06/10/28 04:19:14 ERTKkWKz0
真冬の明け方5時半過ぎ、俺は新聞配達の途中だった。
普段はまだ暗いのに、その日は普段より明るく感じた。
あと十軒程で配り終わると思った時、突然耳がキーンと
なって地面がからごごごと音がしてゆさゆさと揺れだして
直ぐに立っていられない位の揺れになり、俺は四つん這いの姿勢に
なって道の真ん中でじっとしてた。
すると、前方左側の新聞を配る予定だった2階建てのアパートが
一階部分を潰して道路側に倒れてきた。
俺はまだ揺れが収まらず動けないでいたのだが