06/12/17 17:07:08 9H4Nj21c0
信じようと信じまいと―
山梨の田舎で、少し前まで「傘バス」と呼ばれるバスが通っていた。
普段乗るバスと見た目も時間も変わらないが、車中には大量の傘が用意してある。
乗客達はその傘の中から、かつて自分がバスの車内に置き忘れた一本をいつも見つけ出す。
その「傘バス」が走る日は予報にない雨が必ず降り出すのだが、その日の朝の乗客は決して雨には濡れないと言う。
ばーちゃんから聞いた話。
田舎だから大よそ顔見知りってのもあるかもしれないけど、流石に誇張だよな?