07/01/05 00:37:51 +l5hKH/x0
・・・
気がつくと俺は浴室のタイルの上で仰向けになって寝ていた
体は熱くほてり頭はクラクラしてうまく立てない どうやら湯あたりでもしたらしい
ようやく体を起こした俺はなぜ自分がこんなところにいるのか懸命に記憶を探った
ふと下半身に強く快感と開放感の余韻が残っているのに気付く…まるでナニしたあとのような…
…そうだA子が!!A子!?
ハッと浴槽を見るがA子の姿なぞ影も形も無い 家の中にも自分以外の誰かが出入りしたような気配も無い
まるでA子が湯船の中に解けて消えてしまったような錯覚すら覚える
唯一気付いた異変は湯船に中にプカプカ漂う白濁の…(´・ω・`)
どうやら湯にのぼせた俺の夢精です 本当にありがとうごz(ry
情けなさ全開で風呂掃除を終えた俺 気分転換にと家を出たが何故か足は隣家の前で止まってしまう
タイミング悪く家から出てきたA子とバッタリ出くわす うわぁ気まずいなオイ
A子は俺を認めるや顔をバッと赤らめる おや?まさかこれは…
「ひ、人の家の前でなにうろついてんのよ!?」
出会い頭、仮にもお隣さんに開口一番これです こいつはいっつもこうなんだ
一瞬でも(あの夢は現実?)と頭をかすめた自分が情けない 小学校卒業時には犬猿の仲と化していた二人
コイツが俺を、俺がコイツを慕ったり異性を感じたりなどあろうハズが無いのだ
それにしてもこんなに顔を真っ赤にして吠え立てることも無いだろうに そんなに俺が嫌いか?
「何でもねーよ」とそそくさと退散することにする
「あ、今夜またあんたんちの風呂もらいに行くから。ちゃんと掃除しときなさいよ!」
はいはいご心配なく掃除はきっちり終えておりますよ…大体そんなに嫌いな奴の家の風呂借りるなよ…ん?『また』?
「こ、今度は最後まで気絶しちゃだめなんだからね!?」