人と4人で帰宅途中にある団地のわきに通りかかった時に、パイロンに囲まれて人型のチョークがかかれている場所を通りかかりました。

信じられないかも知れませんが、みんな口々に
「またかよ~」
「何で死ぬんだろね」
というくらい当たり前の光景だったのです。
今思えばなんでそんな事したんだろう?と思うのですが私はパイロンを蹴飛ばして、人型のチョークに寝転がったりして遊び始めました。
さすがにまわりの友達はひいてましたが
「なんだよおまえら、根性ねえな!」
みたいな事を言ってごろごろチョークの上を転がっておりました。


527:2/4
07/01/17 16:02:37 VyDJKMMF0
その日の夜、妙な息苦しさで目がさめました。意識の中では目がさめてるのですが、体がさっぱり動きませんでした。
金縛りなんて経験した事ない私はものすごくパニックになっていましたが、声も出せずにただただじっとしてるしかありませんでした。
そのうちお腹の上になにかが乗っかっているような重みを感じ、それはどんどん重くなっていき、そのまま気を失ってしまいました。
朝目覚めて母親にその事を話したのですが、
「疲れてるだけよ」
とまったく取り合ってもらえずに、再び夜を迎えました。


528:3/4
07/01/17 16:05:28 VyDJKMMF0
なんか寝るのが怖くて、ガキにしては夜更かしをしていたんですが、そのうち寝てしまいました。すると再び夜中に目がさめてしまったのです。
しかし今回はまぶたすらあける事ができず、なにかが全身に覆い被さっているような感触と、男のひとの
「ヒューヒュー」
という息遣いが聞こえてきました。怖くなった私は心の中でひたすら
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と繰り返してました。すると突然体が軽くなり、心で叫んでいた「ごめんなさい」が本当に大声で口からでていました。となりで寝ていた両親もその声で飛び起き、なにがあったのかを問いただしたので、私も泣きながらチョークの上に寝転がって遊んでいた事を話しました。
母は
「明日一緒に謝りに行こうね」
といい、次の日お線香と花を買ってそのチョークのところに行きました。


529:4/4
07/01/17 16:07:15 VyDJKMMF0
それからはうなされることもなく、家族旅行や友達との遊びの中でそんな事も忘れかけていたのですが、夏休みも後半に入り一人自宅で宿題のドリルをしてると、突然電話がなりました。
「もしもし○○です」
「……」
「もしもし??」
「……」
悪戯かなと思い受話器を置こうとしたときに、男の人の声で
「二度とするなよ…」
と。

↑これも掲示板に貼られてました。
ちなみに自分の掲示板の趣旨とは全く関係ない内容です。
気持ち悪いからここで供養してください。

530:本当にあった怖い名無し
07/01/17 16:10:18 yN6SU5Ss0
合掌

531:本当にあった怖い名無し
07/01/17 16:14:58 VyDJKMMF0
今ググったら>>526はガイシュツかもしれませんね。
スレ汚しスマソ

532:本当にあった怖い名無し
07/01/17 16:29:36 3z2BlazAO
>>525に関しては、既出以前の問題。怖い話の定番。かなり昔から様々なバージョンがある。

533:怪音現象(1/5)
07/01/17 16:38:05 pDe87sHz0
1年ほど前の話。別スレにも書いたんだが、
最近家族と話してて怖い事に気付いたので書き込み。長い。

その頃、一戸建ての二階にある自室で自分はよく夜更かしをしていた。
あれは9月の始め頃、ほぼ毎日午前4時前後に、変な音がするのに気付いた。
その音は毎度同じで、決まって4:00~4:05の間に部屋の真上からする。

ズズズズズ ドスン ズズズズズズ
10秒くらい続いた。
最初は地震だと思ったので慌ててテレビを付けるが、何も無い。
でかいトラックでも通ったのかなと思い、気にせず寝た。

534:怪音現象(2/5)
07/01/17 16:38:41 pDe87sHz0
おかしいなと思ったのは3度目くらいから。
ようやく、音が決まった時間に来る事に気がついた。
あと家の面している道路は狭く、
部屋が揺れる程のトラックが通れる幅なんてないんだ。
隣の部屋の妹は何も聞こえないという(そりゃ熟睡してる時間だしな)

オカルト好きだが霊感ゼロの自分は、
興味深々なものの特に怖がりもせず放っておいた。
音はたまにパターンを変えて(ズズズ…しかない時や、ドスン!が最初にくる)
2~3日に1度くらいの割合で来る。構えてると来ない日もあった。
何となく部屋の西北から南東に向けて、大きなものが移動してる気がした。

535:怪音現象(3/5)
07/01/17 16:39:17 pDe87sHz0
初めて遭遇する怪異にwktkだったが、さすがにあの日は背筋が寒くなった。

その日もその時間まで起きていて、今日は来るかな?と思いつつPCに向かっていた。
いつもと変わらない音が来た。 そしていつものようにフェードアウト。
微かに揺れる電灯を見てからPCに眼を向ける。途端。
バタン!
大きな音が鳴って、心臓飛び出るかと思った。
あの音じゃない。冷静に考えると扉の音。妹の部屋だ。
あ、もしかして音に気付いて起きたのかなーなどと気楽に考えた。
自分の部屋の扉を開けて(自室は引き戸)廊下を覗くと

妹の部屋の扉は開いていた。
ドアの向こうは暗闇。

536:怪音現象(4/5)
07/01/17 16:39:51 pDe87sHz0
血の気が引いて部屋に戻って布団をかぶった。
さっきの音は絶対に勢いよく扉を閉めた音。おかしい。中で起きていた気配もなかった。
やっぱり怪異現象コエエーと、そのまま無理やり寝た。幸い?何も起こらなかった。

次の日妹に夜の事は尋ねると、昨夜は起きてないと怪訝そうに言われた。
私「本当に?でもドアあいてたぞ」
妹「何言ってんの。私朝までドア閉めて寝るよ」

お解りだろうか。それでは自分の見たあの部屋は何だったのだろう?
そういえば廊下の電気はついていたのに、妹の部屋は完全な闇だった。
直接、あの4時の怪音と関係があるかは解らなかったが、私は音の来る前に寝るようになった。

537:怪音現象(5/5)
07/01/17 16:42:05 pDe87sHz0
すまん長いな、これで最後。 音は10月頃まで続いた。
途中飼っていた猫が死んでしまい(こっちは別件なので省く)数日は自失呆然。
何とか立ち直って気がついたら、もうしなくなっていた感じだ。

そして1年たったこの間の夜、ふと廊下を歩いてる時に妹の部屋が眼に入った。
まだ早い時間で妹は階下。部屋は真っ暗。だが、微かに白いベッドが見える。
ああやっぱりあの暗闇はこの部屋じゃねーんだなとか
あの時確かめようと部屋に入ったりしなくてよかったーとかしみじみ思い出して、また背筋が凍った。

ドアは廊下から見ると、右側が開くようになっている。
しかし記憶の中のあのドアは、入り口の左側に開いていた。

もしかして廊下辺りから既に違う世界につながってたんだろか?
夜中廊下に出るのが怖くなってしまった。 オワリ。

538:本当にあった怖い名無し
07/01/17 16:43:21 JHb+6nLC0
ラップでナニをつつんでセルフフェラをして
射精した瞬間、口の中に苦い味が・・・
お察しのとおりラップで穴部分を塞ぐのを忘れて
そこから口の中に出してしまいましたとさ。

どうだ?怖いだろう。

539:↑
07/01/17 16:44:43 pDe87sHz0
連投ヒッカカッタ…
確認する為に妹とオカンに話して3人でガクブルしてた
読み返すとあんま怖くないな

540:本当にあった怖い名無し
07/01/17 16:55:38 VyDJKMMF0
>>538かと思ってワロタwww

541:本当にあった怖い名無し
07/01/17 17:04:29 pDe87sHz0
ウホッwwww やっちまったwwww

542:本当にあった怖い名無し
07/01/17 17:28:27 6rfMJysaO
>>537
猫はその家の不幸を背負って出て行くってうちのママンが言ってた。

>>538-541
ww

543:1/3
07/01/17 17:37:34 VyDJKMMF0
ある病院に残り三ヶ月の命だと診断された女の子がいました。
2人の友達が彼女をお見舞いに来たときにその子のお母さんは、その子の体がまだベットの上で起こせる内に最後に写真を撮ろうと思い、病気の子を真ん中にして三人で写真を撮りました。
結局それから一週間ぐらいで急に容態が悪くなり三ヶ月ももたないでその子は亡くなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、病院で撮った写真のことを思い出しました。
早速、そのフィルムを写真屋に現像に出し、出来上がった写真を取りに行ってみると、その写真だけが見付かりません。
写真屋さんに聞いてみると


544:2/3
07/01/17 17:38:58 VyDJKMMF0
「いや、現像に失敗して…」といいます。不審に思ったお母さんは、娘の生前最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真を取り出して
「見ない方が良いと思いますけど。驚かないで下さいね。」と言い写真を見せてくれました。
そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけがミイラのような状態で写っていたそうです。
それを見たお母さんはとても驚きましたが、
「供養してもらうから引き取りたい」と言って、写真を持ち帰りました。
それにしても恐ろしい写真だったためすぐに霊能者のところに持ってゆき、供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないか?とたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。


545:3/3
07/01/17 17:41:07 VyDJKMMF0
やはり無理に頼み込んで話を聞ける事になりました。
その霊能者が言うには・・・

「残念ながら、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」

↑これも自分の掲示板にかかれてました。
何が怖いって自分の掲示板ってこんな話題と全く関係ないのね。
それが一番怖い。
いったい誰が何のために!!!



546:本当にあった怖い名無し
07/01/17 17:46:16 LXypcnZY0
>>545
お前の掲示板のアドレスを貼れ。話はそれからだ。

547:本当にあった怖い名無し
07/01/17 17:48:54 VyDJKMMF0
無理です。

548:本当にあった怖い名無し
07/01/17 17:51:30 13SGZCnRO
はいでたでた~www

549:本当にあった怖い名無し
07/01/17 18:01:54 13SGZCnRO
あい、とぅいまて~ん

550:1/3
07/01/17 19:01:35 3cPmEOSf0
阪神・淡路大震災から、もう干支が一周したんだな。
あれ自体、洒落にならんかったが、風化予防の為に親戚の身の上に起こった事をカキコする。

1995年1月16日
当時、親戚一家は、古い木造二階建ての借家に住んでいた。
親戚の家には昭和末期生まれのぬこが居た。温厚なシャム交じりの雑種で何匹も子を産んだ母ぬこ。
当時、親戚の家には母ぬこ・娘黒ぬこ・娘縞ぬこ・娘縞ぬこ・息子ぬこの計5匹が居た。
おばちゃんは、何故か突然、部屋の模様替えをしたくなり、
箪笥を移動するなど午前中から深夜まで、大掛かりな模様替えを実行した。

1995年1月17日 当日未明
母ぬこが、二階の二段ベッドの下段で眠っていた従妹に噛み付いて、従妹A流血。
従妹Aは泣きながら一階に降りて、おっちゃん&おばちゃんを起こして傷の手当を受けた。
「なんで大人しいこの子が、なんもしてへんのに噛んだんやろ?」
不思議やなぁとしばらく話し、そのまま一緒に寝た。

551:2/3
07/01/17 19:02:16 3cPmEOSf0
1995年1月17日 当日5:46
凄い音で目が覚めたら、体が動かない。どうやら箪笥が倒れたらしい。
ちょっと光が見える部分をおっちゃんが素手でぶち抜いて、三人はその穴から普通に脱出。
一階が完全に潰れ、その下敷きになっていたのだった。おっちゃんがぶち抜いたのは一階の天井だった。
周囲はしんと静まり返っている。暗くてよく見えない。さっきのんはなんの光や?
「寒いなぁ」と、さっきまで着ていた毛布を引っ張り出そうとしたが、びくともしなかった。
三人は、倒れた箪笥と天井の間の絶妙な隙間で眠っていたらしい。
二段ベッドの上段で寝ていた従妹Bは無事だった。
二段ベッドの下段は折れた柱(梁?)が下から突き破り、マットレスから柱?の先端が突き出ていた。
現場に居ても仕方がないので、スリッパなどを発掘して近所の学校へ。

校舎は盛大に燃えていたが、校庭に集まった人々は
「ぬくいなぁ」「明るいなぁ」と呑気に暖を取っていた。
誰も「火事を消さなくては!」とは思わなかったらしい。

明るくなってから、せめて上に羽織る物でもと家に戻ると、
近所の人々が親戚宅跡地に集まって騒いでいた。
「○○さんが死んでもたー!!」
洒落怖PaBt153の虫系の地雷話でイチヂクくれた大家さんが号泣。
「誰か亡くなりはったん?」とおばちゃんが声をかけると
「うわー!!幽霊やー!!」と集まっていた近所の人たちは蜘蛛の子を散らすように逃げた。
「生きとる生きとる。足あるてw」
(こんな会話&リアクションを素でするところが関西人)
親戚一家はいち早く脱出していた為、まだ埋まっていると思われていたのだった。
その古い住宅街は壊滅。立っている家は一軒もなし。しかし、古過ぎる家は素手で壊せた事と、
どこに誰が住んでいて、どの辺りに寝ているか近所の人々が知っていた為、
自力脱出&ご近所救助で大半の住人が助かった。

