06/12/08 08:27:11 YCdEIJx1O
「ねぇ?こいつ幽霊じゃないわよ?俗にいうサキュバスって奴だわ」
珠美が口を挟んでくる。
「サキュバスだと?畜生、やっぱり俺を騙したんだな!? 」
『な、何よ!何なのよ!
ロンリークリスマスて淋しい男達を慰めてやってるだけじゃない!文句言われる筋合いは無いわよっ!」
「一度でもサキュバスに精気吸引された男は5年後に死ぬけどね」
…
つまり、あと二年後に、死ぬ?
「なんて事しやがる!このビッチ!」
『何よぅ!もう知らない!
あんたなんか死んじゃえ!』
そう叫んでサキュバスは窓を突き破り逃げていった。
「どうしよう、たま?
俺、もうすぐ死んじゃうよ」
もう頼れるのはこいつだけだ。
「知らないわよ!勝手に死ねば?それよりカネ払いなさいよ
これから彼とラブラブなイブを過ごすんだからさぁ、早く!」
珠美は金を強奪するとホストクラブに突撃していった。
現実なんてこんなモンさ