07/01/17 14:20:02 N+LR6zLBO
十年くらい前の「なかよし」の付録としてついてきた
ホラー漫画の短編集の小冊子
(たしか「恐怖の館」とかそんな名前がついてた)にあった一話。
女の子が事故だか自殺だかであの世にいるんだけど、
三途の川を渡るときにもし向こう岸まで泳いで辿り着けたら
天国に行ける、でも途中で流されてまたこっちの岸まで戻って
来てしまったら生き返らなくては(生まれ変わらなければ?)
いけないとかの忠告がある。
そして泳いでいる最中に体中の皮が脱皮みたいに
べろんってむけて生まれ変わりの準備をする。
まわりの死者達は川に入って泳ぐんだけど、
ほぼ全員途中で流されてこっちに戻って来てしまう。
女の子は、もう生まれ変わりたくなんかない、向こう岸まで行って
天国に行ってやると意気込んで川に入るんだけど、
大きな波がきて抵抗虚しく元の岸に…。
場面はその女の子の部屋と思われる場所に変わって、最後のコマには
「流れに逆らった罰なのか、私の皮は脱げかけたまま戻って来ちゃったの」
みたいな文あり、
全身の皮膚がだるだるにたるんだ女の子の姿で話は終わる。
その絵が怖くて怖くて当時は絶対そのページは開かないようにして他の話読んでた。