親戚宅の息子ぬこは、助からなかった。姿も見えるし声も聞こえるが、挟まって出られなかった。
壊れた家を数人がかりで、テコを使ってどけようとしたが、動かせず、衰弱して…

552:3/3
07/01/17 19:03:46 3cPmEOSf0
母ぬこが従妹Aに噛みついて流血させず、従妹Aがそのまま眠っていたら、
折れた柱(梁?)に串刺しにされていたかも知れない。
おばちゃんが、部屋の模様替えをしなかったら、
家の下敷きになって三人ともあぼーんしていたかもしれない。
親戚一家は、複数の偶然(?)が重なって助かった。
でも、母ぬこは自分の子供を助ける事はできなかった。
おっちゃん&おばちゃんと再会できたのは、その翌月の二月。その時に聞いた。

母ぬこはその8年後くらいに老衰で死亡。娘黒ぬこも二年くらい前に病死。
縞ぬこ姉妹は今も元気に生きている。

553:本当にあった怖い名無し
07/01/17 19:05:36 pcg1jnDb0
ぬこー

554:本当にあった怖い名無し
07/01/17 19:07:04 3cPmEOSf0
うわ!!しまった!
「PaBt153」て何やorz
「Part153」です。

自己紹介が遅れましたがPart153の虫の話を書いた者です。

555:本当にあった怖い名無し
07/01/17 19:39:15 4E1Axeip0
テスト

556:本当にあった怖い名無し
07/01/17 19:53:03 UiZpxZ2sO
パート153見ようとしたら携帯から無理でした。
猫さん乙(´;ω;`)

557:本当にあった怖い名無し
07/01/17 19:58:08 13SGZCnRO
あい、とぅいまて~ん

558:本当にあった怖い名無し
07/01/17 21:01:11 4E1Axeip0
アイカゴすべってるな

559:本当にあった怖い名無し
07/01/17 21:44:41 13SGZCnRO
え…俺滑ってたのか;
滑り笑いになるかな?

560:1/2
07/01/17 22:46:03 4E1Axeip0
小学生の頃、クラスにWさんという女子がいた。彼女は先天的な病で体がただれていて、声もうまく発声できなかった。
大人しい子でいつも本を読んでいた。
男子の友人はいなかったが、女子の友人は不思議と多いようだった。

修学旅行で旅館に泊まった時、友人が女子の部屋に遊びに行こうと言い出した。
俺も同意して、どうせだからこっそり行って驚かせてやろうってことになった。
そしてクラスで一番人気のあった女子のいる部屋に行く事となった。
こっそりドアを開けると(どのように鍵を開けたかは忘れた)恐ろしい光景が。

体育座りで座り込むWさんを円になって囲むようにクラスの女子全員が立っていた。
そして、Wさんに対して「豚」「焼けど野郎」などと罵声を浴びせていた。
さらにクラスで最もかわいかった子が「じゃあ、カツラはずしまーす」と笑いながら言ってWさんの頭に手を伸ばした。

561:2/2
07/01/17 22:46:40 4E1Axeip0
次の瞬間、Wさんの髪の毛が全部その女の手にあった。Wさんは頭皮も病気で、髪の毛が生えないためカツラをしていたのだ。
男子は誰もそれを知らなかった。ショックで何が何だかわからない俺の前で女子はWさんを蹴飛ばしたりカツラをライターであぶったり。
Wさんはかすれた声でうめく。助けを呼びたくても呼べないのだ。
俺と友人は無性に怖くなって見つからないように逃げた。

次の日、Wさんもクラスの女子も何事も無かったように京都を観光していた。
それが一番怖かった。

時がたって同窓会が開かれた。Wさんはすでに亡くなっていた。
俺は思い切って女達に修学旅行でのことを聞いてみた。
すると例の一番かわいかった女の子が「あんなの別に死んだっていいじゃん」といった。

このスレの趣旨とはちょっと違うかもしれないが、これが俺の経験した最も怖い話です。

562:1/2
07/01/17 22:47:29 4E1Axeip0
マユミという名の女子高生が学校に向かって歩いていました。
いつもと同じ時間に、いつもの道をいつもと同じ速さで歩いていく。
すると、ふと目の前に同じ学校の制服が見えた。近づいていくと、それは同じクラスの生徒で、
しかもいつもいじめられている女の子だ。クラス全員が彼女をイジメていた。
先生もイジメを知りながらも見て見ぬふりをしていた。
女子校なので、結構エグイことをする。無視をする時もあれば、
使用済みの生理用品を机の上に置いたりなんてこともあった。
マユミちゃんも、特に彼女を憎らしいと思ったことはなかったが、
自分だけイジメをしないわけにもいかず、周りにあわせて、
無視やひどいことを言ったりしたりしていた。
だんだん近づいていくと、いじめられっこの彼女がとっても嬉しそうな顔をしているのが見えた。
幸せそうな笑顔で飛び跳ねている。
マユミちゃんは、その姿を不思議に思いながらも彼女のすぐ近くまで来た。
彼女はマンホールの上で跳ねていた。とっても幸せそうな顔をして、
なぜか「九、九、九…」と言っている。
「何してるの?」尋ねてみた。
しかし、彼女は返事をせずに「九、九、九…」といいながら跳ねている。
「無視してんじゃないよ」今度は口調を強めて言った。
しかし、彼女は返事をしないで、相変わらず同じことを続けている。


563:2/2
07/01/17 22:48:22 4E1Axeip0
今まで、特別に彼女を憎らしく思っていなかったが、嬉しそうに、
しかも自分を無視したことで、何か急にとてつもなく強い感情が湧き起こってきた。
しかし、それを抑え込んで、「なんで、そんなことしてんのよ?」もう一度尋ねた。
それでも、彼女は何も聞こえないみたいに嬉しそうに跳ねている。
ここにきて、マユミちゃんの中で今までと違った感情が生まれた。
ひょっとしたら‘マンホールの上で数字を言いながら跳ねる’ということは
とっても楽しいことではないのか、そんなことを思った。
バカらしいとは考えつつも、微かにそんな思いが頭の中をよぎった。
複雑な思いに戸惑いを感じながらも、
とにかくマンホールの上で楽しそうに跳ねる彼女の邪魔をしたくなった。
いじめられっこの彼女がなんでこんな楽しそうにしているの、なにか納得できない、
そんな感情に身を任せ「ちょっと退きなさい。私がやるから」そう言って、
強引に彼女を押しのけ、マンホールの上に立った。
足をわずかに曲げ、すこし腰を低くしてから思いっきり上に跳びあがる。
その瞬間、となりに押しのけられた彼女がすばやく渾身の力でマンホールの蓋を取った。
マユミちゃんは真っ直ぐマンホールの下に落ちていく。
彼女は蓋を閉めて、とっても幸せそうな顔で、再びその上でジャンプして、
今度は「十、十、十…」と言いはじめた。


564:手型
07/01/17 22:49:08 4E1Axeip0
10年ぐらい前、自分が大学生の時に聞いた話です。
サークルかなんかの男女数人である池に肝試しに行きました。
その中に一人霊感の強い子がいて車から降りたくないといいだしました。
仕方なくその子だけ残してみんなで車を降りて肝試しをしてたそうです。
しばらくしてみんなで車に戻ると、その子が何かに取り付かれたような顔で
車の中に居たそうです。(結局、その子は精神病院に入院してしまいました)
そして次の日、その子の乗ってた車を見ると車体中に手形がべったり付いていたそうです。

と、ここまでが自分の中の記憶にあって、それが青島だったかはっきりしてなかったんですが
今調べてみたら多鯰ヶ池ですね。
戦前までこの池で戦死者を水葬していたそうです。


565:1/3
07/01/17 22:51:16 4E1Axeip0
実体験です。
昨日、関西の某県で、カブトムシを捕りにいこうと友達と三人で山の中に行きました。時間は午前2時位だったかな。
山の中に入ってどんどん奥へと進んで、木をチェックして歩いていました。すると、
「なんか聞こえへん?」
と友達のA君が突然言うので耳を澄ましてみました。
「あっ。聞こえる!」
続いて友達のB君も言いました。私はいくら耳を澄ましても聞こえなかったので、
「気のせいちゃう?」
と二人に言いました。でも二人は確かに何か変な音がずっと聞こえると言って、音のするほうにどんどん進んでいきました。しょうがないので私もA君とB君の後をついて行きました。
「あっ。あそこなんか明かりが見える!」
「ホンマや!」
A君とB君が指をさす方向には確かに赤くて小さな明かりが見えていました。しかも、よくみるとその明かりは小刻みに動いていました。私たちは、少しづつ明かりに近づいて行きました。そこでようやく私も彼らが言う「音」が聞こえました。


566:2/3
07/01/17 22:52:01 4E1Axeip0
コツッ・・・ コツッ・・・コツッ・・・
と言う音・・・。
「誰かいてるぞ。」
とA君が小声で言いました。それに続いて、私たちは木の後ろから隠れるようにしてその『誰か』を見るようにしました。
その『誰か』は、丑の刻参りをしている最中でした。白い服を着て、ロウソクを鉢巻で頭に巻き、木にわら人形を打ち付けていました。
よくテレビなんかで見るけどホンとにあんな格好をするんだと思いました。
見た感じ、23歳~26歳くらいのショートカットの女性でした。 
私たちは無口になりその光景をジッと見ていました。しばらくして、B君が
「あの顔見てみぃや・・・。」
と言いました。私はB君の言うとおり、わら人形を木に打ち付けている女の顔を見ました。
・・・はっきりいって、人間の顔をとは思えない形相でした。貞子がかわいく見えるくらい・・・。
「うわ・・・。」


567:3/3
07/01/17 22:52:58 4E1Axeip0
A君も気持ち悪そうに言いました。
その時。その女は突然、私たちのほうに顔を向けたのです。その女は私たちのほうに向かって走って来ました。
「逃げろ!」
A君かB君かどちらが言ったのかわからなかったけれど、私たちは夢中で走って逃げました。
気がつくと山を抜け、自動販売機のところに三人で息を切らし立っていました。女はもう振り切ったみたいでした。
「けっ・・・警察行こう・・。」
B君が言いました。
私たちは急いで警察に行きました。内心、信じてもらえるか心配でしたが警察の人はこういいました。
「ああ・・・。あそこの山か?で?君ら丑の刻参り見たんか?逃げて正解やで、丑の刻参りって他人に見られたらそいつを殺さないと
自分に呪いかかるらしいからなぁ。」
私たちはゾッとしました。あの女は殺されるところだったんだと・・・・。


568:1/5
07/01/17 22:53:35 4E1Axeip0
その夜、俺は拾ったばかりの仔猫を病院へ連れて行っていた。
アメリカンショートヘアの胴体部分の模様をかき混ぜてしまったような、
白地に黒い毛の混じった銀色っぽい毛並みの猫だ。
ストレスで体調を崩したらしく、点滴を打っただけで帰ることができた。
疲れているのか、うとうとしているそいつを寝室に置き、
飛び出さないように窓とドアを閉めて手早く晩飯を作って食った。
30分ほどで様子を見に戻ると、ドアをあけた途端、寝ていたはずのそいつが
パソコンデスクの影から慌てて飛び出して来ながらミィミィと鳴いている。
普段は何があっても鳴いたり暴れたりしない大人しい奴なのにどうしたんだろう。
部屋の中は月明かりでぼんやりと照らされ、どこかから耳慣れない音が聞こえてくる。
ジィーッともシャァーッともつかないその音は、
例えるならいつかテレビで聞いた蛇の威嚇音のようだ。
この音に怯えたんだろうか?
裏で工事をやっているらしいから、そのせいかもしれない。



569:2/5
07/01/17 22:54:58 4E1Axeip0
視界の隅で何かが動いた気がしてそちらに目をやった。
薄暗くてわかりづらいが、米粒ほどの大きさの黒いものがもぞもぞと這っている。
ゴキブリの幼生だろうと思い、近くにあったティッシュを掴んでそれを押しつぶした。
その時、妙なことに気づく。
マンションの真裏で、こんな夜遅くまで工事なんてやっているものだろうか。
大体、今夜は 月 な ん て 出 て い な か っ た んじゃないか?
反射的に立ち上がって明かりをつける。
いつの間にか音は止んでいた。
外に視線を向けると、窓から 覗 い て い た 顔 がさっと隠れた。
慌てて駆け寄って勢いよく窓を開ける。
ベランダなんて気の効いたものはなく、5階の高さの先にある地面は
星すら雲に隠された闇の中では見えなかった。
握り締めていたティッシュを開くが、そこには何の痕跡もない。
いつの間にか仔猫は穏やかに寝息を立てていた。


570:3/5
07/01/17 22:56:06 4E1Axeip0
数日が経ち、仔猫の体調もすっかり良くなっていた。
俺はクーラーを効かせるため部屋を閉め切ってパソコンデスクに向かっていた。
電源を入れて、立ち上がるのを待つ間に背後で眠っているはずの仔猫を振り返った。
……なにやら熱心に俺の足元を覗いている。
その先は、デスクの下の空間しかない。
猫が見つめるものと言えば大概虫だ。
蚊かゴキブリかと確かめようとしてひょいと覗き込んだ。
人 の 顔 がさっと隠れた。
俺はその苦しい姿勢のままで固まった。
デスクの下には、部屋の壁とデスクの細い脚しかない。
いったいどこに、誰が隠れたというんだ?
う、と呻いて口を押さえた。
急いでキッチンへ駆け込み水を汲む。


571:4/5
07/01/17 22:56:40 4E1Axeip0
以前、極度の怖がりだと自認している後輩をお化け屋敷へ無理矢理連れ込んだことがあった。
中間地点を越えたあたりで恐怖のピークを超え、そいつは通路の真ん中で嘔吐してしまった。
つまり、俺もその得体の知れない何かに慄いて吐き気を催してしまったんだ。
心の中でそいつに詫びを入れるが、あの時はお化け屋敷、これは現実だ。
実際にそんなものがいるわけがないじゃないか。
幸い吐き出さずに済んだが、気を落ち着かせるために軽く水を飲んで部屋に戻った。
何か危害を加えられたわけでもない。
見えたとしても、見えなかったと思えばいい。
それからも幾度か変なものは見えたが、俺は徹底的に無視を決め込むことにした。


572:5/5
07/01/17 22:57:54 4E1Axeip0
ある日部屋へ帰ってきて玄関を開けると、勢い良く銀色の仔猫が飛び出した。
今まで外へ興味を持ったことすらなかったから油断してしまった。
後を追おうとすぐに振り返るが、長い廊下のどこにも猫の姿など見当たらない。
俺は逆に部屋に飛び込み、仔猫の名を呼んだ。
何度も呼ばないうちにいつもの部屋からひょっこりと顔を出す。
ほっとしたが、ではさっきの猫はいったいなんだったんだ。
いい加減限界に来ていた俺は、どうせ事実など教えてもらえないだろうと思いながらも
管理人室に押しかけた。
俺が入居する前に自殺や殺人事件はなかったかという問いには、当然強く否定が返ってくる。
何度も念を押す俺の勢いに負けたのか、おっさんはひとつだけ教えてくれた。
俺が入居する少し前、部屋の掃除や壁紙の張替えをするために部屋に入ると、
中で一匹の猫が死んでいた。
どこから侵入したのかはわからないが、
窓も玄関も厳重に締められ飢え死にしてしまったようだ。
気になった俺はどんな猫だったか覚えているか、と聞いた。
白と黒が混じりあって生えたような、銀色に見える毛をした仔猫だったそうだ。
俺はその日以来、自分が部屋にいる間は廊下に面した小窓を少しだけ開けておくようになった。
変な音や月明かり、顔などとの関連性はさっぱりわからないが、
今のところ変なものは見ずにすんでいる。


573:本当にあった怖い名無し
07/01/17 23:03:53 13SGZCnRO
正直に怖いな…。
うち廊下通んないとトイレいけないから怖くて行けない…orz。

574:本当にあった怖い名無し
07/01/17 23:19:52 8ZJMOYu/O
あれ?どこかで読んだ覚えがあるんだが気のせいか?

575:1/15
07/01/17 23:25:12 4E1Axeip0
これは友人に聞いたとかではなく、マジに俺自身が体験した話バイトで知り合った友達が、引越しをするというので手伝った。
そいつは一人暮らしで荷物もそんなにないし、引越し先も、元の家から車で30分くらいの距離な上、
俺もそいつも引越しの経験が有るので段取りは大体解っていたから、要領よく済ませることができた。
レンタカーを借り、朝から始めて夕方にはほとんど終わっていた。
その日はそいつの新居に泊まるつもりだったので、外で飯を食った帰りに酒を買ってきて、
荷解きしたり駄弁ったりしてたが、昼間の疲れが出たのだろう、


576:2/15
07/01/17 23:25:51 4E1Axeip0
10時位にはかなり眠くなってきたので、2人とも雑魚寝ですぐに寝付いた。夜中に天井からドタドタいう音で目を覚ましたが、眠かったのでまたすぐに眠りに落ちた。3日後、そいつとバイトで一緒になったが(バイト先はシフト制なのだ)なんだか少し元気がない
まぁ、引越し自体は終わっても、その後手続きやら何やらで結構忙しいから、多少疲れてるのだろうと思い
仕事が終わった後で一緒に飯を食べに行った。新居はどうだ?と水を向けると、
「あの部屋さぁ・・・(暫し沈黙)・・・あー、まだ慣れてないなぁ。」と、ちょっと変なお返事。
俺自身は枕が変わろうとベッドが変わろうとすぐ慣れる性格なので この返答に違和感を感じたわけだが
まあ性格なんて人それぞれだし、環境の変化に敏感な奴はたくさん知っている、
こいつがそうだというのはちょっと意外だったけど、てな感じでその日は別れた。さらに4日後、一緒に飯でも食おうと会って見たところ 明らかに顔色が悪い、なんか有ったのかと尋ねると


577:3/15
07/01/17 23:26:37 4E1Axeip0
「あの部屋、絶対ヤバイよ。最悪だ・・・。」と、身内の不幸を語るときみたいに深刻な顔でため息を漏らす。
明らかに洒落や冗談ではない空気をつくっていたので、こちらも半信半疑ながら真剣に話を聞いてみると、
天井裏を駆け回る音(そいつの部屋は2階建てのコーポの2階にありマス)に始まり、壁を引掻く様な音やら
照明の紐が揺れたり、お皿がカタカタ鳴ったり、ボソボソと独り言のような声が聞こえたり、
もう絶対にお化けの仕業だと言い切ってはばからない。
オレの方はというと、話を聞いた限りではどれもこれもなんだか微妙な感じだなぁ、
えらいオーソドックススタイルなゴーストだなオイ、
てな感じで最初のほうこそ友人の真剣な様子に押され まじめに話を聞いていたのが、
詳しい話を聞くにつれねずみの足音って結構大きいらしいよ、とか 
もう全然信じてませんよモード丸出しの受け答えばっかりするようになっていた。


578:4/15
07/01/17 23:27:07 4E1Axeip0
それが癪に障ったのか、そんなら家に来てみろ!と言われ、
特に用事も無かったのでそのままそいつの家に泊まる事になった。そいつの家に着いてから、軽く酒でも飲みながら 
テレビ見たり駄弁ったりして何と言うことも無くすごしていたが
夜が更けゆくにつれそいつはソワソワして明らかに怯えた様子。夜中の1時を過ぎたころだろうか、突然天井からドタドタと言う足音が!
確かにかなり大きな音で、ちょうど子供が天井裏を走り回っているように聞こえる。
正直かなり驚いた。


579:5/15
07/01/17 23:27:53 4E1Axeip0
ハハハ、結構でかいねずみなんじゃねえの?と、俺が言い終わらないうちに
今度はどこからかボソボソと独り言みたいな声が聞こえてくる!
しかもよく耳を澄ましてみると、その声は部屋のまん満中あたりから聞こえてきてる!しかもかなり聞き取り辛いが、どうやら誰かを探しているご様子。
「(ボソボソ・・・)どこいった(ボソボソ・・・)ドコイッタ・・・」と
身の毛もよだつ様な恐ろしく低い声で、ブツブツ言い続けてらっしゃる!その声が聞こえてきたと同時に照明の紐が揺れだした。
いやいや揺れてるなんてもんじゃねぇ!


580:6/15
07/01/17 23:36:53 4E1Axeip0
まるで指先で紐の先をハジいてるみたいに、ピッコンピッコン跳ねている!その後もカリカリと壁を “部屋の内側から” (←これ大事なポイント)引掻く音が
ずっと続いたり(このとき独り言は止んだり聞こえたりの状態)、
ゴッゴッと壁に何か(見えないけど、たぶん頭・・・)を打ち付けるような音が響いたり。オレは部屋の隅に突っ立ったまま固まっていた。
想像してた状況をはるかに超えてんだもの!この部屋の中に、姿は見えないけど確かに誰かいる。姿は見えないけど。
しかも何か(誰か?)を探していて、でも見つからなくて、
かなりイライラしている様だ。姿は見えないけど。はっきりそれが解る。スガタハミエナイケド。しばらくして音は止み、紐も動かなくなった。それでもオレは固まったまんま。
目だけキョロキョロ。部屋の中を舐めるように眺め回し続けていた。


581:7/15
07/01/17 23:38:30 4E1Axeip0
今にもソレがまた出てくるんじゃないか、と身構えて体ガチガチ。固まったまんま。友人が「な?マジだったろ?」とボソリと言った。異議なし。マジです、これはマジでやばいです。
その後、ファミレスに緊急避難。言ってはいけないとわかっていたけど、ついポロリと本音が出た
「お前良く1週間もあんなトコにいたな。」
「いや、最初はそんなに酷くなかったんだけどな、だんだん酷くなってきてんだよ、 イ ラ イ ラ が 。」友人は、すぐにでもあの部屋を出たいといった。そりゃそうだろう、でも金が無い。
気の毒だとは思うが、オレも生憎と金を貸せるほど余裕は無かった。
そう言うと「いや、金は自分で稼ぐ。頼みたいのはソレじゃない」と言う。話を聞くと、夜家に居たくないのでコンビニの深夜勤務のバイトをはじめることにしたそうだ、
「昼間だけだったら我慢できると思ってたんだが・・・」


582:8/15
07/01/17 23:39:50 4E1Axeip0
どうもだんだん酷くなってるようで、あの部屋に居るといつ出てきてもおかしくない気がして恐ろしい、
眠れない、そこで昼間だけでいいから俺のうちで寝させてほしい。ということだった。
もちろんオレも一人暮らしだし、昼間は大体家を空けるから何の不都合も無い、
しかもあんな体験をした後だ、二つ返事でオッケーした。
「でもさ、まだ入居して1週間だろ?不動産屋に文句言えば別の部屋探してくれたり、
全額じゃなくっても少しくらい金戻ってくるんじゃねえか?」と言ってみた。


583:9/15
07/01/17 23:40:57 4E1Axeip0
あれだけ強烈にはっきりと、得体の知れないものがお出ましになっているのだ、
確実にあの部屋で何か事故が起こっているはずだ、
そういうのは新しい入居者には告知しとかなきゃいけないと言うような話を聞いたことがあるからだ。「3日前に不動産屋には言った、大家のところにも行ってみた」
あの部屋で誰かが死んだとか何か事故が起こったことは今まで一度も無い、
変な事を言って来たのも友人が始めてだ、とかなり不審がられたそうだ。


584:10/15
07/01/17 23:42:12 4E1Axeip0
「出てくのはかまわないが、契約書にも有るとおり、
退去の1ヶ月前までには出て行くことを伝えないといけない決まりだから、
来月の分の家賃は払ってもらうときっぱり言われた」と、忌々しそうに友人は答えた。
何かを隠しているようにも見えなかったと言う。「それに、もし何かあったとしても、知りたいとは思わない」と友人は言った。
それはなんとなく解る気がする、実際のところあそこで何があったのか突き止めようとか、
坊さんとか霊能者みたいな奴を呼んで御払いをしてもらおうとか言う考えは露ほども起きなかった。
とにかくかかわり合いになりたくない、できるだけ早く縁を切って、記憶からも消去してしまいたい
きっとそういう気持ちなんだろう。気持ちは良くわかる。


585:11/15
07/01/17 23:44:36 4E1Axeip0
そして実際アレはそんくらいヤバイものだ、それは確実だ。それから友人は働きまくり、2ヶ月ほどで30万近くためた。
昼間俺のうちで寝る以外はずっとバイトをしていた。その間、あの部屋に服なんかを取りに戻ったとき(当然昼間)、
家にあった食器が、すべて粉々になっていたのを発見したり、
大家から電話がかかってきて、 “夜中に” わめいたり暴れたりするのをやめろと言われたりしたみたいだが、
あまり気にしないように勤め、黙々と働き続けた。(事情を知ってるオレにだけは、報告みたいな感じで教えてくれた)
当然かなりやつれたが、金が貯まったときはほんとにうれしそうだった。引越しの日、当然今度も俺が手伝うことになった。


586:12/15
07/01/17 23:46:30 4E1Axeip0
今回は確実に、日の光のあるうちに引越しを済まさなければいけない、
もう一人に声をかけ手伝ってもらうことにし、(友人Bとでも呼んでおこうか、こいつはその部屋の話は何も知らない)
前以上に段取り良く、要領良くすすめ、昼過ぎにはほぼ終わらせることができた。引越し先の家から、件の部屋に戻り、不動産屋と大家の立会いの時間まで部屋を掃除していた、
1Kの部屋に3人がかりだったので掃除はすぐに終わった。ここでオレに魔が差した。2ヶ月が経ちあの恐怖が薄れていたのだろうか、3人居るから気が大きくなったのか、それとも明るい太陽のせいか。
お札だの、不自然な髪の毛の束だの、血の染みだの・・・原因となったものが何か無いか探してみようと思ってしまったのだ。
友人もしぶしぶ付き合ってくれた。


587:13/15
07/01/17 23:47:44 4E1Axeip0
引越しの住んだガランとした1K、探すような場所はそう多くない。押入れ、天袋、さらには畳を一枚一枚持ち上げてまでチェックしたが、何も無い。(友人Bには意味がわからないまま手伝わせた)
最後に天袋の隅っこにあったはめ込み式の板をはずして、天井裏を覗いてみることにした。
しかし、いくら昼間とはいえきっと天井裏は真っ暗な闇が広がっているに違いない、
それを想像すると、あの夜の恐怖がよみがえりさすがにちょっと腰が引ける。
そういう訳であるから、ここは何も知らない友人Bの出番ではなかろうか、と考えた私は
友人Bに懐中電灯を持たせ、天井裏を覗いて貰った。幸い、童心あふれるB君は嬉々として引き受けてくれた。・・・・・「へー、天井裏ってこーなってんのカー、んー、別に何もねーぞ?ん?あっ!待って、なんかあった、なんだろあれ?」
そう言うとBは天井裏の奥まで入っていってしまった。にわかに不安になる俺と友人。そして戻ってきたBの手にしていたもの・・・それは・・・“位牌”  そうです、あの位牌です。仏壇においてある、あの位牌です。
位牌は仏壇に置くものです、天井裏に置くものではありません。


588:14/15
07/01/17 23:49:15 4E1Axeip0
でも有ったんです、天井裏に。位牌が。B君の手にしている、埃まみれのそのブツを見つめたまま、3人とも凍りついてしまった。
元気があれば何でもできるB君も、さすがに元気を無くしていた。
どのくらい固まっていたのだろうか。とりあえずこれは、ちょっと本気でヤバイなぁ・・・、
と考えるくらいの冷静さを取り戻し、未だ呆けたようにぢっと手を見るB君に、
とりあえずその物体から手を離してみてはどうか、と提案してみた。そして、B君がその位牌を床に置いた瞬間!
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタッ・・・!!!!!天井裏を、狂ったように駆け回る音が、がらんどうの部屋に響き渡った・・・!!!
全身の毛が、総毛立った。転がるように、外にまろび出た。Bも慌ててついて来た。
外に出て、太陽の光に包まれてもなお、オレと友人の肝は冷えたままだった。
藪を突っついたら、蛇が出てきた。激しく後悔した。その後やってきた不動産屋と大家に、友人は食って掛かったが、
不動産屋と大家は、最初は相手にしなかった。


589:15/15
07/01/17 23:50:52 4E1Axeip0
それどころか、友人に変なものを持ってきて因縁をつけるな、みたいな言い方をした。どうやら友人を、相当胡散臭い奴だと思っているようだった。
しかしオレと友人Bが援護して、ようやっと友人の言い分を信じたようだ。この物件で、過去に事故は起きていない、それは本当だ、
しかし友人のすぐ前の入居者だった人は、家賃を滞納して行方をくらましていたそうだ。
このご時世で、そういうことは稀にあるし、そんなことを次の入居者に報告しておく義務は無いので、言ってなかったが。
ひょっとしたらその人が置いていったのかもしれない、等と言った。結局その位牌は、大家が預かって、お寺かどっかで供養してもらうことになり、
その部屋も一応御払いしてもらうことにすると言っていた。
友人はその後、新しい家で何事も無く暮らしている。夜もぐっすり眠れているようだ。
オレにも別に、特に変わったことは起きていない。
しかしあの夜のことを夜中に思い出したりすると、ちょっと寝つきが悪くなる。


590:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:18:32 WKKMWnoh0
怖い。。。
さっきまでココのログをよんでたんだけど
変なことが起こってしまいました。。。
お気に入りに「赤犬」が入ってるんですよ!!!即刻消しましたけど。
確認画面もなしに勝手にお気に入りに入ってしまう事ってあるんでしょうか??
この話自体は怖くなかったけど堪忍してや~~~!!!
僕、怖いもの好きの怖がりなんでまじでやめてほすぃ(;><)

591:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:30:31 jI90xO0n0
赤犬って何ですか?

592:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:34:10 WKKMWnoh0
いや・・・洒落コワのログ51の赤犬です。
あとさっき気づいたんですけど
新着のお気に入りなのに上部に表示されてました。
PC詳しい人これどういうことなんでしょうか
モチ移動させた覚えもなけりゃ登録の確認画面すらでてません

593:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:39:12 jI90xO0n0
お気に入りってか履歴が表示されてんじゃないの?

594:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:42:18 mbBh2oPQ0
正直、自演はキモい。

595:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:44:12 WKKMWnoh0
・・・さすがにそこまでマヌケではないです。。。

596:本当にあった怖い名無し
07/01/18 00:45:22 WKKMWnoh0
自演でもないです・・・
でもこれ以上消費するのもなんなので
放置しといてください

597:本当にあった怖い名無し
07/01/18 01:03:28 HZXoyQF4O
>>596
いや、俺は信じるぞ。安心して眠れ。

ところで「赤犬」ってどんな話?
URL教えて。夜勤でヒマなんだ。

598:本当にあった怖い名無し
07/01/18 01:12:59 kgn17hSpO
>>597
夜勤乙
これだと思われる
URLリンク(090ver.jp)

599:1/18
07/01/18 01:44:19 jI90xO0n0
俺がまだ学生時代の話です。友達のAは、凄く怖がりなヤツでした。
夜に仲間で集まって遊ぶときなどは、よく怖い話などをしてAをからかって
遊んでたものです。
で、ある日、学校も休みで暇だったので、Aの家にでも遊びにいこうかと思い、
昼過ぎくらいにAの家に遊びにいったのです。2人ともレゲーが好きで、
ファミコンやスーパーファミコンなどに熱中して「これ懐かしいなぁ~」
とか言いつつ盛り上がってました。んで、ふと気がつくともう午後7時過ぎて
たんですよ。とりあえず飯でも食うかぁ~って事になって、弁当屋に飯を買いに
いき、またAの家に戻ってきて、TV見ながら晩飯食ってました。


600:2/18
07/01/18 01:45:08 jI90xO0n0
丁度その時、TVで心霊特集みたいなのやってたんですよ。怖がりのAは、
「チャンネル変えようやぁ~」とか言ってたのですが、Aの怖がってる反応が
面白く、また俺もオカルト番組好きだったので、無理矢理チャンネルそのままで
見てました。番組も終わりかけてた頃、ふと俺は、あるイタズラを思いつき
ました。ベタなイタズラですが「あっ!!お前の後ろに霊が見えるぞ!!」
ってな感じで怖がらせようと思ったのです。今思い返せば、その他愛のない
イタズラが恐怖の始まりだったのです。


601:3/18
07/01/18 01:46:26 jI90xO0n0
俺は、頃合いを見計らって、Aの左肩の上の一点を凝視し始めたのです。
もちろん、いかにも「そこになにかいる!!」とAに思わせる為の芝居
です。やがて、Aはそれに気付きました。不思議そうな顔をして
「何?何見てんの?」
と聞いてきましたが、俺はそれに答えずに無言で、ただAの左肩の一点を
見つめます。小刻みに震えてみたり、驚愕の表情を浮かべたりしながら。
我ながら、かなりの演技力だったと思います。それを見て、Aもかなり
不安になったらしく、後ろを振り向こうとしました。その時、
「振り向くな!!」
俺は叫びました。Aはかなりビビッて俺の顔を見ています。


602:4/18
07/01/18 01:47:11 jI90xO0n0
もちろん、俺は心の中では「しめしめ」と思ってましたけど。
「いいか、何があっても絶対振り向くなよ。お前の左肩の上に、白目
  むいて大口を開けて、狂ったように笑ってる女がいるんだよ」
と、俺が言ったあと、Aは暫く固まってました。しかし、いくら怖がりと
いっても、それを鵜呑みに信じるはずもなく、
「・・・お前なぁ、また俺を怖がらせようとしてんだろ・・・」
と、疑いの目を向けてきたのです。俺はヤバいと思い、
「馬鹿野郎!マジなんだよマジ!とにかくここから出るぞ!!」
と焦って芝居を続けましたが、Aは完全に俺を疑っています。
その時です。


603:5/18
07/01/18 01:47:49 jI90xO0n0
「はははははははははははははははははははははは!!!!!!」
と絶妙のタイミングで、女の狂ったような笑い声が聞こえたのです。
俺も想像してなかった出来事にビビリましたが、何の事はない、
つけっぱなしにしてたTVの、例の心霊特集の再現VTRの声だった
のです。しかし、Aは気が動転してるのか、俺の顔を見ながら震えて
います。「これはイケる!!」と思った俺は、「逃げるぞ!!」と
叫び、玄関に走りました。Aも必死の表情でそれに続きます。
Aの家を飛び出して、100mくらい走ったでしょうか。俺は突然止まり
「あはははははははは!!」
と笑い出しました。もうタネあかしをしようかなと思って。
(しかし、思い返してみると、俺も相当イヤなヤツですね・・・)
Aは、きょとんとした表情です。
「ゴメン、全部ウソ!!さっきの女の声もTVの声!!」
そう言うと、流石にAも理解したらしく、怒りの表情で俺を睨んできます。
そして、Aの俺に対する小言が30分くらい続きました。そりゃ、怒って
当然だと思います。結局、Aを完全になだめるのに1時間くらいかかり
ました。「Aに昼飯を1週間おごる」という条件で・・・


604:6/18
07/01/18 01:49:21 jI90xO0n0
んで、それから3日くらいたった(もちろん昼飯は毎日おごりました)
学校での昼休みの時、Aが真剣な表情で俺に聞いてきたのです。
「なぁ、この前の件、ホントに冗談だったんだよな?」
俺は、こいつホントに怖がりなんだなぁと呆れつつも、
「当たり前じゃん。全部俺の芝居だって。アレか?まさか本物の幽霊
  でも見たのか?」
と、からかいつつ聞くとAは、
「ヤッパそうだよな。・・・イヤ、いいんだ。気にせんでくれ」
と沈んだ表情で言いました。俺はちょっとやりすぎたかなと罪悪感を
感じていました。
その次の日からです。Aが学校にこなくなりました。
丁度インフルエンザが流行ってた時期だったので、風邪でも引いたのかな
と思い、その時は別に気にしませんでした。しかし、それからさらに3日
たってもAは学校に来ませんでした。携帯にも出ません。流石に心配になり
明日の学校帰りにでもAの家に行こう、と思いました。


605:7/18
07/01/18 01:51:43 jI90xO0n0
その日の晩の事です。俺の携帯に着信が来ました。Aからです。
「おう、どうした?風邪でも引いたか?お陰でこっちは昼飯おごらずに
  すんだけどなーハハハ」
と冗談混じりに言ったのですが、Aは無言です。ちょっと心配になり
「具合でも悪いんか?どーした?」
と聞くと、かすれるような声でAが言いました。
「・・・なぁ。この前の事、ホントに冗談だったよな?俺を怖がらせる
  為のウソだったんだよな?」
俺は、まだそんな事気にしてんのかこいつと思い、
「だから、全部ウソだって!この前も聞いたけど、本物の幽霊でも
  見たのかよ!?」
と聞くと、Aは暫く無言になり、こう呟きました。
「見た」
それを聞いて、俺も一瞬ビビッたんですが、もしかしたらAは、この前
驚かされた仕返しを俺にしようと、ウソを言ってるんじゃないかとも
思ったのです。


606:8/18
07/01/18 01:53:17 jI90xO0n0
「またまた。今度は俺を怖がらせようとしてんだろ?それか、神経過敏に
  なりすぎて幻覚でもみたんじゃねーの?それか悪夢とか」
「・・・俺も最初はそう思ったよ。だけど、あれから毎晩出るんだよ。
  最初は、夢の中だった。白目むいて、アゴがはずれんばかりの大口
  開けながら狂ったように笑う女が。・・・最初は夢見るだけだった
  けど、ここ2~3日、いつも深夜に目が覚めるんだよ。で、何か気配
  を感じて横を見ると、その女が隣に寝てんだよ・・・アッアッ!!
  アッアッ!!って狂ったように笑いながら!!もしかしたら、それも
  夢の一部かもしんないけど・・・お前、ホントに何も見てないんだよ
  な!?俺もう、耐えられねーよ・・・」


607:9/18
07/01/18 01:54:55 jI90xO0n0
俺は暫くの間、何も言葉が出ませんでした。半分は、俺に仕返しをする
為にウソを言ってるのだと思い、半分はあまりにも真剣にAが話している
ので、本当の事ではないのかと・・・でも、あの女は俺が想像で作りだし
たモノなので、実在するわけがないのです。
「・・・とりあえず、明日学校出て来いよ」
そう言って、俺は電話を切りました。


608:本当にあった怖い名無し
07/01/18 01:57:40 AEXdj2ieO
それでそれで?

609:10/18
07/01/18 02:00:43 jI90xO0n0
次の日、Aは学校に来ました。思いのほか顔色も良く、沈んだ感じもない
ので、「あ~こいつやっぱり仕返しでウソついたんだなぁ~」と俺は思い
ました。Aは俺の姿を見つけると、笑いながら駆け寄って来ました。
「よう!」
「よう、じゃねーよお前。やっぱり昨日の話はデタラメだったんだな?」
そう俺が笑いながら言うと、Aは真剣な表情になり、こう言いました。
「いや、あれはウソじゃない。でも、俺はアイツにもう苦しめられなくて
  すむ。やっと解放されたよ」
「ハイハイ、もういいって。お前も大した役者だよな。でも、解放された
  って何だよ?」
と俺が聞くと、Aがニヤリと笑いながらこう言いました。
「次はパパの所へ行く。そうあの女が言ってたから。んじゃ、気をつけろ
  よな」
そう言いながら、Aは教室に入っていきました。「一本とられた」。俺は
そう思いました。Aの話だと、俺の想像が作り上げたバケモノが、Aの所へ
現れ、次に創造主である俺の所へ現れる、と言う事なんでしょう。
「Aもなかなか、味な仕返しの仕方するじゃないか」と、俺は感心して
しまいました。実際、俺は少しゾッとしてしまったのですから。
しかし、恐怖はこれだけでは終わらなかったのです。


610:11/18
07/01/18 02:02:23 jI90xO0n0
その日は飲み会があったので、俺が帰宅したのは深夜2時過ぎでした。
早く寝たかったので、速攻でベッドに倒れ込みました。その時、ふと
昼間のAが言った言葉を思い出してしまいました。
「次はパパの所に行くから」
いくら冗談だとはいえ気味が悪くなり、早く眠りにつこうと必死に
なりました。


611:12/18
07/01/18 02:03:32 jI90xO0n0
どうやら酒も入ってた事もあって、いつの間にか俺は寝ていた様です。
ふと喉の乾きで目が覚めると、時刻は午前5時半過ぎでした。
当時は真冬だったので、明け方とはいえ外はまだ真っ暗です。
冷蔵庫のウーロン茶でも飲もうかと、ベッドから腰を上げた時、窓の
外から奇妙な音が聞こえてきたのです。


612:13/18
07/01/18 02:06:35 jI90xO0n0
「アッアーッアッアッアッアーッ」
皆さんは、「明け方のハトの鳴き声」を聞いたことがあるでしょうか?
一定の間隔で「クックルークックルー」みたいな感じで鳴いてますよね?
俺もハトの鳴き声は何度も聞いたことがあり、「あぁ~ハトかな~」と
別に気にせずにいたんです。そして、キッチンでウーロン茶を飲み、
再びベッドに入り眠ろうとしました。すると、またあの音が聞こえて
くるのです。「アッアーッアッアッアッアーッ」と。一定の間隔で。
しかも、心なしかさっきより音が大きくなった様な感じがしました。
うるさくて眠れないので、窓を開けてちょっとだけ大きな音でもたてて、
ハトを追い払おうと思いました。窓を開けると、すぐ目の前に小さな公園
があります。言い遅れましたが、当時の俺の家は新築コーポの1階でした。
不思議な事に、窓を開けるとハトの声は止まりました。「人の気配を感じ
て逃げたのかな~」と思い、窓を閉めようとすると、公園の入り口の
所に人影が見えたのです。


613:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:07:21 AEXdj2ieO
どんな音?ねぇどんな?

614:14/18
07/01/18 02:07:27 jI90xO0n0
まぁ明け方ですから、ジーさんバーさんが散歩でもしてるのかなと
その時は思いました。そして窓を閉めようとすると、またあの音が
聞こえてきたのです。「アッアーッアッアッアッアーッ」 一定の間隔で。
何度も何度も。「うるせぇなぁ」と俺は思い、「ワッ!!」と大声を
出しました。すると、またピタリと止まったのです。今度こそビックリ
してハトは逃げただろうと思いました。その時、俺の視界の中で何かが
動いたのです。あの人影でした。何か動きが奇妙なんです。まるで
「ケンケン」でもするみたいに、ヒョコヒョコ歩いてるんですよ。
左にグラグラ、右にグラグラみたいな感じで、重心が定まってない様な
動きでした。俺は「何だ?酔っぱらいかなぁ~」と思い、目が合ったり
したらイヤだったので、すぐ窓を閉めました。そして、窓から背を向けた
直後「アッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッ!!!」と
窓のすぐ外であの音が聞こえたのです。女の笑い声の様に聞こえました。


615:15/18
07/01/18 02:09:36 jI90xO0n0
流石に怖くなり、焦ったのですが、「明け方だった」というのが俺を
強気にさせたんだと思います。あれが深夜とかだったら、ベッドで
ブルブル震えてるだけだったでしょう。思いきって「ガラッ」と窓を
強く開けました。誰もいませんでした。念のため、「おい!誰かいる
のか!?うるせーぞ!!」と叫び、再び窓を閉めました。そして、
ベッドに戻ろうとしたその時、俺は凍り付きました。ベッドに誰かいるの
です。真っ白なワンピースを着て、こちらに背を向けて座っている女が。


616:16/18
07/01/18 02:10:15 jI90xO0n0
幻覚だ、と思いました。昼間、Aが仕返しに俺に怖い話をしたので、
その思いが生み出した幻覚だと。「電気をつけたら消えるだろう」と
ふと何の根拠もなく思った俺は、部屋の電気をつけました。
消えないのです。蛍光灯に照らされたその女は、ソバージュがかった
長髪の黒髪で、肩を震わせながらこちらに背を向けて、ベッドの上に
座っていました。「部屋を出ないとヤバい」と思った俺は、玄関に
向かおうとしたのですが、情けないことに腰が抜けたのか、足に力が
入りません。女の肩は、震え続けています。やがて、「ヒャッ、ヒャッ」
とまるで「しゃっくり」の様な声を女は出し始めました。俺は大声で
叫ぼうとしたのですが、まったく声が出ませんでした。ちゃんと呼吸が
出来ていたのかさえ思い出せません。やがて「しゃっくり」の様な声は
「アッアッアッアッアッ!!」とあの狂った笑い声に変わっていきました
。女が、ゆっくりとこちらに振り向こうとしています。上体を不自然な
形に曲げながら。


617:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:10:55 W1hY/QDcO
テキストに書いて一気に貼れよ
どんくさい奴だな

618:17/18
07/01/18 02:14:46 jI90xO0n0
「見たら死ぬ」。直感でそう思ったのですが、瞼が
閉じないのです。「多分、俺の想像した通りの顔があるのだろう」と、
不思議にも俺は冷静に考えていました。恐怖なんてもう通り越していた
のだと思います。女の顔が、完全に俺の方を向きました。
血走った白目。不自然なまでに大きく開いた口。アゴは、人間の状態で
いうならば完全に外れている様子でした。「あぁ、だからこいつあんな
変な笑い声しか出せないのか」と、自分でも意外なくらい冷静に感じ
ました。もう「殺される」と思ってましたから。女は、肩を震わせながら
「アッアッアッアッアッ!!」と狂った笑い声を上げつつ、俺の方に
近づいて来ます。体を左右にヒョコヒョコ揺らしながら。そして、もう
お互いの顔がくっつくすれすれの所まで近づいた女は、外れたアゴから
ヒューヒュー吐息を漏らしながら、ハッキリとこう言ったのです。


619:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:18:30 EiEMfqvi0
ほうほう

620:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:18:56 W1hY/QDcO
テキストに書いて一気に貼れよ。
どんくさい奴だな。

621:17/18
07/01/18 02:20:47 jI90xO0n0
「見たら死ぬ」。直感でそう思ったのですが、瞼が
閉じないのです。「多分、俺の想像した通りの顔があるのだろう」と、
不思議にも俺は冷静に考えていました。恐怖なんてもう通り越していた
のだと思います。女の顔が、完全に俺の方を向きました。
血走った白目。不自然なまでに大きく開いた口。アゴは、人間の状態で
いうならば完全に外れている様子でした。「あぁ、だからこいつあんな
変な笑い声しか出せないのか」と、自分でも意外なくらい冷静に感じ
ました。もう「殺される」と思ってましたから。女は、肩を震わせながら
「アッアッアッアッアッ!!」と狂った笑い声を上げつつ、俺の方に
近づいて来ます。体を左右にヒョコヒョコ揺らしながら。そして、もう
お互いの顔がくっつくすれすれの所まで近づいた女は、外れたアゴから
ヒューヒュー吐息を漏らしながら、ハッキリとこう言ったのです。

622:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:25:33 wTiERprf0
ギギギ

623:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:26:50 W1hY/QDcO
ハッキリとこう言ったのです。


「今夜が山田~!」だったら笑うな

624:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:28:50 W1hY/QDcO
どうした?オチなし?

625:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:30:41 HZXoyQF4O
>>598
トンクス( ゚∀゚)ノ
愛してる

626:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:30:46 42cWisqkO
気になるんだが…

627:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:31:36 zCrB0V10O
前に何処かで読んだ。


628:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:32:11 EiEMfqvi0
>>623ショウヘイヘ~イ!!
ところで>>617->>618と全く同じレスが俺を挟んで
もう1セット書いてあるのが気になる

629:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:33:31 smo80nlFO
実はリアルタイム。きっと気を失ったんだよ。

630:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:33:48 EiEMfqvi0
全く同じでもないか。スマソ

631:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:37:28 smo80nlFO
窓の外に誰かいる。マンションの五階だが。

632:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:39:48 3S7G22rPO
ただのモスマンだよ

633:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:48:04 lSguIUSqO
しゃれたイタリアンの店に友人と入った。
活気があって音楽も流れ、どこの席も和みながら飯食ってた。
斜め前に背の高いモデル風な女と若い男。
たいして気にもとめてなかったが、話が聞こえてくる。
どうやら初のデートで楽しそうな会話がこちらにも流れてくる。
デザートに入ったころ女が席をたった。どうやらトイレらしい。


634:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:51:50 L7H5iUuu0
URLリンク(kowa-i.com)

635:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:58:20 wTiERprf0
>>634
㌧!短いからそのまま転載

ハッキリとこう言ったのです。「わたしを作ってくれてありがとう」
ここからは後日談ですが、あれ以来あの女は俺の前に現れてないですし、霊障みたいな事も起こってません。
Aに話そうとしても、いつも話を濁されるというか反らされるみたいな感じで、もう話したくない様子でした。
Aも本当にあの女を見たのか、それとも作り話なのか、または俺の所だけに現れたのか、今となっては分かりません。
Aとは今でも友達です。長文スマソ

636:本当にあった怖い名無し
07/01/18 02:58:50 lSguIUSqO
私も少し遅れて席をたった。トイレのドアを開ける。
中からは、おぞましいオッサンがタンを吐くような声。
鏡の前でイラつきながら雑巾を持ちたっている店員。
何が起きているのか判らないまま、空いてるトイレで用をたす。
隣では有り得ないオッサンの声。だがここは女子トイレ。

637:本当にあった怖い名無し
07/01/18 03:13:28 lSguIUSqO
おかしいとは思いながらも用をすませ、手を洗いながら鏡越しに問題の扉を睨む。
ガチャ。何もなかったようにトイレの扉が開く。
あ、隣に座ってた・・・えぇ?マジで?
そそくさと何もなかったように出ていく。



ま、要するに女は初デートでイタリアンに連れて来てもらい
2人楽しそうに飯を食っていたが、デザート前にはトイレで全て吐いていたと。

638:本当にあった怖い名無し
07/01/18 03:29:07 QPY6SmQWO
すっげ、怖かったです。
しかも長くて読み応えがある!!
このスレ最高!!!

639:本当にあった怖い名無し
07/01/18 03:35:47 QPY6SmQWO
もって読みたいです。
創作でもいいからどんどん投下して下さい。

640:本当にあった怖い名無し
07/01/18 03:49:13 ALLlOCAEO
姉が…レズです

641:本当にあった怖い名無し
07/01/18 03:50:54 CMp7101T0
女の幽霊だったら裸になってチンポギンギンにして見せてやると消えるらしいよ。
だから、やばくなったら裸で寝るといいよ。

642:本当にあった怖い名無し
07/01/18 04:00:53 YKc/TcxcO
チンポ取られるからやだよ

643:本当にあった怖い名無し
07/01/18 06:07:41 QPY6SmQWO
日本オワタ\(^.^;)/

644:本当にあった怖い名無し
07/01/18 08:37:53 4Y1PMV960
>>640
IDカコヨス



645:本当にあった怖い名無し
07/01/18 08:51:49 cpzvQzXf0
俺が始めて経験した霊体験らしい話。

本当に作り無しの実話なので怖く無いかもしれないんで先に謝る。ゴメン。

自分は大阪から20歳で上京してきたんだが当時知り合いの部屋に寝泊りしていた。
その部屋の主の友達は一時的に薬のバイト(?)のため数週間、家を留守にするという事になり、
1人だと寂しいので故郷から友人のS君を呼ぶ事にしました。

因みにS君は幼い時代、寝ていたら凄い形相の女の霊に首を締められるという霊体験をしており、
それがトラウマなのか『俺は長く生きられない』とか『早死にする』とかを落ちこむたびに言う。
更に1度、風邪薬での自殺未遂まで起こしている。日ごろ明るい奴だったので、あまり気にしていなかったし、
ただ単に、霊体験だので自分に酔っているだけかと思っていた。

S君は彼女も一緒に連れてきたので3人で4畳の部屋に寝る事になった。
もちろん3人の内の1人はS君の彼女なので

『S君の彼女』
『S君』
『俺』

という形でS君を挟む形で寝ていた。



646:本当にあった怖い名無し
07/01/18 08:53:00 cpzvQzXf0
しばらく何もなかったんだけど、ある夜久しぶりに悪夢を見た。

悪夢の内容はというと、S君と他の友達とで小学校に肝試しに行く事になった。
学校の校舎に向かうためにグランドを横切る事になる訳だ。
グランドの丁度中間位になった所で赤い服をきた女に追いかけられる。
皆散って逃げたのだがS君と俺は延々追いかけられている。
2人死にものぐるいで逃げ、S君がフェンスを超え学校の外に逃げた。
その途端、S君は車に轢かれる。

そこで目が覚めた。
今思うと単純な悪夢なんだけど悪夢から覚めたばかりの時ってすぐに寝られない。
とりあえず落ちつく為に煙草を吸う事にした。


647:本当にあった怖い名無し
07/01/18 08:53:50 cpzvQzXf0

2人を見るとぐっすり寝ている。

でも俺が起きてからすぐにS君の彼女が『キャー!!!』と悲鳴を上げて跳ね起きた。

S君の彼女も悪夢を見ていた。
内容は違うものの、S君が異様な死に方をする夢だ。

『なんで夢でS君が死んで跳ね起きる時間も同じやねん!!!』

と2人ビビッテいたらS君も起きる。S君は特に何の夢を見ていなかった様で

『お前ら2人して変な事たくらんでるんと違うんか!!!』

と怒鳴り散らしましたが、突然静かになり『もう寝よ!』と、『寝よう!』を連呼しだしました。

とりあえず2人はまた横になったものの、俺はまだ震えているんでさっき火を付けた煙草を吸い終わってからにしようということで、
最後まで煙草を吸って寝ようとしました。
『今何時かな?』と思い時計を見ると4時49分程。不意に煙草って大体吸い終わるの5分だな・・と逆算したら4時44分起き!?
怖くなってとりあえずその時は寝る事にしました。

次の朝になってS君の彼女は買出しに行きS君と2人になった時、S君が不意に

『昨夜なんだけど、ずっと扉の方からクスクス笑う女の声聞かなかった??』とwww

その後S君達はすぐに故郷に帰りました。ちゃんと今でも生きてますwww多分
俺はすぐにそのアパートを出て1人部屋を借りました。

長い割に大した話じゃなくてすまん。でも実話。
今思うとS君の霊感のとばっちりの様な気もするし、アパートが原因な気もする。今ではそこ駐車場です。

648:1/13
07/01/18 09:57:27 SUlaGoNV0
私は今年の夏はずっとバイトをしようと決めてました。
夜は警備員のバイトをしてそのまま朝、新聞配達をして寝るという生活が続きました。 ある日、社員の人が
「10分ほど行った所にあるビルなんだけどちょっと異常があったから見回ってくれない?
バイト代に色付けるから」
と言ってきたので、一緒にまわる友人―まぁ、仮に友人をAとしましょう―と二つ返事で承諾しました。


649:2/13
07/01/18 09:58:18 SUlaGoNV0
その時はさほど変には思わなかったのですが、
普通、時給のバイトに+?でバイト代を出すなんて今考えればやっぱり変ですよね。 異常があったのは5階建ての雑居ビルで、見た目からしてなんか出そうな所でした。
表の鍵は掛かっていました。もちろん裏もカギは掛かっていました。
鍵を開けて私とAは中に入りました。異常があったとされる1階は何もなし。
一応各フロアも回るように、と言われていたので、私と友人は各階ごとに一人が見まわり、
もう一人が非常口が見えるエレベーターホールに待っていることに決めました。


650:3/13
07/01/18 10:00:10 SUlaGoNV0
そして5階は友人が見まわり4階は私が……ということになりました。 5階は普通のオフィスで、
Aが見回っている間、私は非常口のドアは?
とノブを回したのですが、カギが掛かっているのか開きませんでした。
Aが「異常ないよ。こりゃもうけたな」っと笑ってホールに戻ってきました。
次は4階、私が見回る番でした。
階段が使えなかったのでエレベーターで4階へ。


651:4/13
07/01/18 10:02:54 SUlaGoNV0
そこは倉庫として使っているのか、ホールにも段ボールが積んでありました。 さて、行くかっと思ったその時、私の携帯に会社から電話が入りました。
アンテナが1本しか立ってなく、
やばいかなーと思いながら出るとすぐに切れてしまいました。表示は圏外。
Aはここで待って、私は外に出て電話をかけ直すと言うことになり、
何の気なしに非常口のノブをひねると開きました。
5階で非常階段を見回ってなかったので、私は階段で行くことにしました。
5階は異常なし。4階に戻るとAが「慎重すぎる」と笑いました。
3階、ここも非常口のドアは鍵が掛かっているらしく開きませんでした。
2階も同様に鍵が掛かっていて開きませんでした。
1階に着いたとき携帯がまた鳴り、表示を見ると会社から。
アンテナは3本立っていました。


652:5/13
07/01/18 10:07:12 SUlaGoNV0
「あれ?」っと思い出ると、社員の人がAの事をしきりに聞くので、
「普通ですよ。どうしたんですか?」と聞くと、さっきから何度もAの携帯番号で
会社に何回も電話がかかって来ているらしく、
しかも出ると必ずザーっと言うノイズ音しか聞こえないので、何かあったのか?
 と言うのです。「いや、何もないです。Aの携帯の故障じゃないんですか?」っと笑いながら言うと
「なにも無いならいいんだ」と言って切れました。 階段で4階まで行くのは疲れるのでエレベーターで
行こうと上ボタンを押したのですが、
一向にエレベーターは4階から動きませんでした。
私はAが悪戯してるのだと思い、仕方なく階段で4階まで戻りました。 
Aはエレベーターホールにはいませんでした。エレベーターを見ると1階に。
Aが私を驚かそうとしてどこかに隠れているのかな?
と思い、一応4階を見回ったのですが、何処にもいませんでした。
先に3階を見に行ったのかな? っとエレベーターを呼び、
乗り込むとAの携帯がエレベーターの中に落ちていました。


653:6/13
07/01/18 10:09:45 SUlaGoNV0
Aの奴帰ったのか? と思い、私一人で 残り3フロアを見回りました。終わったー疲れたーもう帰ろう― このとき重要な事を思いだし脱力しました。この場所には会社の車で来たのですが、
運転はAが、私に至ってはバイクなら運転できるのですが車は運転出来ない。
これじゃあ帰れないじゃないかーっと思い外に出ると、案の定会社の車はそこにありませんでした。
仕方なく私は歩いて会社へ戻りました。
その日、Aは私を置いて会社へ帰り、そのまま仕事を辞めてしまったそうです。
会社の人は私にもう帰っていいよと言いました。


654:7/13
07/01/18 10:13:06 SUlaGoNV0
何か釈然としないものを感じましたが、
臨時収入をその場で渡されたので「まぁいいか」と結局そんなふうに思ってしまいました。
制服を仕舞うときポケットの中にAの携帯が……返すの忘れてたのを思い出しました。
忘れてたというのか会えなかったってのがホントの所なんですが……。
Aは自宅に電話を引いてないので、携帯がなきゃ大変かな?
なんて思い、文句ついでに 届けてやろうと新聞配達後Aの自宅へ行きました。
Aの家はかなりボロいアパートの二階の階段前。
寝てるけどいいよねっとチャイムを押しましたが出てくる気配なし。
何回も押すと近所迷惑だろうなぁーと思ったので、夕方にでも来てみようと私は家に帰って寝ました。―私は電子音で叩き起こされました。時計を見ると7:30。鳴っているのはAの携帯でした。
仕方なく私が出ると、電話相手はAの母親でした。


655:8/13
07/01/18 10:15:38 SUlaGoNV0
Aが家にいないそうなので、まだ眠かったのですがAの母親に携帯を渡せばいいかと思い、
またAのアパート に行きました。
チャイムを押すとすぐにAの母親が出てきました。
ドアの隙間からAの部屋の中がチラッと見えたのですが、変な柄の壁紙が張ってありました。
私は携帯を渡してそのまま帰るつもりだったのですが、誰かが階段を登ってくる音が聞こえると、
Aの母親は「ここじゃなんだから」っと私を部屋に入れドアを閉めたのです。中に入った時、私の顔は真っ青だったと思います。それは、その変な柄の壁紙……は、壁紙だったのではなく、
指から血が出ても壁紙をかきむしり続けた……そんな痕だったからです。
それが、壁一面にあったのです。


656:9/13
07/01/18 10:17:10 SUlaGoNV0
Aの母親は「ペンキでも塗らないとダメね」 と雑巾でこすりながら苦笑しました。
Aの母親の話では、Aはあの仕事中人を殺してしまった とAの母親に電話を入れたそうですが、
途中で叫び声と共に電話が切れてしまったそうです。
その後何度電話しても話し中で、父親と話し合い、彼の母親が始発電車でAの所へ来たそうです。
そして管理人さんに電話を借りてAの携帯へ電話したそうなのです。
それを、僕がとったというわけです。あいにくAの部屋の両隣は留守で、中で何があったかは分からないのだと言っていました。そして先日。Aから電話があり、会うことになりました。
Aはまるで別人の様な顔つきになっていて、
はっきり言って喋るまで本当にAなのか? とさえ疑うほどでした。


657:10/13
07/01/18 10:18:42 SUlaGoNV0
実はAから電話があった後、彼の母親から電話があり、
「Aがあなたに何を言っても、すべて 『Aが疲れていたせいだ。只の幻覚』だと言ってくれ」と言われていました。
その言葉に、Aは普通では考えられないような事を言うのだろうと、覚悟は決めていました。彼が語った話とは……あの日、私がAと4階で話し、階段で下に向かっているときエレベーターが1階に降りていったそうです。
Aは、私がダッシュで階段を下り、自分を驚かせる為にエレベーターで上に上がって来るのだと思い、
逆に驚かせてやるつもりになったそうです。


658:11/13
07/01/18 10:19:33 SUlaGoNV0
そして、エレベーターの前で扉を背にして立っていました。
エレベーターが開く音、誰かがゆっくりAに近づく感じ……
しかしそのとき非常口のドアが開く音がしたんだそうです。
Aはあれ? っと思い振り返りましたが、その目には非常口が閉まったところしか見えなかったそうです。
まさか泥棒!? と思ったAは、急いで非常口のドアを開けたそうです。すると、扉が何かに当たったそうです。
懐中電灯で見ると、そこには髪の長い女が倒れていて、
しかもその女の体はうつぶせであるにもかかわらず、頭はほぼ上を向いていたそうです。
Aは怖くなってエレベーターに駆け込むと、その中から、母親に電話をしたそうです。「人を殺した」と。
その時スーっとエレベーターのドアが開いたそうです。


659:12/13
07/01/18 10:22:02 SUlaGoNV0
そこには頭がいやな方向に曲がった女が、はいつくばりながらいたそうです。
エレベーターのドアは閉まる……が、女の腕に邪魔をされてまた戻る。そんなことが何回か続いたそうです。
そして女は立ち上がり、曲がった頭をAの方へ向け、         憶えたからねと言ったそうです。
Aは女を突き飛ばしたそうです。
そして(私が1階でボタンを押していたので)エレベーターは1階に。
Aは無我夢中で会社へ逃げたそうです。
いきなり会社を辞め、バイクで急いで家に帰ったそうですが、部屋にいても女がやってくるのでは?
と言う考えが頭を離れず、部屋から逃げ出したそうです……鍵もかけずに。Aが後になって下の住人から「朝までガタガタ何やってたの?」
と言われたときは、あの女が来たのだと思ったそうです。
その話を聞いて私は嫌な汗が出ました。


660:13/13
07/01/18 10:23:55 SUlaGoNV0
下の住人の話からすれば、私がAの部屋に行っ たときもAの部屋にはソレがいたってことですよ?
玄関には鍵が掛かっていなかったんです。これがサスペンスドラマなら、私は必ずドア開けてますよ!
もしも、本当にそうしていたら、私はソレを見てしまったのかもしれないんです!!
……Aは今はそのアパートを出て違う所に引っ越したそうです。臨時収入をつけてくれると言った会社が、このことを知っていたかどうか……それはわかりません。私の結論―・エレベーターは必ず前を向いて待ちましょう。
・ドアはゆっくり開けましょう。
・人の家のドアはどんな時でも開けようとしない。けれど……ソレが人間でなかったとすれば(そうとしか考えられませんが)、
結局は何をしても無駄なのかもしれません。
そこの扉を開けたとき、ソレに当たらない保証が、あなたにはありますか?


661:本当にあった怖い名無し
07/01/18 10:24:08 uHC8m2SF0
乙!今から読んでみる。感想は書かない。

662:本当にあった怖い名無し
07/01/18 10:42:32 QXia3hWaO
なんで「人を殺した」ってAは電話したんだろう(´・ω・`)?

663:本当にあった怖い名無し
07/01/18 10:52:40 jvbpjmdE0
ようやく実体験をまとめられた
オチがつまらないが読んでくれ

664:1/3
07/01/18 10:56:42 jvbpjmdE0
実際の体験談です
話は今から5年ほど前になります
元々、俺は幼少の頃から見るなどの経験があるためによく友人達に体験談を語ってました
そんなある日の事ですが
友人Aが「心霊写真を見てみたい」と言ってきたのが始まりです
俺はそれを聞いて、遊び半分は危ないと思い
「ふざけて見る物でもなければ、本当に危ない事も多々あるからお勧めはしない」
だがAは見たいと聞かないで一度きりの約束で承諾しました

そのAと友人Bと俺で近くの観光名所であり自殺の名所でもある場所に向かいました
駐車場に着いた途端、空気が重くなったような気になりました
「来るべきじゃなかったかもしれないなぁ」とそう思えました
自殺現場であろう場所に着くと異様な光景に驚きました

オーブのような玉が無数に飛んでる他、林の方を向くと明らかにあの木で首を吊ったであろう
青黒い男の人がいる
その近くでイチャつくカップル、家族旅行であろう観光客
「この現状で写真を撮りまくってる観光客はある意味すげーわ」
とぼやいてしまうほどでした

AもBも観光をしていて、何か感じたりする?と聞いてみると
「何も感じないし、良いとこじゃね」
と言うだけで観光を思う存分楽しんでました

665:2/3
07/01/18 10:57:44 jvbpjmdE0
俺は早々に帰りたくなったので心霊写真をこの草しかない場所で撮ろうと思いました
危険を承知で交霊しました
「私の呼び掛けに応じてください。姿を我の前に出し自身の存在を証明して下さい」
フゥ~・・・
と息を噴出し、式神もお守りとして呼び出しておきました
そして、デジカメで一枚パシャリ・・・

さて帰ろうと思い、車に乗り込み思いました
「あー、やっぱ憑いてきてるなぁ」
AとBに憑いて来てる旨を話して、祓うから話しかけないでくれという事も伝えました
俺とBには害が及ばないようしましたが体力的に
Aを完全に守る事は無理かもしれないという事も伝えました

A宅に着いていて、デジカメの一枚を見る事にしました
テレビに繋ぎ、大画面で見てみるとそこには・・・

666:3/3
07/01/18 10:58:32 jvbpjmdE0
中央には、中年の目の部分、若い女性の目の部分、そして男性の口の部分が写っていて
右端にも女性の大きな顔があり
左端には陰陽師とかが使う人型の紙・・・頭の部分だけ無い状態
左端上部にも男の顔が写り込んでいた

AもBもそれを見て
「すげー!顔に見えてる!5~6人ぐらいいる?」
とはしゃいでました

俺は見た瞬間、寒気がしました
「これはヤバイ」
得に中央に並んだ目と口がこちらを凝視している
左端の頭の無い人型の紙のような物
どう見ても俺の身代わりになった式神に見えました
これはお祓いした方がいいと思い
「近くの神社に持っていてお祓いして貰った方がいい、得にAはな」

だがAはしばらく持って置きたいと言い聞きません
「どうなっても知らないぞ?」と言うと
「大丈夫だって」と言うA

仕方ないので俺もBも帰宅しました
1週間後にAと会う機会があり、あれから何かあったか?と聞いてみると
「あの写真を撮った夜に金縛りにあい、原因不明の高熱がでて3日苦しんだ」

俺自身の力不足もあったが遊び半分ではもう言い出さなくなったので良かったです
実体験を今まで何十回もありますが、これはその一つです。暇あればまた書きますね

667:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:07:18 jvbpjmdE0
実体験で本当に人に害が出た話
その場所はまだあります、コントロール出来ずに霊視をしてしまう方は
霊障に当たられる可能性があるため気をつけて下さい

668:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:19:15 R2X0TTQP0
霊感のある友人の話は多いけど、霊感のある本人の話か。
珍しいな。
話の内容についてはスルー。

669:1/2
07/01/18 11:21:28 SUlaGoNV0
まだ私が小学生の時の話。
その頃,おばぁちャんの家の近くに引っ越すということで新しい家が完成するまで私達はおばぁちャんの家に取りあえず住むことになった。
私はまだ小学校の低学年だったが,怖い話とかはわりと好きな方だった。
その日,私達はいつものように2階の部屋に家族全員 川の字になって寝ていた。隣の部屋は祖父母の部屋になっていた。
夜中の2時頃‥私はなかなか寝付けないでいた。すると階段を上がる足音がした。
どうやら男の人の足音の様だったので『父か祖父がトイレなどに行ったのだろう。
父なら部屋に入って来るだろうし,祖父なら隣の部屋の引き戸をあける音がするし‥』
と軽く考えていた。耳をすましてその足音を聞いていると,やっぱり私達の寝てる部屋の前で止まったので『やっぱり父だ』と思い,そして少し安心したからか眠気が襲った。


670:2/2
07/01/18 11:22:13 SUlaGoNV0
しかしドアノブに手はかかってるはずなのに,一向に入って来ない。『どうしたんだろう??』
と思ったその瞬間‥
ガチャガチャガチャガチャ‥とドアノブがすごい勢いで動いた。
それとほぼ同時にドアをガンガンガンガンと叩くすごい音。
しかし,それだけすごい音がしているのに隣に寝ている家族は起きる素振りもみせない‥。
どうやら私にしか聞こえていないようだった。

音は止みそうにない‥。すごく怖くてどうしようかと布団の中で半泣きになっていたが,勇気を出して電気を付けた‥。
すると,さっきまでのすごい音は止み,部屋には何事も無かったかのように父が寝ていた‥。

あれは誰だったのだろう‥。それからその部屋には盛り塩をしてある‥。


671:533
07/01/18 11:29:52 ukIx7A+F0
>>542 やっぱそうなのかな~ありがとう
昨日の怪音話書いた者だがついでに猫の話でも。

当時その猫は10歳で黒模様が綺麗なアメショ♂だった。
初めて飼った猫で、兄弟のように育った。
倒れる直前まで本当に元気で、でも数日前から家族一人ひとりの前に来て
30分くらい纏わりついてはゴロゴロと喉を鳴らしていた。
普段クールな奴だったからおかしいとは思っていた。
私の所へ来たのは最後から二番目(最後はじいちゃん)で
昼間からダラダラしていたら、突然ベッドに乗ってきて脇腹の所で丸くなった。
珍しいなあと思いながら撫でてやると、気持ちよさそうにしていたのを覚えている。

672:533
07/01/18 11:31:47 ukIx7A+F0
その二日後、猫は急に倒れた。
珍しくじいちゃんの部屋に入ってきて、急に苦しみだしたとの事。
家にいた私は猫を抱えて家で仕事をしていた父を呼び、
泣きながら獣医に連れて行った。

腰か背中どこかの血管が詰まって、かなり危ない状態だと言われた。
後ろ足が冷たくなってた。もし治っても、もう下半身は動かないだろうと。
仕事が終わって母も来て、獣医から安楽死の選択肢もありますと伝えられたが、
痛み止めの注射を打ってもらい、結局家に連れて帰った。

それから私の部屋に毛布を敷いて猫を寝かせ、
家族交代で夜通し猫の世話をした。自分で歩けないからエサやトイレを手助けしてやった。
3日くらいで、もう水も自分で飲めなくなっていた。

673:533
07/01/18 11:32:28 ukIx7A+F0
結局、一週間後の夜息を引き取った。忘れもしない某万博最終日。
それまで起き上がれもしなかったあいつを家族皆で撫でてやったら
一度だけゴロゴロって喉を鳴らした。
少し苦しそうに呼吸して、最後フゥって息吐いて眼を閉じた。

奴の死んだ夜、母と妹と私川の字で猫の横で寝たんだが、
午前4時過ぎ、いつもより小さく、あの音(>>533)がした。
朝聞いてみると2人とも眠れなかったと言っていたが、
そんな音は聞こえなかったらしい。

今でもあの猫の事を思い出すと泣いてしまう。
10歳といえばまあ生きたほうかもしれないが、あの音が原因なんじゃないかと思う事もある。
守ってくれたかもしれないけど、逆にそれで死なせてしまったならと思うと…

674:533
07/01/18 11:35:51 ukIx7A+F0
また長くなった…
霊とかあんまり関係ないけど、頭のいい猫だったよ。

ちなみに、そいつが死んだくらいに生まれた雑種の猫が今我が家にいます。
♀のくせに、だんだん態度と顔つきがあいつに似てきたwあまり鳴かないところもそっくりだ。
まだ1歳なのに凄い貫禄があると友人に言われる。私には、死んだ猫も今の猫も大事な家族です。

675:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:40:10 LQVMpnyQO
アイカゴは死んだか?



676:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:43:01 uxXZ2tSfO
質問したいんですけど
昨日の深夜2時ごろに
自宅の自室で読書をして
いたのですが、
窓の外に影が見えたんです・・・。








今日の昼飯ハンバーグかラーメン
どっちにしたら良いですか。

677:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:43:47 yHAwSlIo0
ハンバーグがいいです

678:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:46:47 SUlaGoNV0
チャーハン

679:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:48:12 uxXZ2tSfO
ならばお刺身にします

680:本当にあった怖い名無し
07/01/18 11:57:45 4NNqySGM0
1904年4月28日、インディアナ州の農場で焼死体が発見された。
警察の捜査の結果、死体は農場の女主人ベル・ガニスと判明。警察は農場の小作人・ジョージを逮捕した。
しかし、ジョージは女主人は殺人狂で、正当防衛だと主張。警察がベルの屋敷を壊して調べたところ、驚くべきものが見つかった。
壁の中から無数の遺体が出て来たのである。死体はまだ新しいものから、ミイラ化したものまであり、その数は百体を超えた。特筆すべきは、遺体は全て男性であった。
ジョージは正当防衛が認められ、無罪放免になった。
警察の捜査の結果、この毒婦が哀れな犠牲者をどのように罠にからめとったか、その手口が明らかになった。
ベルは新聞にこのような広告を出していたのである。

「結婚相手を探しています。私は農園を経営しているので経済的には苦労させません。なお、あなたの誠実さの証として500$持参して下さい。 
                                                                ベル・ガニス」

681:本当にあった怖い名無し
07/01/18 12:25:13 S3TB32BV0
一、この話は創作
ニ、振り返ることは許されない
三、最後まで見る事

雨の日、やることもなく男はパソコンをいじっていた。
仮に男をAとしよう。
Aは引きこもりをしている。容姿はいたって肥満だ。
そんなAもついにやることがなくなってしまった。
はたしてとりえも才能もないAは恐い話を検索した。
Aはオカルトには興味は無い男だった。そんなAだからこそ心霊
現象など信じはしない人の一人だった。
検索すると何千とヒットする。Aは検索数の高い話を次々と見ていった。
何時間とブラウンカンと睨めっこをし、ついには厭き始めてきたA。
そんなAはある一つの話を目にする。
どこにでもありそうな掲示板の一つの書き込み。
そこにはどこにでもありそうな恐い話しが書いてあるだけだった。
しかし、一つだけどの話とも違うのは一番下に
「一、この話は創作 ニ、振り返ることは許されない 三、最後まで見る事」
と書いてあることだった。それを見た瞬間Aは寒気を感じた。
窓の外では雨が酷く降り続けている。視界の端では女が笑う。
Aはもう一度書き込みを見た。

682:本当にあった怖い名無し
07/01/18 12:25:59 S3TB32BV0

「一、この話は創作 ニ、振り返ることは許されない 三、最後まで見る事」

Aは突然振り返りたくなった。この書き込みの意味する物は何だろうか。
妙な好奇心のせいか身体が震えてくる。雨は今も尚降り続ける。
Aは振り返った。何も無い。いつもの自室だ。視界の隅では女が哂う。
パソコンをもう一度見る。すると、書き込み欄に異変が起きていた。

「一、この話は現実 ニ、過ちを知る事 三、最後まで観る事」

視界の隅で雨が降っている。女は恐怖に顔を歪ませる。
幾度と無く刺し幾度と無く切る。
Aは理解した。この話は、俺自身の話だ。
Aはパソコンの電源を切った。布団に駆け寄る。
記憶が何かを探ろうとしている。思い出すのに怯えている自分がいる。
ふいに布団から顔を出した。視界には女が哂っている。
雨の日、男は女を殺していた。
男の名はAだ。
忘れようとしていたのに。Aは目の前にあの日の画面が蘇る。
掲示板に書かれていたあの話は、一体誰が書いたんだ。
Aは最後の文を思い出した。「三、最後まで観る事」
今、Aの前にはあの日の女が居る。
違うのは、体中に刺し傷や切り傷があることだ。
高らかに女は哂う。視界の隅で雨が降っている。

一、この話は現実 
ニ、過ちを知る事 
三、最後まで観る事

683:本当にあった怖い名無し
07/01/18 13:02:43 smo80nlFO
短いし恐くないけど聞いてくれ。

知り合いの結婚式に出た日の夜、三次会が終わり新郎が先にダウンして強制帰宅したので新婦と二人でラーメンでも食べに行こうかって事になった。
新婦が何故かしきりに私の顔を見て首を傾げている。
どうしたのって聞いても何でもないって答えるだけ。しかし、ラーメンも食べおわり解散するときにポツリとつぶやいたのを聞いてしまった。「なんで首が…」
しばらくして結婚式の写真が出来上がった。写真を見たときびびったのを覚えている。私の首が無いのだ。頭はある。顔もある。首が無い。
きれいにすべての写真の私の首が無かった

684:本当にあった怖い名無し
07/01/18 13:04:08 SUlaGoNV0
クロマキーですな

685:本当にあった怖い名無し
07/01/18 13:04:36 CeE4RnE20
デブで最初から首がないというオチ。

686:本当にあった怖い名無し
07/01/18 13:27:15 LQVMpnyQO
長文が続きアイカゴが出て来れなくなっている件

687:本当にあった怖い名無し
07/01/18 13:40:56 LQVMpnyQO
激が死んだ件

688:1/3
07/01/18 13:49:32 SUlaGoNV0
かれこれ15年は経とうかと言うのに、いまだ忘れる事が出来ない顔がある。私は中学の時、押し入れで寝ていた。
中は当然広くも無く、体育座りをしてようやく体が入る程度の高さしかなかったが
小さい机と電気スタンド、漫画本や玩具を並べ、狭いながらもお気に入りの部屋だった。その頃の自分は無類の怖いもの好きで、肝試しや怖い話などはしょっちゅう、
付き合わされた友人には気の毒な事をしたと今になって思う。
しかしそれでいて、極度の怖がりだと言うのだから全くもって手に負えない。
その為、寝るときは電気スタンドの電気を消さず、狭い部屋を煌々と照らしていた。中学2年生のお盆も中頃を過ぎた真夏の暑い日の深夜、
上半身裸、トランクス一枚で布団を掛けて寝ていたが、
あまりの寝苦しさに足で布団を下に擦り下ろした。


689:2/3
07/01/18 13:50:30 SUlaGoNV0
半分寝ぼけた状態で「ふぅ、これでやっと涼しくなった」とでも思ったのだろうか
大きく息を吐き、再び深い眠りに付こうと試みる。・・・何か、オカシイ。
布団を掛けていた時より寝苦しい・・・。
ナンダロウ、何だ?
寝苦しいというよりも、胸が苦しい。押し入れは襖(ふすま)のある入り口と、もう片方は壁なのだが
壁に背を向けて左半身を下に寝ていた。
モチロン、押し入れは一人が横になるのが広さ的にも精一杯。電気スタンドの明かりが狭い押し入れを照らしている。
布団は既に足元まで移動しているので、照らされている自分の胸元を何気なく見た。左半身を下に向けた自分の両脇から、白く冷たい手、まるで白粉でも塗りたくった様な
真っ白く細長い手が「にゅっ」と飛び出し、自分の脇を
「ギュ~」、「ギュ~」、「ギュ~」と押しているではないですか。


690:3/3
07/01/18 13:51:37 SUlaGoNV0
自体が全く飲み込めず「なんだこれ~」と眺めていました。両脇の手は背中の方から伸びています。
多分短い時間、5秒程度だと思いますが非常に長く感じられました。
「キリキリキリキリ・・・」
本当にそんな音が聞こえ、その音に合わせて自分の首が真後ろに捻じ曲げられます。
肩、手、足は全く動かなく、首だけが。そこには、真っ白く綺麗なロングの女性が押入れの壁に半分埋まった状態でいました。
女性が口元を緩め「ニィ」と笑った瞬間、フッと意識が飛び気絶してしまったようです。次の日の昼過ぎに目が覚めました。
「ん・・・疲れた。体がダルイ。なんか、怖い夢だったな~」
ふと、自分の両脇を見ると締め付けられたような手形がくっきりと胸に残っていました。自分の体験談はいくつかありますが、その中でも一番怖かったのがこの出来事です。
以来、壁を背にして寝る事が出来なくなりました。


691:本当にあった怖い名無し
07/01/18 13:56:09 RFZFzWuB0
荒れてるのをいい事に駄作ばっか投下されてる気がする。

692:1/2
07/01/18 13:59:27 SUlaGoNV0
俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、
地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。
ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
と書いてあった。
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」
と書いてあった。


693:2/2
07/01/18 14:00:34 SUlaGoNV0
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。
それからはもう、その場所には近づいていない。




694:1/5
07/01/18 14:03:21 SUlaGoNV0
今からちょうど10年前、私がまだ大学生だったころのことです。
当時、私には一つ年下の彼女がいました。彼女は霊感の強い子で、
それまでにもさまざまな体験をしていました。妙な音を聞く、街
中でおかしな人影をみる、金縛りにもよくあっていたようです。
特に、嫌な場所(彼女が言うには、空気がよどんでいるらしい)
の側に行くだけで、頭が痛くなるほどでした。


695:2/5
07/01/18 14:04:43 SUlaGoNV0
その日、いつものように僕は彼女の家に泊まりにいっていました。
場所は渋谷区笹塚にあるワンルームマンションで、甲州街道を渡り、
商店街を抜けて左に折れてしばらく行ったところにある白い建物で
す。わずか4畳半ほどの狭い部屋で、入り口を入ると左側にキッチン、
右側にはユニットバスという、よくある間取りです。
部屋には窓が二つありました。一つはバルコニーに面した大きな
窓、そしてもう一つ、問題の小さな窓が左側の壁面、エアコンの
真下に、ちょうど人の胸の高さのところにありました。


696:3/5
07/01/18 14:06:08 SUlaGoNV0
その日はいつもより早く就寝し、
大きな窓に添うように置いてあるベッドで二人寝ていました。
時間は覚えていません。僕はふと目がさめたのです。
頭の上にある窓とエアコンの辺りから、パシン、パシンと
何度か音が聞こえており、その音で目覚めたのでした。
妙な目覚めの良さで、頭がすっきりしていたことを覚えています。
季節は冬ということもあり、部屋の内装の乾燥による音だと
思って、しばらくエアコンを見つめていました。
それが起きたのは次の音が鳴り響いた時です。
突然、隣に寝ていた彼女が「ううぇ」と何度も唸りはじめ、
体を硬直させ全身震え始めたのでした。


697:4/5
07/01/18 14:08:43 SUlaGoNV0
悪い夢にうなされているのだと思い、すぐさま彼女を起こそうと
僕は彼女の体を揺り動かしました。彼女はうつろな、どこにも
焦点のあっていないような目で天井を見つめたまま、
こう言い始めたのです。
「おぉ、女の、中年の女の声が・・・。『お前の子供が6才になっ
 たら、海で溺れ死にさせてやる』」
僕はなぜかとっさに思いました。さっき自分の聞いた音は、乾燥による
建材の音ではなく、ラップ音なのだと。
訳もわからず僕は彼女を抱き寄せて、お腹の中で叫んだのでした。
ただ頭の中にあったのは、テレビで聞いた『声魂』でした。
霊に襲われそうになった時、声にならずとも腹の底から叫べば
霊を追い払う事ができるというものでした。
「彼女のところに来るんじゃない!来るのなら俺のところへ来てみろ!」
2度ほど叫んだと記憶しています。
2度目を言い終わったと同時に最後の音が同じ窓のところから響きました。


698:5/5
07/01/18 14:10:39 SUlaGoNV0
パシンッ
次の瞬間、彼女がこう言ったのです。
「女が『クソッ、チクショウ』って言った・・・」

彼女はこの部屋に越してきてから何度か妙な体験をしており、
僕にはそれを話していなかったのです。霊の通り道というのを
どこかで聞いたことがありましたが、何度か彼女はそれを
この部屋の中で体験していたのでした。
霊感の強い人間と一緒にいると影響されるとも聞きます。
それまでの僕にはこうした体験は一度もありませんでした。
興味深いのは、彼女が1ヶ月ほど前に見てもらった占いのなかで
「あなたの彼はあなたを救う星の位置にあります」
と言われていたことです。
現在、その白いマンションはまだ存在しています。


699:1/4
07/01/18 14:24:30 SUlaGoNV0
病院で掃除のバイトしてた頃の話。掃除は深夜誰もいなくなってからやっていた。
その日、俺は全ての作業を終えエレベーターで一階に降りようとした。
この時間は看護婦も診回りに行かないし、医者も当直しかいない。
まして患者さんなどいるはずも無いから病院の中は本当に静かだった。
㊦ボタンをいつものように押すとエレベーターは上に上がってくる、はずだった。
なぜだか、その日は下へ下へと降りていく。そしてエレベーターは地下二階で止まった…
その階には『霊安室』といくつかの検査室しかなかった。
誰があの階に?
いるわけがない…今日の深夜バイトは俺一人なんだから…
そう考えているうちにエレベーターは上がってきた。
途中で止まってくれたら、誰か忘れ物でもしたのだ、と思えるのに、
エレベーターは俺がいる階まで上がってきた。霊安室のある階からノンストップで最上階まで。
最上階には物置しかなくて俺は掃除用具を片付けに来ただけだった。


700:2/4
07/01/18 14:25:48 SUlaGoNV0
誰もここに来るはずが無かった。そしてエレベーターの扉が開いた…
そこには誰もいなかった。
何だ、勘違いか。と安心して乗り込もうとした瞬間、何か血なまぐさい臭いがしてきた。
エレベーターの中からだ。
俺はもう気持ち悪くってエレベーターをあきらめ階段を使って一階まで降りた。
えらく時間が長く感じた。
後ろになにかがいるような気がして後ろも見ず一気に駆け下りた。

次の日は昼番で、そこで初めて聞いた。
あの日患者さんが屋上から飛び降り自殺したのを。
そして遺体は霊安室にあったことを。



701:3/4
07/01/18 14:27:29 SUlaGoNV0
俺はそれでも霊とかはあまり信じちゃいなかったからこのことは勘違いで済ませ
それからもそのバイトは続けていた。
しばらくしてから、ある友達とアパートで酒を飲むことがあった。
そいつは自称霊感ありの奴だったから俺は病院での出来事をそいつに語ってみせた。
俺が話している間、そいつは静かに聴いてたがだんだんそわそわしだした。
トイレかなと思ったけどそうじゃないみたいだ。
そしたらいきなり『俺もう帰るわ。』て言い出した。まだ酒も余ってるのに。
俺は引き止めたけどそいつはさっさと帰ってしまった。
何だあいつ、と少し腹が立ったけど、一人で飲んでも仕方ないのでその日は寝ることにした。
本当に嫌な夢を見た。狭いところに無理やり押し込まれるようなそんな夢を


702:4/4
07/01/18 14:29:26 SUlaGoNV0
次の日俺はそいつと学校で会ったから、何で昨日帰っちゃったんだ?と聞いてみた。
そしたらそいつ、こう言った。
「あの話してる時、なんとなくドアの方見たんだよ…そしたらさあ覗いてんだよ
女がさあ…ポストの受け取りかごの隙間からさぁ…」
ありえなかった。投函口の内側についてるボックス、あんなところに人の頭が入るはずもないし。
その時外から投函口に頭を突っ込んで、ボックスのスダレみたいになってる隙間からこっちを
見てる女の顔を想像して気分が悪くなった。
「言っても信じてもらえないと思って…それに血まみれでしかも逆さで…
ほんとに置いてってゴメン、ゴメン…」
と最後にはそいつは俺に泣きながら謝ってた。

俺はそれでバイトを辞めた。


703:1/5
07/01/18 14:32:40 SUlaGoNV0
3年程前になるが、俺は軽い腎炎で地元の市立病院に入院した。
2日ぐらい点滴を受けたら高熱も引き、若いからそれだけでもう気分は健康体なんだが、
医者がそれで許してくれるはずもなく、結局2週間近く入ってた。w
だから、察しは付くだろうけど、なにしろ退屈でね。
やる事無いから昼間からTV見ながらウトウトしちゃったりして、
当然の事ながら夜眠れない。その夜も、夜中2時半回った頃に目が覚めて
どうしようもないから、1階にある喫煙所に行った。


704:2/5
07/01/18 14:35:31 SUlaGoNV0
30分かそのぐらい?そこで一服して、茶ぁ飲んだりしてぼんやり過ごし、
さてそろそろ寝ようと、ロビーに戻り、
「中央エレベーター」と呼ばれる8つのエレベーター群のひとつの▲ボタンを押した。
開かない。あれ?
このエレベーターは、使う人がいなければ自動的に1階に戻って待機してるはず。
ドア上の階数表示を見ると、地下2階から上がって来る所だ。
他のエレベーターに目を巡らすと、どれもちゃんと1階で止まっている。。。
夜勤の看護士さんかな?と思う間もなく、ドアが開いた。


705:3/5
07/01/18 14:37:19 SUlaGoNV0
人がいた。どう見ても看護士ではない。
つか、男か女かもわからない。案山子のように突っ立っている。
痩せ細っていて老人ぽい印象だが定かではない。
だぶだぶの白い着衣に負けず劣らずの真っ白な顔。
だらんと両脇にぶら下げた腕。
大きく見開いた目はちょっとグレーっぽく、俺を見ているのか見ていないのか…
正面からもろに顔突き合わせたのに、まばたきもしない。
表情も微動だにしない。反応ゼロ。


706:4/5
07/01/18 14:38:55 SUlaGoNV0
「すっ、すいません」と、何故か謝り、数歩退く俺。(^_^;)
ドアが閉まり、そいつを乗せたエレベーターは一気に屋上まで上って行ったようだ。。。
もちろんそれが戻って来る前に、他のエレベーターで急いで自室に帰り(6階)
布団をかぶって無理矢理寝た。



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